※ 記事内にアフィリエイト広告を含みます

雑貨

アークテリクス グランヴィルクロスボディバッグ レビュー [ 大人気ボディバッグ-欠点多め絶賛は出来ない- ]

今回紹介するのはカナダのアウトドアメーカーアークテリクスの「グランヴィル クロスボディ バッグ」

ウェアを買った際に「バッグやシューズもいかがですか?」と正規店販売員の巧みなトークに流されノリで購入したものだ。毎度毎度モノをとるため“服の中を漁る”の飽きてきたところに、「お客様の用途にピッタリ」だの「僕も使っている」だとか営業トークが上手ぇのなんの。彼はきっと出世する。

まぁ俺の購入経緯はどうでもいいんだけれど、せっかく買ったのでその外観と感想を述べていく。

グランヴィル クロスボディ バッグ 詳細

動きの中でこそ光るシンプルなデザインが魅力の、使い勝手の良いパック。ライトなハイキングで必要になる装備を収納でき、旅行やシティユースにも最適です。耐久性のあるコーティングを施して防水性を備え、アルパイン環境でも定評のあるナイロン素材、N400r-AC² リップストップを使用。ミニマリストデザインながら、スマートフォンや鍵用に便利な内側のセキュアポケットなどを備え、スマートな収納が可能です。エアロフォーム バックパネルにより、通気性も抜群。取り外し可能なストラップで、ショルダーバッグ、クロスボディバッグ、ウエストバッグなど、多彩な持ち方ができます。

https://arcteryx.jp/products/granville-crossbody-bag?variant=46290505957607

上記が今回紹介する商品「グランヴィル クロスボディ バッグ」の公式詳細。名の通りボディバッグである。お値段税込み¥13,200 (2023.7時点)

アークテリクスの中でもコンパクトなサイズで、ハイキング・旅行・街歩きなどライトユース向けのバッグだ。カラーラインナップは「ブラック」「ブラウン」「ブルー」「パープル」の4色。

2023.7月現在超人気商品で、公式Web販売では常に売り切れ、実店舗でも「ブラック」「ブラウン」はタイミングが良くなければ購入出来ない状況が続いている。俺は偶々ブラウンを除くカラーがそろっている状態で、ブラックを選んだ。

グランヴィル クロスボディ バッグ 外観

シンプルデザインが魅力

外観を見ていこう。
始祖鳥をモチーフとしたアークテリクスのロゴマーク以外目立ったものが付いていないシンプルなボディバッグだ。

ロゴは反射プリント仕様。サイズは大きくないもののシンプルな中センターにあるので割りと目立つ。

通気性の優れた背面素材搭載

裏面は同社本格アウトドアザックにも使用されている「エアロフォーム バックパネル」を採用。程良い弾力があり、空洞部分が多いため通気性が高い。

やたら複雑な樹脂ワイヤー編み込み素材となっている。俺的このバッグで一番好きなポイント。

防水素材で水に強い

「N400r-AC² ナイロン 6 リップストップ」というアークテリクスが開発した独自防水素材が採用されており、ファスナーも最強のYKK社「ウォータータイト ジッパー」採用で完全な防水構造。

撥水ではないから水玉にはならないのだけれどキッチリ防水。

ストラップは着脱可能

ストラップはナイロン素材でプラスチックバックルを止める一般的なスタイル。幅は20mmと細め。

長さは100cm程まで伸ばせるので、足りない人はいないだろう。

本体に巻きつけているだけなので、ストラップが取り外し出来る。別途社外のストラップを入手して取り付けると面白いかもしれない。

内部は物が探しやすいカラー

内部はテカテカ素材感で真っ白。収納したものを見やすくするための工夫だ。

防水性を高めるために縫うだけではなくテーピング止めされている。剝がそうとしても剝がせるようなものじゃないのでご安心を。

内部にも一つポケットが付いていてスマホや鍵などを収納しやすい。また紛失防止用の樹脂フックが付いているのも嬉しいポイントだ。

コンパクトサイズだがそれなりに収納可能

サイズの参考として500mlコカ・コーラと並べてみるとこんな感じだ。俺的には大きくもなく小さくもなくという印象。

収納容量としては、3Lと見た目の割には多い。

下に向かって狭くなっていく形状であるため、少々癖はあるものの6インチサイズスマホ、長財布、メガネ・サングラスケース、ワイヤレスイヤホン、ポケットティッシュは入った。

やたらとゴツイRaybanメガネケースを取り除けば、モバイルバッテリーとスマホ充電器&ケーブルも入るだろう。

入れるとき少々苦しいが、500mlペットボトルも入る。

見た目以上に収納量はある印象だ。俺の手荷物はスマホ・車鍵・コンパクト財布+もう一つぐらいなので余裕。

重量軽量「124g」

重さをはかりで計測したところ「124g」だった。ほぼ公式通り。軽量だ。

グランヴィルクロスボディバッグ 着用画像

参考に着用画像を。
俺は173cm/60kg後半のメンズだ。使い方は見て分かる通り。肩に掛けるだけ。

公式サイトの紹介的通り背中に背負うスタイルが最も適していると感じる。シルエットがスマートかつアークテリクスの始祖鳥ロゴが程よく目立って良し。

一時期に比べると流行り廃れてきた感もあるけれど、前に持ってくる形も悪くない。

俺がキッズの頃からトレンドが来た記憶はないのだが、一応ウェストポーチスタイルにも出来る。

エアロフォームバックパネルの利点を生かすなら断然これなんだが、ウエストポーチの評判は死んでいるのでオススメしない。

アークテリクスのウェアと組み合わせると相乗効果で気分はアゲアゲ。2,000円以下の安Tシャツを身にまとっている時でも始祖鳥の騎士団にしてくれる素敵アイテムだ。

以上。

グランヴィルクロスボディバッグ の欠点

ここまでがアークテリクスというブランドに対して好意的な俺の意見である。好きだねアークテリクスうん。アウトドアメーカーの中でも片手に入るくらいは好き。値段クソ高いとは思っているけれど。

さてそんな感情を殺し、ブランドに対してフラットな目線を持つとこの「グランヴィル クロスボディ バッグ」は、そこまで素晴らしいものでもないかな?というのが正直なところである。それを紹介していこう。

君ちょっと公式紹介写真と違わない?

まずアレだ。君ちょっと公式紹介写真と違わない?

公式サイトのイメージを持ってきた方は気が付いたと思うけれど、紹介画像よりチョイと太ましい。どう形を整えても公式画像程スマートにならん。絶対同じものじゃないと思う。

だからダメかというとそういう訳じゃないが、公式サイトのイメージを持って買うと落胆するかもしれない。俺的には収納量減ってもいいので、公式サイトのイメージに近づけて欲しかったところ。

凹みやすい素材感

「N400r-AC² ナイロン 6 リップストップ」は薄手のナイロンを樹脂でガチガチに固めた素材になる。だから接触するとシルエットが凹むのが難点。ふとしたことでベコベコ凹む。

ここまでの画像は滅茶苦茶気を使って形を整えてきたのだ(当ブログ比)。潰れた状態でのビジュアルはダサいので、スマートに身に着けたいなら偶に形を整えてやる必要が出る。面倒。

また公式サイトの文章に書いてある怪しい文章『生地の特性上、擦れ等で白化しやすい~』の通り擦れると白っぽくなるのも難点。遠目だと目立たないし、拭き取ればすぐ消えるとは言え嬉しいものではない。

あと割とどうでもいいけれど、太陽光に当たるとやたら熱を持つ素材でもある。

収納量が少ないと中でモノが暴れる

ナイロン素材が固く基本的バッグが膨らんだ状態だから物をギュウギュウに詰めた状態じゃないと中で物が暴れる。

いわゆる布系のポーチだと素材が潰れモノを押さえつけてくれるのだけれど…

これはスカスカになる。
空洞が多くバッグによる押さえつけがないからモノが少ない状態だと中で動くんだ。歩くと中でモノが跳ねる音が煩いし、物と物が接触して傷付くと何もいいことがない。

特に入れるものがない時でもティッシュとかエコバッグなど柔らかいものを詰めておいた方がいいだろう。

完全防水に抜け穴

ファスナーを閉めた状態なんだけれど、微妙に隙間があるのが分かるだろうか。この辺に弱めのシャワーを当てたところ普通に水が入った。実際のところピンポイントで水が当たることは、ほぼないと思うのだが、風強めの大雨だと怪しい。

僅かに綴じ代を設ければ解決出来たはずだ。軽量完全防水生地で覆い、防水性の高いYKKアクアタイトジッパーを使用しているのに勿体ないとしか言いようがない。

欠点多め 買った俺ですらココまで人気の理由は分からん

というわけでハイキング、シティカジュアル共に弱点がある。

また1万円ちょいだから無理ないかなというところだけれど、別に高級感とかはない。バックルは「ITW Nexus」というメーカー製で軍用用品にも使われているらしいが、見た目は至って普通な樹脂。

2023.7月時点売り切れ続出で、やや高めの値段で転売横行しているけれどそこまでか?という感じ。どんなブランドでも割とそうだけれど、ファンアイテム以上の何でもない印象。

欠点は多い。だが他社と比較すると悪くない気がする

下げに下げまくったので、アークテリクスが好きな俺に戻って締めよう。

「グランヴィル クロスボディ バッグ」に欠点があるにせよ、じゃぁ予算1万円程度で他に何が買えるかって話だ。

ナイキ・ノースフェイスなどなどアウトドアブランドやスポーツブランドはどうだろう。

カジュアルバッグを得意とするマンハッタンポーテージやアウトドアでもバッグを得意とするミレーなどを選ぼうか。

ちょっと予算を足せば日本のバッグブランドポーターやマスターピースなんかにも手が伸ばせないこともない。

どうだろう?
比較してみると、そう悪くない気がしてこないだろうか?存外グラヴィルクロスボディバッグのようなスッキリとしたシルエットを持つメーカーはない。俺ならアークテリクスを選ぶ。

ブランドが好きだったり、見た目が気に入ったら手に取ってみるといいだろう。

公式販売以外での入手が今ひとつなのも弱点。

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
\最大12%ポイントアップ!/
Amazon

アークテリクスの後だとノースフェイスが安く見える不思議(錯乱)。

最近の投稿記事

-雑貨
-,