
カシオ定番の安時計F-91Wシリーズの「F-91W-3JH」を購入したので、ぐだぐだと語ってみる。
俺のどうでもいい購入経緯

現在、俺がメインで使用している腕時計はスマートウォッチ(Google Pixel Watch)。
こんなもん使い物になるのかと最初は思っていたけれど、通知や地図確認など色々出来て何やかんや便利だ。充電も入浴中に済ませておけば基本的に問題ない。
ただ外出前に満充電にしておくとか、普段の充電ルーティンから逸れたときに、稀に着け忘れる。
今どき、時計なんてどこにでもあるっちゃあるんだけど、それじゃダメなのだ。ポケットやカバンからスマホを取り出すなんて論外。確実にそこにあって、視線を動かすだけで時間が分かるのがいいのだ。
「じゃあ着け忘れるなよ」という話だが、それは無理。なぜか忘れるのだ。
ということで対策を講じた。
俺は田舎暮らしで外出はほぼ車移動。なら、車の中に腕時計を置いておけばいいじゃないか!という乱暴な解決策に至った。
CASIO F-91Wの魅力は兎に角「安い」こと

さて本題。購入したのはカシオの腕時計「F-91W」。
1989年の販売開始からほとんどリニューアルされず、今も売られ続けているロングセラー商品だ。
最大の特徴は、とにかく値段が安いこと。物価高騰しまくっている2025年現在でも定価2,200円、実売価格は1,500円前後。
時計が必要だけど特にこだわりはない人。汚れや傷が避けられない職人。軍人から中東のテロリストまで御用達と言われるのも納得だ。
俺もこれなら使わずに放置しても心が痛まない。素晴らしい価格設定である。
CASIO F-91W 仕様

カシオ F-91W 仕様
価格(メーカー希望小売価格) | 税込 2,200円(2025.8) |
ケースサイズ(縦 × 横 × 厚さ) | 38.2 × 35.2 × 8.5 mm |
重量 | 21 g |
ケース・ベゼル素材 | 樹脂 |
防水性 | 日常生活用防水 |
精度(平均月差) | ±30秒 |
電源・電池寿命 | ボタン電池 CR-2016、約7年(標準使用) |
その他 | LEDバックライト、ストップウォッチ、時刻アラーム・時報、、12/24時間制切替 |
もちろん「CASIO」の時計だから実用性も十分。安いだけのゴミではない。
正確なデジタル表示に電池駆動での長寿命。軽防水で小型軽量。さらにストップウォッチやアラームまで付いている。
F-91W(F-91W-3JH)外観

細かく見ていこう。
ここまでは「F-91W」とひとまとめにしていたが、定番モデルは青いアクセントが特徴の「F-91W-1JH」。

俺が購入したのは、2025年8月末に新発売された緑のアクセントが入った「F-91W-3JH」。
購入タイミングで偶然新発売だったのでこちらを選んだ。ちょっとした違いではあるが、印象は意外と変わって新鮮だ。
ケースの素材はプラスチックメイン

G-SHOCKのイメージがある人はウレタン素材と思うかもしれないが、ケースはプラスチック製。
ディスプレイパネルは樹脂ガラス。つまりこれもプラスチック。割れにくいのはメリットだが、傷には弱いのがデメリット。
薄くて軽いのも武器

値段が安いだけではなく、薄さ・軽さも大きな魅力だ。

価格を抜きにしても「とにかく薄く軽いから敢えてこれを選ぶ」という人がいるほどで、厚さが僅か8.5mm。

重さはたった21g。
俺の別途持っている電波ソーラーG-SHOCK「GW-M5610U-1JF」が50g。腕時計的には十分軽いG-SHOCKの半分以下とかヤベー。

ケースサイズは縦38.2mm × 横35.2mm。
G-SHOCKの中では小さめのスクエア型より小さめで、腕細メンズ的には中々シックリくるものがある。
バンドはウレタン素材で平置き可能

バンドはウレタン製で、最初は直線的だが使ううちに腕に沿って馴染む。
欠点は汗や水で徐々に劣化が進むことだ。G-SHOCKなど高価な時計でも同じだが、こちらは表面コーティングが薄いため劣化が早いという声もある。
ちなみに変えバンドはカシオ公式サポートから購入出来るのだけれど、2025年現在お値段1,000円。本体実売価格1,500円…。

バンドがまっすぐで平置きしやすいので、机の引き出しなど高さのない場所にも収納しやすいのは利点だ。

バックルはプラスチック製。CASIOロゴ付きなのが嬉しい。
F-91W(F-91W-3JH)は安いのに性能も良い
日常生活防水に対応

防水は「WR(WATER RESIST)」と表記されている通り、軽防水に対応している。手洗いや雨程度なら問題なし。水道でガシガシ洗ったり、水泳はNG。
この「WR」のロゴは、1990~2000年代辺りの雰囲気を感じさせる。良く言えばレトロ、悪く言えば古臭い。個人的には好みだ。
アラーム・ストップウォッチも搭載

アラームとストップウォッチにも対応しており、ボタンが少ないため操作も迷わない。適当に触っていれば分かるくらいだ。
アラーム音量もそこそこあり、枕元に置けば俺はちゃんと起きられる。
ディスプレイライトも付いている…超暗いけれど

ライトも付いていて、左上ボタンを押している間だけ緑色のライトが点灯する。
ただし光量はかなり弱く、右端の秒表示は見づらい。でもこの価格でライトが付いていること自体素晴らしいと思う。
電池交換はネジを外すだけで簡単

電池はボタン電池CR-2016を使用し、カシオ公式によると寿命は約7年(1日1秒ライト使用・アラーム20秒使用の場合)。
ライトやアラームをほとんど使わなければ10年以上持つとも言われている。

電池交換もネジ(プラス2.5)を外すだけで簡単。オープナーとか不要。
精度は平均月差±30秒以内

精度は平均月差±30秒以内。日差で約±1秒。
マスタークロノメーターもなんのその。機械式腕時計なんて相手にならないぜ!これがクォーツ(電池駆動)の力だ!
とはいえ2~3カ月放置するとそこそこズレてくる。電車の待ち時間などの隙間時間で調整すればOK。
F-91W(F-91W-3JH)は値段なりの部分も多い
見た目は安っぽい。安いからね。

実用性は素晴らしいが、質感が安っぽいのは否めない。同じ黒樹脂でもG-SHOCKとは全然違う。まあ値段を考えれば当然だろう。
ファッション的には、頭から爪先までキッチリ決めて「“敢えて”安い時計を身に着けているのさ!」って分かる状態にしないと、ホームセンターで服から靴まで完結している無頓着さんと同じに思われるだろう。

プライベートで使うなら、少し値段が上がるが「F-91WS」や「F-91WB」の方が無難かも。
傷が付きやすく、誤操作もしやすい

ディスプレイをガードするベゼル(出っ張り)がないから、ディスプレイに接触しやすいのも良くはない。
またボタンが出っ張っているので、腕を曲げたときに誤って押してしまうのはご愛敬。幸い右下のボタンは12H・24H切替なので大きな支障はない。
F-91Wは“道具”としての合理性が極まった一本

じっくり観察して使ってみると感心する。
時間表示も精度も問題なく、耐久性も防水性もそこそこ。ちょっとした機能も備え、更にこの薄さと軽さ。そして定価2,200円という価格。
メイン時計を忘れたとき用に買ったのだが、意外にも気に入った。G-SHOCK以上に“道具”としての合理性が極まった一本だと思う。
1989年から大きく変わっていないのも納得だ。腕時計の到達点の一つと言っていいだろう。

記事で紹介したグリーンアクセントの「F-91W-3JH」。

王道の「F-91W-1JH」。ブルーアクセントが派えてこれも良い。

透明な「F-91WS」。攻めたカラーも安いから買いやすい。

「F-91WB」。文字がスッキリしてファッションに合わせやすい。