
お部屋が寒いので、厚着をして耐えることにした。11月でもう室温15度なんだけれど、なんなの?
そら暖房を使えば真夏より暑くもできるのだけれど、代わりに懐が寒くなる。油は消えて手元に残らないし、地球環境にも良くない。Yes! Save The World. 嘘です。そこまで意識高くない系です。
フリースジャケットはユニクロの超定番!

購入したのはユニクロのフリースジャケット(2025シーズンモデル)。
2000年前後に高価で色の選択肢が少なかったフリースを、手に取りやすい価格で色とりどりに展開して評判になったのだとかなんとかで、フリースがユニクロ大ヒットの立役者だったりする。
俺はその当時小学生だったのだが、アホみたいな青色でサイズのデカいユニクロフリースを母ちゃんが買ってきたのを覚えている。そういえば当時仲の良かった友人も赤・緑・黄色のユニクロフリースを着ていた。そして今、母親たちが色で遊んでいたことに気が付いた。
そのデカいフリースが小さいフリースになるまで着ていたのもあり、結構思い入れがあったりするのがユニクロフリース。思い返してみると、ヒーローの柄物ではない衣類で初めて愛着の湧いたアイテムかもしれない。そんなフリースジャケットを自ら働いたお金で、再び手にする日が来たとしんみりしたりなどした。
まぁその辺はどうでもいいんだけど、日本に住んでいるのなら特に意識することなく、一度は手にしている人が多いのではないだろうか?
リニューアルはしているもののユニクロのロングセラーなので、今さら語る必要もないかもだけれど、何と言うか手にしてみて改めて感動した次第。なので語らせて頂く。
ユニクロ フリースジャケット外観
フリースジャケット 正面

ハンガーに吊るした状態でこんな感じ。
フリースと聞いたら多くの人がイメージするモッコモコの典型的なフリースだ。
フリースジャケット 背面

裏。裏表ともにロゴがないのがユニクロの良いところだ。シンプルでコーディネートしやすい。
ちなみに色はネイビーを選んだ。アホみたいな青色にしたかったけれど、今の青はカッコよすぎる。俺の記憶の中のフリースはもっとブルーシートのソレに近かった。
フリースジャケット 裏面

裏地。毛質は表地とほぼ同じ。モコモコ素材が直接肌に触れる形だ。
ユニクロ フリースジャケットの特徴
お値段の割にモコモコで温かい

細かく見ていこう。
ユニクロフリースジャケットの凄いところは、お値段2025年現在2,990円にして、嵩(ロフト)があることだ。モコモコの厚手なおかげで暖かい。
ロフトがあればあるほど空気保有量が向上するため、防寒着は結局のところロフトがあることが大正義なのだ。
インナーにすると物凄く温かい

フリースは風や蒸気を通すから、蒸れにくく快適ではあるのだけれど、風が強い日は寒い。
そこで防風性のあるウェアを重ねれば、ダウンジャケット顔負けのすさまじい防寒性になる。インナーとしても頼もしいのがフリースの良いところだ。
持ち運びは少々嵩張る

ただ折りたたむとものすごく嵩張るので、持ち歩きにはあまり向いていない。街中で使用するなら脱がずに着用し続けたいところだ。
ホコリが絡むのは避けられない

毛にホコリが絡むのも、まぁ当然っちゃ当然。モコモコフリースである以上避けられない。
でも同社「ボアフリースジャケット」程ではないというか、ホコリ絡みが気にならないぐらいの絶妙な塩梅だと個人的には思う。
お値段の割に作りも良い
フロントジッパーはYKK

フロントジッパーは、ハイブランドやアウトドアメーカーでも使用されるド定番・YKK社のものを使用。またスライダーには引っ張りやすいようドローコードが付いている。
安価な商品だとケチりがちなんだけれど、ジッパー壊れたらゴミになるんだし、優れたものを使用するべきだと思う。ユニクロは分かってる。
袖・腰ゴムはストレスの掛からない緩め

裾や腰にはゴム絞りが付いている。締め付けは弱く、ストレスにならない。
一方、隙間風は入りがちな一長一短。
フロントポケットはハンドウォーマーに出来る

フロントポケットはファスナーの付いていないオープンタイプ。
内側もフリース生地になっているため、ハンドウォーマーとして使える。
内側に大型ポケット搭載

内側にも大型のポケットが付いている。
防寒手袋など、サイズの大きいものも収納できて便利だ。
ユニクロ フリースジャケットのサイズ感(悪い例)
メンズ173cm・60kg後半~悪い着用例~

“悪い”着用例の紹介だ。ある意味参考になると思う。
俺は173cm・60kg後半で、ユニクロではいつもMサイズ。このフリースジャケットもMサイズがジャストだった。が、これは部屋着としてラフに着るため、ワンサイズ上のLサイズにした。
画像のようにフリースを伸ばし整えた状態だと、そう悪くはない。
ワンサイズ上は基本NG

問題は崩れた時。
ユニクロの衣類は多くの人が着用できるよう、袖・腰回りにゆとりがあるボックスシルエットであるため、大きめサイズをチョイスするとそれが際立つ。
前かがみになったらこのザマです。お腹でっぷり。お腹膨らませている訳じゃないんだコレ。真っ直ぐ立って布を引っ張らないと、余っていた布地が前に出て、自然とこうなるんだ。
何というか、適当に着れるサイズ選んだ感があるというか、それこそ母ちゃんに買ってきてもらった感がすごい。

極端に膨らませると上記。170cm前半で、これだけ布が余る。
ただワンサイズ上って意外と着心地良くって、ユニクロの店舗行ったら3割ぐらいの人はサイズ大きめだったりするし、公式サイトレビュー欄見ると大体やらかしてる。実際俺も昔同じ間違いを犯していた。
でも傍から見たらこのザマなんで、街歩きでユニクロのワンサイズ上は基本NG。ジャストサイズか、敢えてオーバーサイズ感が出る2サイズ上げが良いだろう。
フロントジッパー全開けの方が良く見える

それかジッパーをフルオープンにするかだ。フルオープンならワンサイズ上でもアリ。俺は部屋でしか着ないつもりだけれど、出掛けるならフルオープンで何とかする予定だ。
なおユニクロの広告モデルがやたら前開け気味なのは、腰回りのゆとりを誤魔化すためだったりする。上記画像はモデルのポーズパクってみたんだけれど、確かにユニクロアウターのウィークポイントが目立ち難くなっている。
ユニクロ フリースジャケットは値段の割に作りが良すぎる!

ユニクロフリースジャケット、あったけぇです。
お値段2,990円(2025年現在)でこれはすごい。今だとイ〇ンやらワー〇マ〇などなど、ユニクロより安くフリースジャケットを販売しているところだらけなのだけれど、コスパの考え方で見るとやっぱり強い。値段の割に作りが良すぎる。歴史的な背景とかなければ、多分ユニクロはもう+1,000円したいハズだ。
これを定期的に1,000円の値引きぐらいのセールもしていて、実際俺が買った2週間後にやっていた。更にオフシーズンには不人気色が在庫処分でもっと安かったりもする。マジかーって感じ。でも俺は直ぐに欲しかったからね。悔しくない。悔しくなんてない。
ユニクロの定番品は強いなと、当たり前のことを改めて思ったりなどした。買って損することはないだろう。ただ、サイズだけは注意。
実際Amazon・楽天などで「フリース」と検索すると、3,000円以内ならユニクロだな!ってなると思う。