
実家に帰ったら、玄関に新しいオーブンレンジが置いてある。母に聞くと「新しいオーブンレンジ買ったけれど、思ってたのと違うから〇ードオ〇に売りにいくの」とのこと。
馬鹿野郎、こちとらターンテーブルぐるぐるの最安レンジ使ってんのに。それにあそこ、何でも買い取ってくれる代わりに買取値ちょっとアレじゃん!
というわけで貰ってきた。やったぜイェイ!
特にオーブン機能を欲していなかった独り者オッサンが、オーブンレンジを入手してしまったので思ったことを述べる。
パナソニックオーブンレンジ「NE-FS2E」
小型でお洒落デザインのオーブンレンジ

入手したのは、シンプルデザインで、マット調ホワイトのオーブンレンジ「Panasonic NE-FS2E」である。2026年2月発売、記事を書いている現在は2026年3月なので超最新作。
ダイ〇ンやら海外メーカー、バル〇ミュー〇などの中小にボディブロー食らった反省か、ここ数年で国内大手家電メーカーのデザインも良くなったもんだ。耐熱プラスチックメインのフロントパネルだが、中々にカッコイイ。
外寸は「幅464mm × 奥行359mm × 高さ302mm」。
別の仕組みである“レンジ”と“オーブン”を1台に詰め込んでいるだけだから当たり前なんだけれど、単機能レンジよりはやっぱデケェなという印象。奥行はそこまででもないが、縦と横が一回りデカい。
細かいところのツメはあまいけれど、いいんじゃない?

ただ必要以上に注意書きシール貼っちゃうあたりは国産大手って感じ。

なお右側面に貼られているクソデカシールは、法律上必要なのでやむなし。

サイド下部に化粧パネルがなかったり、背面がやる気なしなのは、パナソニックのオーブンレンジ最安値モデルだからだろうか。
まぁそれを置いておいてもデザインは中々良い。おしゃれなキッチンにも合うし、俺のボロ賃貸に置いても華やか。やるじゃんパナソニック。
操作はシンプルかつスッキリ

ディスプレイは白色で煌々と光る。無難に見やすい。

安いモデルでは省かれがちな物理ダイヤル。ボタン式からの切り替えだけれど、やっぱりダイヤルは楽。微調整が効く。

モード切替ダイヤルの選択中モードを示すドットが薄くて、やや見づらい。デザイン・若年層重視で割り切ってきたな~と感心。
使用頻度高いものだけ最低限にまとめられているため、取扱説明書読まずとも普通に使えるとは思う。中々いい操作系統だ。

扉は手前に開くタイプ。設置場所を選ばない代わりに、物の出し入れがちょっと奥まった感じになるトレードオフ。
これは庫内まで約25cm程の距離がある。目線ぐらいの高い場所に設置するとキツイ。
庫内容量15L - 必要最低限で狭い!!-

庫内「幅353mm × 奥行293mm × 高さ135mm」で、容量は15L。
開いた瞬間、誰もが思うだろう。「狭っ!!」と。
単機能レンジや大型オーブンレンジと比べて高さがなく、結構不安になる。本当に15Lあるか?

350mlのマグカップ(高さ11.5cmぐらい)が割とギリギリ。上部ヒーターまでのゆとりは、後約2cm!沸騰して跳ねるとオーブンヒーターに付着して嫌。
オーブン用トレーを設置すると更に苦しい

オーブンを使用する時は、画像のような付属トレーを使用する。最下段は0.3cmぐらいの嵩増しで、あまり影響はない。

トレーを中段に置くとこんな感じ。七味唐辛子(高さ9.3cmぐらい)の入れ物がギリ。後0.1cmぐらいしかない。

オーブン用付属グリルだとこんな感じ。余裕はない。
ただ横幅・奥行きは結構広い。やたら幅広いコンビニ弁当も余裕だし、ピザもハーフカットならいける。
庫内高さは購入判断の重要ポイント

高さは、この商品を選ぶかどうかの重要ポイントだ。何を温めるか、調理するかを軽くイメージしておいた方がいい。高さがネックになる。
俺は初見で「狭くて高さないじゃん」と思ったが、実際使ってみると必要十分、絶妙な高さだと感心している。でも家電量販店で実物を一度見ておくべき。繰り返すが、高さは不安になる。
電子レンジは100~1000Wでフラットテーブル

電子レンジ機能について特筆することはない。100~1000Wから選べて、普通に温まる。温めムラとかも特に気にはならない。
ターンテーブル式とかいうクッソ使いづらい最安値レンジからの乗り換えなので超快適。1000Wも温め早くて最高。
ひっくり返さず食パンを両面焼きできる!

こいつの目玉は「ひっくり返さず食パンを両面焼きできる」こと。
小~中サイズオーブンレンジは通常、パンの下面を焼けず、途中で自分でひっくり返す必要がある。が、これはひっくり返さず焼ける。
俺はひっくり返しありタイプを使ったことがないので比較できないが、ひっくり返す行為自体面倒だし、具材のせた調理パンなんかは地味に手間だと思う。
オーブントースターの倍以上時間が掛かる

ただし欠点もあって、オーブントースターの倍以上時間が掛かる。
通常メニューで6分!画像が6枚切り食パン、オート焼き具合中間。右が表、左が裏。結構な薄焼き。
カリカリにしたければ6分半、チーズトーストなら7分、目玉焼き乗せなら9分、具をしっかり乗せたピザトーストなら12分程。
トースターより庫内がデカくてヒーターが小さいから、そりゃそうだ。時間が掛かるし、その分電気代も増す。毎日食べるなら素直にトースター買った方が絶対いい。

調理後トレーが激アツでミトン必須なのもイマイチ。ただ、パンくずがトレーに溜まるので掃除しやすいのは「〇」。
なおオーブン機能・レンジ機能共に途中で庫内を開くのは問題ない。開いたら勝手に止まって、閉じた後スタートボタンを押せば再開される。
オーブン機能は100~200℃まで対応

オーブンは「庫内の温度を一定に保つ調理」が出来るのが魅力である。
俺はあまり使わないが、これでパンをじっくり温めると確かに電子レンジより旨い。
「最大温度200℃」までなのは要注意

ただし問題があって「最大温度が200℃まで」。
冒頭で母親が気に入らなくて手放したと書いたが、これが一番の理由らしい。「グラタンに焦げ目が付かない」と。確かにレシピを見るとグラタンやピザは、220~250℃くらいを使うものが多い。
「スペック見て買えよ」と言ったが、「オーブンで250℃にならないって思わなんだ」とのこと。実際250℃に届かないオーブンは少数派。ここは要注意。
設置場所は「左右2cm以上・上方10cm以上」開ける

オーブン使用時は筐体が熱を持つため、設置条件は「左右2cm以上・上方10cm以上」開けること。
背面上部に排気ファンがあるので、天井が低い棚の奥はNG。プラスチック棚は溶けないだろうけれど当然NG。耐熱トップの冷蔵庫ならOK。
制限は結構緩めなので、本体の大きささえクリアすれば、色々な場所に置けるだろう。
庫内が熱くなるとエラー「U50」表記されるのビビる

長時間または連続使用で庫内が熱くなると、冷えるまで使えなくなるのはオーブンの宿命。安全上仕方ない。1~2分で使えるようになるので問題は少ないが、その際に出る表記がエラー「U 50」。
取説や本体の注意書きシールには記載あるが、エラーコードで表示されるのは初見はビビる。俺は出たことないがエラー「U41」も起こりやすいっぽい。
起こって当然の現象なので、冷却待ち的なアイコンかランプがあった方が心臓に優しいとは思った。問い合わせも多いだろうから、公式コールセンターの人も多分そう思ってる。
小型モデルだけあって制限が多く中途半端な印象

パナソニックオーブンレンジ「NE-FS2E」はレンジとオーブンどちらも使えるが…
- 単機能レンジより庫内高さが低い
- トーストはトースターの倍時間がかかる
- 最大温度200℃と控えめ
というところは確実に抑えておきたいところだ。
「トースト・オーブン調理を偶にしたい」タイプの人には刺さる。俺は割とここにハマる。
ただ今回は親から偶々もらえただけで、自分で買うかというと微妙。
- トースト食べたいなら「レンジ+オーブントースター」の方が安くて効率的。
- オーブンを本格的に使うなら、もう1万円足してワンランク上を買った方が温度幅も広がり庫内も広い。
詰まるところ「トースト・オーブン調理をたまにしたい単身・小世帯向け」なんだが、価格がネック。「レンジ+オーブントースター」より値段が高くなるし、もう少々頑張ると「中型オーブンレンジ」に手が届いてしまう。
「トースト・オーブン調理を偶にしたい」+「省スペースで済ませたい」+「値段は多少高くても良い」というならバッチリ。
モノは悪くないというか、結構良いモノだと思う。ただちょっと中途半端ではある。
記事中の通り何れも中途半端だが、小型オールインワンであるのは魅力。
一つ上のグレード。食パン両面焼き出来ないが、オーブン250度まで対応で庫内容量が倍になる。悩んだらコッチの方が間違いない。
トーストをよく食べるなら別々の方が良いと思う。庫内も大きいし、お値段も安く済む。