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生活

西川 寝心地にこだわったごろ寝マット レビュー [ ごろ寝には過剰なコンパクトマットレス ]

日本の寝具メーカー西川(nishikawa)の「 寝心地にこだわったごろ寝マット」 なる商品を買ったので、その感想を述べる。

西川 寝心地にこだわったごろ寝マット について

西川 寝心地にこだわったごろ寝マット

サイズ:6×60×180㎝
側生地:ポリエステル100%
詰めもの:ウレタンフォーム
本体:約2.3kg
価格:¥9,900(西川公式オンラインショップ2025.4現在)

今回買ったのは「寝心地にこだわったごろ寝マット」
日本の寝具メーカー老舗「西川」が、販売する自称“ごろ寝”(うたたね、寝る準備をせずにそのまま横になって寝る)用マットレスになる。

結論の一つでもあるのだけれど、競合他社のごろ寝マットと比べるとマットに厚みがあり、普通の敷マットレスをほぼそのままコンパクトにしたものなので、ごろ寝用としてはオーバースペック。

それがどんなもんだったか紹介していく。

包装は圧縮されているためコンパクト

早速開封から。
画像上の段ボールの中に、圧縮されたマットレスがロールで入っている。かなりコンパクト。

開封は、マットレスにダメージを与えないようハサミ・カッターなど刃物を使わず手で引き裂くのがオススメだ。

特に変な匂いもなく一安心。
なお開封直後はマットレスが膨らみきっていない。数時間掛けて徐々に膨らんでくる。

それとカバーのジッパーが少し空いているのは仕様。開封時マットやカバーにダメージを与えないための工夫なのだとか。

マットを広げたサイズは「6×60×180㎝」

長さ:180cm -身長173cmの俺は無問題-

サイズは公式詳細通り「6×60×180㎝」。縦横60cmの正方形型マットが三つ連なっている形だ。

長さ180cmということで、身長173cmの俺は余裕。画像足元あたりが苦しい感じがするけれど、それは写真撮影が上手くないだけなので気にしないで欲しい。

ただ身長180cmに近づくに連れ厳しくなっていくとは思う。

幅:60cm -仰向けでも窮屈ではない-

幅60cmは、仰向けでも窮屈感はない。

しかし寝返りを余裕で打てるほどの余裕もないといった感じだ。

厚み:6cm -厚手で床の底付き感なし-

厚みは6cm。ごろ寝マットというカテゴリーの中では厚手。

体重70kgの俺が寝転がっても全く底つき感がない。これ一枚でOK。

3つ折りに出来て持ち運びやすい

三つ折りにすると分厚い

三つ折りにすると「18×60×60cm」。

6cmのマットが、3つ重なるため分厚い。また幅も60×60cmということで、1畳半近い。ごろ寝用としてTV前に常設するならそれなりのスペースがいるのが難点。

なおこの状態でテレワーク時の座布団として、壁に寄せてソファ代わりに…と公式説明があるが、あくまでもそういう使い方も出来るというだけだ。快適とは言い難い。

 持ち運び用の収納袋付きで軽々運搬可能

収納袋が付いてきて、持ち運びも可能だ。

重量は2kgと軽いから片手で楽々持てる。

ただし「18×60×60cm」の物体であるためデカい。軽くはあるのだけれど、街中は絶対歩きたくない。

カバー(側地)は取り外して洗濯可能

カバーはポリエステル生地で肌触り良好

表と違いがわかりにくいけれど裏。

滑りやすい素材だからフローリング直引きだと、寝て起きたら若干違う位置にいることも多い。

カバーはポリエステルメッシュの薄手素材。肌触りは良好だ。

カバーのジッパーを開けるとマットが取り出せる

カバーのジッパーを開けると中のマットを取り出せる。カバーを洗濯出来るのが嬉しい。

またマットレスは、使っていくうちに体重の掛かりやすいお尻のあたりが少しずつヘタってくるのだが、これは入れ替えが出来るので長く使える。

ジッパースライダーが露出しないよう工夫されているのが地味に良い。

マットはギザギザ形状で体に負荷が掛かり難い

マットの形状はノコギリ状のギザギザ系。

接地面を減らし体の負荷を減らすとか、通気性を確保しているとかなんとか。実際中々のもんで、昔ながらの敷布団より快適だ。

マットレスはウレタンスポンジ製なのだが、白色の布で覆われている。

これによってスポンジが擦り切れてもカバー内にゴミが付かないという訳だ。賢い。

なお硬さは90ニュートンということであるが、ニュートンで言われても分からん。

手で摘んだら底まで潰せるぐらいで、固くもなく柔くもなくといった印象。

西川ごろ寝マットで寝た感想

ごろ寝には快適過ぎる

寝た感想としては、“ごろ寝”マットという名前だけれど、数十分の昼寝やテレビ見ながら寝落ちするような用途には少々過剰な気がする。

ちょっと昼寝する予定が、3時間以上爆睡してしまったなんてことも有り得なくもない。

予想以上にマットの出来が良くて、ちょっと驚いている。凹凸加工のお陰で体が浮いている感あるし、床への底付きも全然ない。

だから逆にこれでガッツリ寝るなら、本格的な寝具で寝た方が良くない?って感じ。良くも悪くもごろ寝用としてはオーバースペック。

メインの寝具としては幅が狭すぎる

一方これをメインにして寝るのも全くオススメしない。

8時間以上の睡眠に使えないこともないのだが、幅が狭い。寝返りに必要な十分な幅がなく、体が無理をする模様。シングルサイズと比べると明らかに眠りが浅くなる。

良いモノではあるが中途半端

日本の寝具メーカー大手「西川」だけあって、良いモノではある。ただ ごろ寝には快適過ぎるし、キチンと寝るなら力不足。要するに中途半端。

なんというか物凄くマニアックというかニッチというか、ハマる層が少なそうなモノ作ったもんだ。

持ち運び・緊急時の控え・車中泊辺りの用途にオススメ

寝具がない場所への持ち運びや、収納や敷くスペースが取れない時に止むなく使う。持ち運び用とか緊急時の控えとして購入するのがオススメだ。

具体的には友人宅や職場など寝具のない場所に泊まる。年に数回くる程度の来客用として備える。車中泊辺りだろうか?

実際ネットショッピングのレビューを見ると、それらの用途で使っている人が多いっぽい。

超快適なごろ寝・昼寝を目指すのもアリ

無論本来の使い方“ごろ寝”用として、ガッツリ快眠目指すのもアリっちゃアリ。どうしてもリビングで寝落ちするライフスタイルを崩せないなら床で寝るよりイイかもね。

俺もその用途に近い。職場での昼休憩時の昼寝に使っている。以前は「モンベル タタミパッド150」を使っていたのだけれど、より大きい収納スペースを確保したので、新たに導入した次第。

短時間の昼寝用としては過剰なのだが、エエのだ。職場でよく寝て、その分帰ってからエンジョイするのだ。

リビングでも車でも職場でも寝転がって目を閉じれば、まるで寝室。…は言い過ぎだが、持ち運び簡単なコンパクト寝具としては、かなりの高品質。俺は満足でした。

以下 他に気になった商品

五つ折りタイプ「ごろ寝マットレス スイート」もある。
折った部分を簡素な枕に出来るとかなんとか。便利だが、シーツ洗濯するとき5つマット取り外さないといけないのが難点。

もう少々薄いのがいいなら素材開発や靴などを作っている日本メーカー「アキレス」 もアリか?

「AQUA ごろ寝 折りたたみ」素材屋業界トップクラスTEIJINのモノを使っているこれも良さげ。

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