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アークテリクス ガンマ ライトウエイト フーディ レビュー [ アウトドア・カジュアル・スポーツ何でも使える万能薄手ジャケット ]

最近ブログ記事を書いたことで、アークテリクス商品購買意欲がメキメキ上がりまた買ってしまった。正にミイラ取りがミイラになる的な奴ですな。

今回は「ガンマ ライトウエイト フーディ」を紹介していく。

ガンマ ライトウエイト フーディ について

軽量で撥水性、通気性の良いソフトシェル。ハイキングなど、あらゆるマウンテンアクティビティに対応する一着です。*ガンマ ライトウエイト フーディは、ガンマSL フーディから名称が変わりました。

心の赴くままに。さまざまな地形、環境、コンディションに対応するガンマ ライトウエイト フーディ。新しい場所や体験を追い求めている人にとって不可欠なソフトシェルです。防風性、撥水性の良い軽量なリサイクル素材を43%使用したフォーティアス 1.0 ソフトシェルは、伸縮性と通気性に優れ、UPF 50+の紫外線防止機能も備えています。1回引くだけで素早く調節可能なストームフードは、しっかりフィットして頭をカバー。軽めなレイヤリングにも対応するレギュラーフィットは、動きやすさを重視したパターンを採用しています。

https://arcteryx.jp/products/gamma-lightweight-hoody-m?variant=46643665699047

上記が「ガンマ ライトウエイト フーディ」公式の詳細。
カナダのアウトドアメーカー「アークテリクス」で柔らかい素材感を持つ「ガンマ」シリーズ、軽量型モデル「ライトウエイト」、フード付きアウター「フーディ」というポジションの商品だ。

そのため「ライトウエイト」ではない少々厚手の「ガンマフーディ」もあるし、「フーディ」ではない「ガンマライトウェイトジャケット」も存在して用途に合ったものを各々選ぶことが出来る。

なおアークテリクスは毎年製品を若干改良し、偶に大型リニューアルをするというスタイルのメーカーなのだけれど現在商品名称整頓中。この2023年シーズンモデルの「ガンマ ライトウエイト フーディ」は、「ガンマSL フーディ」名称変更品かつ微改良モデルとなる。「SL:超軽量」と略するのを止めたいようだが、「AR:オールラウンド」などは継続とか意味分からない状態。若干散らかっている感あるが、もう少し様子を見てみよう。

ガンマ ライトウエイト フーディ 外観

まず吊るしの状態で簡単に外観を見ていこう。
アークテリクスらしくシンプルデザインが魅力だ。2023年度モデルで用意されている色は「黒」「紺」「薄茶」「薄青」であった。俺はコーディネートの幅を広げたくないのでアークテリクス商品全般アウターは「紺」で決めることにしている。

なお「紺」は正式名称「ブラックサファイア」なのだが、明るいところだと薄い紺色っぽく、暗いところだと暗い紺色と光の影響を強く受けやすい。この後掲載していく写真ごと色味が違って見えるのは、写真撮影のやる気がないのもそうなのだけれど、実際このカラーの持つ特徴でもある。

表面唯一の個性と言っていい左胸元にブランドロゴである始祖鳥。「ARC'TERYX」の文字を付けないのが、今シーズンのトレンドっぽい。

ロゴはプリントでサイズは30cm×50cmと小さめ。俺的には好みのサイズ。

フーディという名称がついている通り、フード付き。

フードなしの「ガンマ ライトウエイトジャケット」もあるので、フードに用がなければそちらを選ぶといいだろう(2023.9月現在売り切ればかりで買えるか微妙だが)。

胸元にない代わりなのか、フードに「ARC'TERYX」のロゴ付き。好みが分かれるところか?俺的にはアリ。

ひっくり返した状態。裏地はなく表地ほぼそのままといった形だ。

左右についているアミアミはポケットで、結構ゴツいのでフロントファスナーを開けた状態だと捲れた時目立つ。何故にこの色を選んだ。カバンのように中のものを見やすくという訳でもなかろう。もう少し裏地色に寄せて欲しかったというのが正直なところ。

ガンマ ライトウエイト フーディ 詳細

続いて細かく外観と特徴を見ていこう。
このジャケットに使われている素材は「フォーティアス 1.0」というアークテリクス独自素材。ナイロン86%、ポリウレタン14%という割合で、ナイロンをメイン素材としている。

特徴をザックリまとめると…

  • 薄くしなやかで伸びる
  • 程よい防風性がある
  • シワになりにくい素材感
  • 高い紫外線防止性能

といった感じ。

フォーティアス 1.0 生地採用

ソフトシェルというカテゴリーなので生地は柔らかく、ウインドブレーカーとかのシャカシャカ素材とは違う。あくまでも布。かといってジャージとも違う謎素材感である。

イメージとしてはユニクロウルトラストレッチジョガーパンツみたいな感じで、体の動きに合わせて伸びる優しい素材だ(例えであって定価2,990円のポリエステルパンツと同じというわけではない)。

なお素材名の「フォーティアス“1.0”」の1.0はバージョンとかじゃなくて厚みを示すモノっぽい。これは厚さ1mmぐらい。

動いている時の体温コントロールが絶妙

強みの言語化が非常に難しいところなのだが、動いている時の体温管理が楽で「暑すぎず、寒すぎず」という絶妙な塩梅でコントロールしてくれるジャケットだ。

フロントジップを少し開けると簡単に熱が抜けるし、寒くなってきたら腰回りのドローコードを閉めるとじんわりと体温を溜めてくれる。汗など水分の揮発も早く、体温コントロールのしやすさは感動もの。多分通気のバランスがいいのだと思う。「なんか外温度良く分からん」という時に取り敢えず持っていくと最強。

実際触れて着て動いてみないと分かりにくいところはあるが、凄いぞフォーティアス。

シワになりにくい

カジュアルユースを検討しているユーザーにとって嬉しいポイントだがシワになりにくい素材だ。

アークテリクスジャケットでよく使用されている「Tyono(ヨーノ)」生地と比べ圧倒的にシワが付かない。洗濯後の手入れも楽だし、安心してグシャグシャとカバンに放り込めるのも強い。

UPF 50+の紫外線防止

世界的な紫外線防止規格最高値の「UPF50+」に対応している。素肌を晒した状態の50倍以上強いという意味を持つものだ。紫外線の強い高地や雪の照り返しも安心の作り。

フードも付いているので、顔の日よけとしても使える。

撥水は期待し過ぎ厳禁

公式では撥水を謳っているが、1分程度弾くスーパー微妙なよくあるアレだ。確かに1分ぐらいならレインウェア並に弾くのだが、時間経過と共に染みてきてあまり意味がないし、10回以上洗濯した今だと弾きすら微妙。

レインウェアを着込んだり、傘を刺す時間を稼げる程度であり期待し過ぎは厳禁。

ファスナーにはYKK社製を採用

ファスナーには実績と信頼のYKK製。スライダーを使わず生地左右に引っ張るだけで、開けられるタイプが採用されている。

首周りには激しい動きをした際ファスナースライダーが跳ねないようにガードが付いているのも特徴。

スライダーの摘みには、引っ張りやすいよう紐が付いている。

フロントファスナーの合わせ目が軽くロックする珍しいタイプなので使い慣れないと煩わしく感じるかも。付けるときはチッと小さな音が鳴るまで差し込み、外す時はヴィーっと音が鳴るほど素早く下げるのがコツ。

左右にファスナー付きのポケット

左右にファスナー付きのポケットが付いている。

見た目重視でファスナーエレメントを隠れるようにしたためか、若干布が嚙み込みやすいのは気になるところだ。だが俺は見た目が良くなるなら多少のデメリットは飲み込む所存。

ポケットの素材はメッシュ。ポケットを開けた状態にすると、風が入り換気になるという定番の構造だ。

耐久性を考慮したのか、メッシュはやたら厚めでモフモフしてる。着ると左右にポケットあるなって感じがする。正直邪魔。

袖内側にゴム絞り

袖は手のひら側がゴム絞りとなっている。腕周り全体に圧迫感がなく快適だ。

腰回りにドローコード搭載

腰回りにドローコードが付いているので寒い時の絞り、丈の調整が可能だ。

ドローコードはアークテリクスライトジャケット系全般に使われている紐を引っ張った後ストッパーで止めるタイプになる。

本格的なフード付き

フードは鍔が少し前に出ていて、視線を遮らないように顔周りは浅くと本格派。背面に生えているドローコードを使えば片手で好きな絞り塩梅に調整可能だ。正式名称ストームフードは伊達ではない。

ただ何も被っていない状態でぴったりサイズだから、クライミングメットは入らない。アウトドアガチ勢は注意して欲しい。

ライトウエイトの名に相応しい重量

重量は「265g」とナイロンメインのジャケットとしては軽量。着心地軽やか。ライトウエイトの名は飾りではない。

ポケットメッシュの厚みを削ればもう少し行けたような気がするけれど、そこまで軽量化は必要ないということなんだろう。

ガンマ ライトウエイト フーディ 着用シーズン

日照りや風の強さ、内側に着用するのもので、如何様にでも変わるが俺の体感だと10~20℃ぐらい。内側に着るものがTシャツで無風だと15℃前後。春・秋メインで夏の夜や冬初めと終わりに使えるかなって感じ。

ただ先行して触れたとおり優れているポイントは動いている時の体温調整にある。通気性も兼ね備えている薄手素材のため、静止状態でただ体温が奪われていくような状況化だと弱い。

イメージとしては通気透湿性上昇、防風性低下した薄手のウインドブレーカー。

ガンマ ライトウエイト フーディ サイズ感

俺の身長は173cmで体重は60kg後半胴長体系。ユニクロMサイズピッタリマン。このガンマライトウエイトフーディのサイズはSサイズ。アークテリクスの得意とするタイトなトリムフィットではなく、レギュラーフィットなので身幅にゆとりを感じる。

アークテリクスだとSサイズが多く、稀にSサイズだと肩が苦しくMサイズにアップというSとMの狭間に該当するっぽい。同日試着したアトムLTフーディだとSサイズがいい感じで、ノーバンジャケットSサイズはファスナー閉めるのすらキツかった。謎。

このネイビーカラーのコーディネートはインナー・パンツとのバランスが余程奇抜でない限り破綻しないだろう。割と適当でいいと思う。だから好き。

直立姿勢でお尻真ん中。屈むとパンツチョイ上ぐらい。

フードは鍔先が重く素材が柔らかいので、変わった垂れ下がり方をする。画像は完全に悪い例である。もう少し整えてあげて欲しい。

伸ばした状態での袖余りは親指の関節にかかるぐらい。動いたとき生地に腕が引っ張られないので、ちょうどいい感じだ。

なお運動用途ではなく普段着としてならばMサイズも程よく布余り感がありラフな雰囲気が出ていて悪くなかった。お腹がポッコリしていたらMにしたと思う。

ガンマ ライトウエイト どこでも使える薄手ジャケット

「ガンマ ライトウエイト フーディ」について語ってみた。
他に幾つか所有しているアークテリクス商品の中で一番好きだし一番使っている。「フォーティアス 1.0」生地が好き。暖かい時も涼しい時も使えて肌触りもいい。カジュアル・ランニング・アウトドア全部これで賄ってしまっているので、もう一着買うか検討している程だ。(ただ一点だけどうしても気になるのがポケット。メッシュの厚みが好きじゃない。ライトウェイトな生地に対して厚みが妙にあるから動いたときに気になる。そこ以外は完璧。)

アークテリクス商品全般プライスが強烈なので「是非買うべき」とまでは言い切れないのだけれど、エエものであるのは間違いない。幅広い用途で活用できるウエアなので、興味があれば手を伸ばしてみて欲しい。

WEB上は定価での入手が難しいので、実店舗がオススメ。

他メーカーで近いのだとコレかな?

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