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OLIGHT(オーライト) Oclip Pro レビュー [ 小さく、軽く、明るく、多用途なクリップライト ]

俺は夜にランニングをしている。日中よりも涼しいし、人も少ないといいところづくめ。というかそもそも仕事終わった後だと夜しかない。早起き?そんな選択肢は俺にない。

それで重要になるのがライトだ。ライトや反射板なしで夜道を走るなんて自殺志願者のお友達。でもライトさえ身に着けておけば、日中よりも目立って安全。

そのライトを新調しましたというお話。中華LEDライトメーカー「OLIGHT(オーライト)」の「Oclip Pro」なるものを買ったので、使用感を述べてみる。

Oclip Pro 外観

早速だが、これがコンパクトライト「Oclip Pro」である。

冒頭で簡単に触れたが「OLIGHT(オーライト)」という、中国のLEDライトメーカーの商品だ。中国の製品なんて大丈夫?なんて価値観の方がいらっしゃると思うが、LEDライトの技術は中国超強い。

長方形型で、大きめの消しゴムくらいの物体だ。

筐体はアルミ素材で、樹脂とは段違いの色っぽさを持っている。

オークリップということで、背面はクリップ付き。

背面は全面クリップ。

これの何が凄いって、サイズの割に凄まじく明るい。

ホームセンターで売ってる2,000円ぐらいのやつとか、スマホのフラッシュライトが豆電球のよう。スゲー。

というわけで、小さいのに明るいのが特徴のライトだ。

Oclip Pro 詳細情報

Oclip Pro 詳細

・最大明るさ:500ルーメン
・ 最大照射距離:120メートル
・ 光度:3,600カンデラ
・ 使用光源
 フラッドライト (5700〜6500K)
 スポットライト (5700〜7000K)
 赤色光 (620〜630nm)
・ IP等級:IPX6
・落下耐久:1.5m
・本体質量:53g(バッテリー含む)
・付属品:USB-C磁気充電ケーブル×1、取扱説明書×1

ザックリとした詳細は上記。続いて細かく見ていこう。

明るいライトにモードも多数搭載!

フラッドライト(広角照射)モード

フラッドライト(広角照射)

・ ターボモード:500(1分)→300(50分)→100ルーメン(30分)
・ ハイモード:300(1分)→180(100分)→100ルーメン(10分)
・ ミドルモード:100ルーメン(3.5時間)
・ ローモード:10ルーメン(27時間)
・ ムーンモード(微光):1ルーメン(144時間)

広く周りを照らす通常使用モードの詳細が上記。

新品購入直後かつ外気温20度ぐらいで、バッテリー持ちはカタログ値と大きな誤差はなかった。嘘はついていない模様。

なおルーメンと言われてもピンとこない人向けに簡単に目安を書いておくと、2万円前後の自転車に標準搭載されていたり、ホームセンターで2,000円前後ぐらいで売っているやつが、凡そ100〜200ルーメンの明るさになる。

俺が十年前、自転車通学で使っていた「キャットアイ VOLT200」が200ルーメン。クロスバイク(ロードバイクとシティサイクルの間ぐらいの自転車)で、街中を走る分には何ら支障はなかった。現在アウトドアで使っている主力ライト「レッドレンザー MH5」が400ルーメン。真っ暗な時でもない限り、ローパワーである180ルーメンばかり使っている。

Oclip Proは、このサイズで300ルーメンもあり1時間近く持つのは驚異的だし、100ルーメンだと3時間も持つ。1分しか持たないのであまり意味ないんだけれど、サイズの大きいレッドレンザー MH5を超える500ルーメン発光するのも感動もん。スゲー。

俺はド田舎住みだから街灯が全くない道も多いのだが、これなら道も明るく照らせるし、存在感もバッチリ。車に引かれる可能性大幅ダウン。

あと僅かに光るムーンモードで置いておけば、カバンやテント内で見つけやすいのも地味に嬉しい。

スポットライト(集光照射)モード

スポットライト(集光照射)

・ ターボモード:380(1分)→240(50分)→85ルーメン(30分)
・ ハイモード:240(1分)→150(100分)→85ルーメン(10分)
・ ミドルモード:85ルーメン(3.5時間)
・ ローモード:9ルーメン(27時間)

スポットライトモードこと、絞って集中的に照らすモードも搭載。一部分を見る場合はコレが最強。

赤色ライト・高速点滅モードも搭載

赤色ライトも使える。4時間点灯のハイモードと、29時間点灯のローモード、更にスポットライトにもできる。

自転車の尾灯代わりにもいいし、歩きやランニングにも持って来い。あとキャンプや車中泊など夜間明るくすると迷惑になるような場所でも便利。それに夜釣りにも使えるらしい。

あと白色点滅ビーコンモードという、めちゃくちゃ点灯点滅を繰り返すことも出来る。非常時に使えるかも。

小さい筐体ながら優れた操作性

そんなに多機能で操作系統大丈夫か?と思ってしまうのだけれど、電源ボタンに一眼レフカメラみたいな切り替えレバーが付いていて、意外と分かりやすい。

レバーでモード切替、ボタンの押しと長押しで色々切り替える感じだ。バッテリー残量がランプで表示されるのも嬉しい。

磁石とストラップホール付きのクリップで多用途

裏面のクリップは10,000回の開閉テストをクリアしているとかなんとかで、触った感じも丈夫そう。

開きは一番広いところで15mmほど。厚手のものにも対応している。

またクリップ上部にはリングやストラップを付けられるホール付き。

クリップ握り部分(ギザギザになっている部分)にはマグネットが付いている。

服やバッグに挟んで前照灯として、リングでぶら下げ非常灯として持ち歩いたり、壁に貼り付け作業灯にしたりと多用途だ。

俺は主にランニング中ハーフパンツに挟んで使っている。ガッチリ固定され落ちる様子はない。

充電はスマホと同じUSB-Cで蓋も丈夫そう

充電はスマホと同じUSB-Cだから困ることはない。共通規格最高。

充電口の蓋がアルミ製でヒンジの作りも良さげ。

よくあるゴム蓋の類は使用しているうちに千切れた記憶しかないのだが、これなら安心。

防水規格IPX6で雨もへっちゃら

防水規格IPX6に対応。雨やシャワーは大丈夫で、水没はよろしくないといった感じだ。

ランニング中に強い雨に当たったり、日々汗でベチャベチャにしているけれど何も問題はない。

重量わずか53gと軽量

重量は俺のはかりで52g。公式的には53gでそっちが合っていそうな気がする。

みっちりバッテリーとライトユニットが詰まっているのでサイズの割には重量を感じるが、よくよく考えなくても50gは超軽い。

Oclip Pro の良くないところ(気になったところ)

小さい筐体に機能を詰め込んでいるから若干無理がある

良いところ多めで紹介してきたけれど、良くないところがあるのも確か。

Oclip Pro の良くないところ(気になったところ)

・バッテリー交換が出来ない
・クリップのマグネット位置が一部
・Tシャツなど薄手のものに挟んでの運動は厳しい
・高光度で連続使用すると、筐体が熱くなる(手で持てないことはない)
・クリップホールに大きいものを付けると開閉やマグネット接触に支障が出る
・クリップホールにリングなど金属製のものを取り付けると本体に傷が付く

俺的には問題ないが、気になったのは上記。

画像のようにクリップホールに大きめのアイテムを付けるとクリップが開きにくくなる。あとマグネットの位置も人によっては気になるかも。

Tシャツの首周りに挟めるけれど、本体の重量で引っ張られるためランニングは苦しい。走ると上下に振れて喉元に直撃する。

歩きだと使えないこともないが、快適とは言い難いし、そもそもここに付けると対向者の目潰しになると思う。

あと大きいものと比べると、バッテリー持ちは良くないこと。小さすぎて手で持って使いにくいとか、失くしやすいとか、当たり前のことも押さえておきたい。小さくて明るいけれど、何に使うんだコレ?ってなっちゃう人もいるんじゃないかと。

個人的にはモードが多すぎだと思う

個人的な意見としては、先ほどポジティブに書いたがモードが多すぎだと思う。色々あれば使うかもだけれど、その分日々の操作が増える。

俺が特に嫌いなのが…

  • ボタン押し「電源ON・OFF」
  • ボタン長押し「ライト点灯時→出力切替」「ライト消灯時→操作ロック」

という操作。
出力切替時ボタンの押し塩梅をミスすると電源がOFFになり、その後誤って長押しするともう最悪。暗闇の中でロックが掛かると焦る。

1分点灯の500ルーメンとか高速点滅なんて要らん。ムーンモードもあれば便利ではあるけれど、なければないで問題ない。機能盛り過ぎ中華系あるある。

機能を絞って操作をシンプルにして欲しい。ただ繰り返しになるが、コレは個人的な意見。いやいや多機能だから便利なんだ!っていう人もいるとは思う。

[余談] Proじゃないやつと、Ultraもある

OclipOclip ProOclip Ultra
価格¥4,295¥6,025¥7,795
発光モードフラッド+赤色LEDフラッド+スポット+赤色LEDフラッド+スポット+紫外UVライト
投光ライト光度最大300ルーメン最大500ルーメン最大530ルーメン
レンズ素材TIR レンズガラスレンズガラスレンズ
本体素材6061アルミニウム6061アルミニウムOアルミニウム
本体サイズ49 x 21 x 23 mm120x 37x 31 mm100 x 37 x 31 mm
USBキャップラバーアルミニウムアルミニウム
重量約30g約53g約55g
防水IPX5IPX6IPX6

なおここまでスルーしてきたが、Proじゃない「Oclip」と後発ハイエンドの「Oclip Ultra」が存在して、その違いが上記。

俺の用途的には最小・最軽量そして最安値のOclipが魅力的なのだが、USBカバーのゴムキャップが好きじゃないのでスルー。

UltraもProより小さく魅力的だったのだが、赤灯が紫のUV灯になっているのが俺の用途的にダメ。UVライトとか何に使うねん。スマホが便座より汚いという悲しい現実を知れるだけだ。

ということでProにした。
まぁコレも個人的な話。自分にとってベストなものを探して欲しい。

小さく、軽く、明るく、USB充電で使い勝手も良し!

小さく、軽く、明るく、USB充電で使い勝手も良し。モード切替に関しては思うことがあるものの些細な事。フルパワーで点灯すると、消しゴムみたいな小型ボディからマジかよって、今でもスゲーっておじちゃんウキウキしちゃう。

日常的に持ち歩いたり、軽いアウトドアで活用したり、夜間ランニング・ウォーキングとか色々な場面で使えるライトだと思う。小さいし持っていて損をするものではない。興味があって、懐に余裕があれば、手にとって見て欲しい。

良き製品でした。

「Oclip Pro」カラーリングが豊富なのも嬉しい。俺は白が好きだからソレにしたけれど、迷ったら視認性の優れたオレンジが良いかと。

「Oclip 」一番小さく軽く安いのが魅力。

「Oclip Ultra」最上位っていうのはロマンよね。Proより小さいし、ほんの少し明るい。

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