
adidas HEAT.RDY 3ストライプス 半袖Tシャツを購入した。前にレビューしたランニングシューズSL20に合わせて赤色!
ランニングや筋トレのときに使うトレーニングウェアだ。
アディダスの「HEAT.RDY」は2020年度新規リリースされた素材。シャツそのものというより素材に焦点を当ててどんなものか感想を述べる。
トレーニングウェアについて

本題に入る前にトレーニングウェアについてなのだが、「そもそも服なんて着られりゃよくね」という考えの方も一定数いると思う。
しかし運動時のウェアは重要だ。トレーニングでの激しい動きに対応するため収縮性やフィット感が良いのはもちろん運動時をしている時にかく汗への対策として、通気性、吸湿速乾、軽量性が段違いである。
とにかく汗への対策は必須。普通の服だと、運動時の発汗に耐えられるものではない。
汗をかくと肌にベタベタ張り付いて不快であるし、汗がいつまでも乾かないと冷えて体調を崩す。
運動をするときは専用のウェアを着用したほうが良いのだ。
通気性が良いもの、吸汗速乾性に優れているもの、軽量性の高いものを身につけると体への負荷と気持ち的に全く違う。
あまりこだわりを持っていない人も、いいウェアを一度着用してみて欲しい。
トレーニングウェア以外の服で運動することが、狂気の沙汰でしかないことに気がつくだろう。
adidasのREADY素材とは

今回購入したのはアディダスの「HEAT.RDY」という比較的新しい素材を使ったトレーニングウェアなんだけどそいつを説明するために、まずアディダスが採用しているウェア材についてまとめる。
ざっくり表にしてみたものが以下。

アディダスはウェアやシューズに使用している素材に対して長いこと上表の「CLIMA(クライマ)」という名前を付けていたのだけれど、2020年から下表の準備をするという意味を持つ「READY(RDY レディ)」という名称に変更したんだ。
心機一転とカテゴリごとに一本化することが目的だと思う。
2020年現在だと移行期間中。
だから前モデルクライマシリーズの在庫もあるので、混ざって初心者が把握しにくい印象を受ける。
だが時間が立てば、全てREADYシリーズへ切り替わるだろう。
つまりアディダス「HEAT.RDY」は「CLIMACOOL/CLIMACHILL」と入れ替わりでリリースされた熱暑対策素材フラグシップだ。
リリースから期間が経って多少お安くなってきたから試しに一着購入してみた。
もう10月という時期的にCOLD.RDY(コールド.レディ)を購入するべきなのではないかと、少し頭をよぎったがリリース間もないからお高いしやめた。
冬季間でもインナーとして使えるし、室内であれば関係ない。
HEAT.RDY(ヒート.レディ)とは

前述で先走ってしまったがHEAT.RDYはアディダスの熱暑対策素材フラグシップだ。
アディダス公式サイトによるとHEAT.RDY(ヒート.レディ)は「暑さに対しての準備をする」ことを目的としたテクノロジーです。とのことでまんまである。
以前のクライマクール/クライマチルが着用すると「涼しいですよ」とアピールしていたのに対して、ヒートレディは「暑さに強いよ」とアピールしているわけだ。
私的には以前のPRの方が好みだなぁ。
HEAT.RDYの特徴(公式サイトより)
・空気を取り込み身体を冷却
・熱を逃がす繊維を使用
・汗を吸い上げ、素早く拡散
公式サイトで挙げられている特徴については、クライマクールの頃と大して変わらない。
暑さ対策のスポーツウェアのやるべきことが、変わったわけではないから当然だ。
「adidas HEAT.RDY 3ストライプス 半袖Tシャツ」外観レビュー

衣類の写真撮影クッソムズい…
赤のコントラストが上手くいかんしフニャフニャしてるから崩れるし嫌になったので適当に撮った。
メッシュ素材で明らかなスポーツウェアだが、シルエット自体は割と普通のTシャツ。
クルーネックタイプだが、首周りの締め付けはない。

「HEAT.RDY」ロゴがデカデカとリリースしたばかりだから気合入ってる。
サラサラとして薄手の素材、肌触り良好。具体性も何もないがそんな感じ。
名前だけの変更でクライマシリーズと、素材変わってないとかそんなことはなかった。
感触は、前モデルより好み。

背中はガッツリメッシュでやや透ける。白とか薄い色買うと肌が目立つかも。
見た目通り通気性は良好。
ただ縫い目の感触があまり良くない。着た直後はちょっと気になる。
スリーストライプは、夜間ランナーに嬉しい反射素材。
有る無しでだいぶ視認性が変わる。
車視点で夜間歩行者は輝いているに越したことない。
日々車を運転する身としては、これ以外にもライトや反射タスキを身につけてくれると嬉しい。
HEAT.RDY 3ストライプス 半袖Tシャツ 着用レビュー

上記写真(赤HEAT.RDY/緑CLIMACHILL/橙CLIMACOOL)
服なんて着用したときの感覚が全てだ!ということで、前モデルであるクライマクール比較しての感想だ。
クライマクール上位モデルにあたるクライマチルだが、俺は特にアドバンテージを感じなかったし汗を吸ったとき妙に張り付くのでクライマクールの方が好み。
実際に運動時に着用したり、意図的に霧吹きで濡らして速乾性を見てみたわけだが……
ヒートレディは体感で通気性もややいい感じがするし、何より肌への張り付きがクライマクールより少ない。乾燥速度もほんの僅かだけれど上。
肌への張り付きは非常に重要で、運動時の快適さに直結する。
汗でベタベタと服が張り付く感触の気持ち悪さは半端ない。
結論「Wow!ヒートレディの方が濡れたときの肌にくっつき難いし、感触も良いし、乾燥も速い。文句なしの上位互換じゃないかぁ!」といった感じ。
抽象的で申し訳ない。スマホのスペック比較みたいにわかりやすく数値化してお伝えしたいが俺には無理だ。
俺は、ヒートレディはクライマクールより快適に感じた。
以前クライマチルでガッカリした記憶が残っているのでホッとした。やっぱり新しい商品は過去の物を超えないとね!
まとめ
HEAT.RDY最高!!
ただし俺は今の所CLIMACOOLの在庫を漁りたい(値段が安いから)。
HEAT.RDYもいずれ安価になるであろうし、アディダスの今後展開していくウェア事業が楽しみだ。