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モンベル タタミパッド150 レビュー [ 超薄軽量折りたたみスリーピングマット ]

職場での昼寝効率を上げるためモンベル「タタミパッド」なる商品を購入したので、取り敢えず記事にしてみた。

本来の用途と離れているため薄味に仕上がっているが、サイズ感の参考にでも使っていただければ幸い。

モンベル タタミパッド 150 諸元

タタミパッド 150

素材表:30デニール・ポリエステル・リップストップ
素材中:ポリプロピレン、ポリエチレン
重量:479g
カラー:レッド(RD)
サイズ:50×50×0.5cm
収納サイズ:50×11×6cm
使用可能温度:0℃以上
税込み価格 :¥6,490(2023.8時点)

上記が我らが日本のアウトドアメーカーモンベルの販売する「タタミパッド 150」の緒元。

150の名の通り150cmの長さを持つ。砂利や岩場など凹凸があってシュラフ(寝袋)だけではキツイ時、単純に寝心地を向上させるためなどなどに使う敷物。スリーピングマットだ。

https://webshop.montbell.jp/sys_img/related/ecinfo_002_02357.jpg

モンベルスリーピングマットには上記公式サイト引用画像の通り空気を注入する「エアパッド」や柔らかい「フォームパッド」など様々な種類があるのだけれど、「タタミパッド」の特徴としては広げるだけで、即座に使える軽量薄型であることだ。

なお冒頭の通り本来のアウトドア用途ではなく、仕事の昼休み寝るために買った。机の引き出しに入らないこともない薄さと長さがいい感じであったのだ。

モンベル タタミパッド 150 外観

外観を見ていこう。タタミパットを畳んだ状態がこれだ。パッと見ただけではこの物体が何であるか分からない。

カラーラインナップは、このレッドのみとなる。寝てしまえば色は殆ど隠れてしまうので、あまり気にしなくてもいいだろう。

広げた状態がコレ。写真撮影時のライティングが残念だから色味が変になっているのは気にしないで欲しい。

「mont・bell」のロゴが付いているが、決まった上下はないから適当でOK。

裏面は黒一色。こちらは接地面であるため汚れが目立たない黒ということなのだろう。

モンベル タタミパッド 150 特徴

軽くコンパクトで楽々

タタミパッド最大の特徴は軽量コンパクトで取り扱いやすいことだ。コカ・コーラ500mlペットボトルと並べてもこの通り。

横幅は50cm

縦が11cm。

畳んだ状態での厚みは6.5cmぐらいで、軽く潰して公詳の6cmとなる。

重量は俺の所有しているはかりで482g。(公式詳細479gとズレがあるのは多分はかりの重心やらの関係で多分公式が合ってると思う)

500mlペットボトル飲料よりも100gほど軽い。指2本で十分持てるほどだ。

以前このブログで取り扱った32Lバックパック「カリマーハイランズ32」にも収納出来てしまうコンパクトさ。

設置も収納も解説不要。設置は広げて、収納は折り畳むだけ。10秒もかからない。お子様でも楽々。

表面には丈夫なポリエステルリップストップ

表地には裏表共に30デニールの薄さを持つポリエステル製。汚れが簡単に拭き取れ、睡眠時の体の動きや接地面の凹凸にも負けない引き裂きや伸びに対して強い素材が使用されている。

注意点としては「0℃以下の環境で使用しないで下さい。素材の特性により脆化し、製品の劣化を早めます。」ということで、冬季間の使用には向いていないことだ。春~秋用。

なおポリウレタンコーティングによる撥水加工が施されているとのことだけれど、そんなものはない。普通に一瞬で染みる。

屋外で使うなら裏地には、フッ素入り防水スプレーを塗布した方がいいかも。

表裏で違う内部素材を採用

内部にはポリエチレンフォームが入っていて、薄いながらもクッション性があり体をサポートしてくれる。

“タタミ”パットと名付けただけあって、硬いんだけれど寝れないこともないあの絶妙な感じだ。

裏地は固い素材感のポリプロピレンプレートが入っていて、凹凸感を防ぎフラットな寝心地を実現する。

実際砂利上に敷いて1時間ほど寝てみたけれど、砂利の上感がほぼなくなっていい感じだった。

150cmサイズなのが意外といい

173cmの俺が寝転がるとこんな感じ。写真が相変わらず微妙クオリティなのは許して欲しい。

殆どマットが見えなくなる通り横幅はほぼジャスト。アウトドア用品の大半そうだけれど、快適な寝返りは不可能だ。

それと横にずれると頭一つ分足りていないのが分かるだろう。そう150cmサイズということで、体を全て納めることは出来ない。

なんで150cmなんだろう?もう少し長い方が良くない?と思った方が多いだろうけれど、これが意外と絶妙なサイズ感なのだ。頭側を短くした場合には枕を設置すればいいだけだし、足側を短くした場合靴を履いた状態で寝転がるのが楽だったりする。

寝心地は…まぁ寝れる

  • Q:寝心地は快適ですか?
  • A:快適なわけないじゃん!

確かにタタミの名に相応しく、畳のような硬さなのだけれど、寝心地が良いというのは思い出によって美化されている。

畳での寝心地は直ぐに横になれる環境、食後の満腹感、暑い夏の倦怠感、眠気を誘うクソドラマなどなど全てが嚙み合った上でのマリアージュなのだ。畳の感触を思い出して欲しい。決して柔らかくないのだ。というか辛うじてクッション性があるだけで畳は硬いのだ。

面一枚の厚みはたったの0.5mm!ぶっちゃけダンボールに毛が生えた程度で、ダンボール1枚より上でダンボール2枚重ねより下ぐらいというのが正直なところ。この上で長時間寝たら体バッキバキさ!

軽量コンパクトに快適な寝心地を求めることが誤りなのだ。これで快適だったら厚みのあるマットレスやら空気を入れるマットやら存在するわけないじゃないか。仕方がないのだ。厚み0.5mmとしてはこんなもん。やむなし。

まぁポジティブに考えれば凹凸があるような場所をフラットにしてくれるし、床から迫りくる強烈な冷気をシャットアウトしてくれる。そして寝れないことはない。

追記:後日中華メーカークソ安寝袋と合わせテント泊と山小屋泊で使用してみたが、俺は7時間以上グッスリ寝れました。ただし俺は元々どこでも寝れる系だし、勿論寝起き体バッキバキ。

タタミパッドは軽量コンパクトが武器

タタミパッドは運搬性収納性特化で仮眠が取れればソレで良いというファイター向け。あるいは別のマットの下敷きや水回りレジャーで座るための敷物として活用するのが良さげ。

友人・家族での楽しいキャンプというならワンランク上のクッション性を求めた方が幸せになれるだろう。

俺は1時間以下の間床上で寝るだけなんで、こんなもんでOK。いい感じのお昼寝道具見つけられて大満足です。床に敷いてクソ安枕とタオルケット使って快眠です。第三者の白い目線以外は完璧。

公式オンラインストア・実店舗以外では購入が難しい。amazonや楽天で購入出来ないのは痛いところだ。

類似品が少なくオンリーワン的なアイテムなのもタタミパッドの良さである。近いのだと上記リンクの「エバニュー FP mat 」だろうか?

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