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SPLC スピードレースシステム レビュー [ あのニフコが作るサロモンクイックシューレースの類似品 ]

以前購入した「サロモンクイックシューレース」が快適なので、今回は類似品「SPLC スピードレースシステム」なるモノを買ってみた。

SPLCって何よ?って話とサロモンとの比較も紹介する。

SPLC スピードレースシステムとは

サ□モンクイックレースのパクリ品?

今回紹介するのは「SPLC スピードレースシステム」である。

どういう商品かというと、ロックパーツを引っ張るだけで靴紐が緩んだり、きつくなったりするというモノ。靴紐を結ぶことなく、靴の締付を調節出来て楽!というモノだ。

ご存じの方は「SAL○M○N クイックシューレースキットのパクリじゃん!」と思ったはずだ。まぁ多分パクリなんだけれど、クイックレースの発想自体はサ○モンの完全オリジナルってわけでもないし、後発品の一つという位置づけということにしてやって欲しい。

でも値段大差ないなら「意味わからんブランドの SPLC じゃなくて有名なサ□モンで良くね?」となる人も多いと思う。だが、ちょっと待ってほしい。

SPLC は「あのニフコ」のブランドなのである!!

「SPLC」はあの「Nifco(ニフコ)」のブランド!

…「あのニフコってどのニフコだよ!」となるのが人も多いはずだ。

ニフコとは、1967年設立の日本企業で、東証プライム上場の世界的樹脂部品メーカーだ。部品メーカーなので普段は存在感が薄いが、ニフコ製品に触れたことがない人はまずいない。

バッグのバックルや衣類のドローコードの調整パーツなど、ああいう樹脂パーツの多くがニフコ製だ。気にしたことがない人は、バッグの留め具をひっくり返してロゴを見てほしい。Nifco の文字がたくさん見つかるはず。

実際、写真俺の手持ちのアディダス、アシックス、ユニクロ、マムート、カリマーなどなど沢山の製品の樹脂パーツにニフコ製が使われていた。

車の内装を分解したことがある人ならお馴染みのクリップ類にもそうだし、その他車の内装部品にも使われていることが多いのだとか。

ニューバランス・コンバースなどでの採用事例アリ!

更に、この SPLC を最初から採用している靴もあって、ニューバランス、コンバースジャパン、アウトドアメーカーのホカやスカルパでも採用されていた。数分調べただけでこれだけ出るのだから、探せばもっとあるはずだ。

要するに、樹脂パーツのプロフェッショナルが作った製品であって、決して怪しいブランド品ではないということだ。

中華資本のフランス企業が作れるものなら、ニフコが作れないわけがない!!

SPLC スピードレースシステム パッケージ内容

  • 「SPLC 結ばないゆるまない靴ひも」の中身
    • ロックパーツ 2個
    • エンドパーツ 4個(うち2個は予備)
    • 130cm ナイロンコード 2本
    • 取付説明書 1枚

やっと本題。
「SPLC スピードレースシステム」は画像のようなパッケージに入っていて、上記のモノが入っている。

あと取り付けに別途、ハサミなどコードを切断できるものと、ライターなどの火が出せるものが必要だ。

コードの太さは「2.0mm」「2.5mm」があり、俺は「2.5mm」を選択した。ここは好み。

SPLC スピードレースシステム 取り付け方法

取り付けは説明書を見れば分かるのだが、購入検討中の方向けに、ハマりやすいポイントを紹介しておく。

まずは元の靴紐を外してコードを通す

まずは元の靴紐を外してコードを通す

  • シュータンのタンループ通し忘れ
  • 交差の順番
  • 左右で「上通し/下通し」が統一されているか
  • 左右で「内交差/外交差」が統一されているか

製品特有ではないが、紐通しのポイントは上記。(参考画像は普通の靴紐で左右別の靴)

靴紐通しって地味に面倒臭い。
交差順はまだしも、ループ通し忘れと、左右で通し方がバラバラなのは後の使い勝手に影響するので注意。(※今回取り付けている靴はあえてタンループに通していないので気にしないで欲しい。通し忘れではない。)

ロックパーツを取り付ける

  • コードを交差させない
  • ロックパーツの上下を間違えない
  • 一応ロックパーツの表裏がある

ロックパーツ取付の注意点は上記。

取説にも書いてあるがロックパーツには裏表があって、よく見ると裏側に樹脂の「○」成形跡がある。逆でもなんら問題はないが、気づいたなら表向きにしておけば良いかと。

コードは一本ずつ通したほうが楽

コードはロックをスライド下げながら通す。2本同時に通すより、1本ずつ完全に通した方が楽だった。

靴を履いた状態でコードの長さを決める

靴を履いた状態で、脱ぎ履きしやすいところまでロックを下げ、コードを緩める。

履かずに適当にやると足が入らず悪夢なんてこともあり得るので、必ず履いて脱いで確認すること。普段履く靴下も着用することをオススメする。

末端処理をする

末端パーツ下約2cmをカット

次に靴を脱ぎ、末端パーツを通す。
ロック位置まで末端パーツを上げ、そこから約2cm下をカット。短いとどうにもならなくなるので、不安なら長めにカット推奨。

ハサミは切れ味の良いものがオススメ。俺のハサミは切れ味悪くて末端がボソボソになった。

ライターなどでカットしたコード先端を炙る

カット後はライターで軽く焼き、数秒冷まして指で整える。火傷注意。

カットした末端がボソボソだと焼いた後もまとまりが悪いので、やっぱりハサミの切れ味は大事。

キャップパーツを付けて完成!

最後にエンドキャップパーツをはめ、コードを強く引っ張って完成。

画像の肝心なところがピンぼけしてるのは気にしないで欲しい。

なおエンドパーツ後ろに細い棒を刺し押せば、やり直しできないこともないが、失敗したら予備があるので使えばいいと思う。

SPLC スピードレースシステムの使い勝手

紐を結ばずスポーツにも使える本格派

使い勝手としては紐を結ぶ必要がないから楽。

ホールド感は本格派で、ランニングやアウトドアでも問題ない。勿論意図しない緩みが発生することもない。スカルパなどスポーツ・アウトドアメーカーが採用しているだけある。

ゴム紐より脱ぎ履き快適ではない

ただし伸縮しないナイロンコードなので、脱ぎ履き楽にしたいだけならゴム紐の方が良い。

運動しなくてただ楽に履きたいならゴムでいいなって感じ。

コードが細いので甲への圧迫感はやや強め

それと普通の靴紐比コードが細いので、足の甲への圧迫感が多少強くなる。

これが個人的に嫌いだから細い「2mm」モデルではなくて、やや太い「2.5mm」にした次第だ。この辺は好み。

正直なところ個人的には普通の靴紐の方が締付塩梅が好みではある。ただコッチの方が紐結びしなくていいから楽。世の中上手く行かないものである。

サロモンクイックシューレースとの比較

SPLCSALOMON
ロックスライドの位置側面上下面
締める時のスライド操作不要必要
緩める時ののスライド操作必要必要
コードの太さ2.0/2.5mm2.0mm
コードの長さ130cm150cm
色の種類11色(2.0mm)/1色(2.5mm)4色
税込定価(2025.5)¥1,320¥1,100

競合サロモンとの違いをざっと挙げるとこんな感じ。

ロックパーツ内部機構も微妙に違うのだが、ぶっちゃけ実運用上は左程変わりはない。強いて言うなら締めるときスライドを使わなくていいのは合理的かもしれない。

大きな違いはコード長だ。サロモンはミドルカット対応で 150cm、ニフコは 130cm。スニーカーやランニングシューズなら問題ないが、ミドルカット以上ならサロモン推奨だ。正直ここは長くしてほしかった。

[自己責任] パラコードがコードに使える

この製品に使われているのは2.5mm幅のナイロン製コードであるため、同じサイズぐらいのパラコード(又はアクセサリーコード/タクティカルコード)が使えたりする。

手持ちのアトウッドロープ2.4mmがバッチリ入った。強度的に問題はまずないが、メーカー仕様外なので自己責任でよろしく。

脱ぎ履き快適スポーツ用途にも使える!

ロゴ無しで色々な靴に合わせやすくオススメ

楽に脱ぎ履きできて、スポーツにも使える本格派のニフコ「SPLC スピードレースシステム」。

サロモンのそれより色が豊富で、機能性も同等。あと地味にメーカーロゴがないからサロモンの靴以外に合わせやすい。サロモンの靴以外に「S」ロゴ付きのアイテム使うのなんだかな~と思ってた人も多いはず。

付属コードの短さで画竜点睛を欠いた感があるけれど、個人的にはサロモンよりこちらを推したい。

個人的に「SPLCって名前好きじゃないな」と思ったりした

…で締めたいと思ったんだけれど、突っ込まざるを得ないので突っ込んでおこう「SPLC」ってなにさ。なんて読むのさ。えすぴーえるしー?すぺるく?

ニフコの公式Webにも「SPLC」としか書いてないし、取付紹介動画にも音声がないから分からんのよ。Geminiさんによると「エスピーエルシー」が読みらしいけれど、明確なソースがない。

ぶっちゃけネーミングは失敗じゃないかと。こうして記事書いたから俺は覚えたけれど、アルファベット羅列しただけじゃあ頭に入らん。ニフコブランドをもっと前面に出しつつ、キャッチーな名前を考えた方が良かったのでは?と思ったりした。

甲への圧迫感が減るので2.5mm幅推し。

2.0mm幅は色の選択肢豊富で羨ましい。

自己責任で宜しく。束だと高いけれど、山岳用品店だと切り売りしてたりする。

敵対勢力的なノリで記事を作っちゃったけれど、特にサロモンに恨みはないです。寧ろ好きなブランドです。

旧モデルのレビューもしていたりするので、興味があれば是非。使い勝手は然程変わらない。

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