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アークテリクス カイヤナイト ライトウエイト ジャケット [ 単体でもインナーとしても、シティでもアウトドアでも使える万能選手 ]

今季アークテリクス製品をまとめ買いしたため、またアークテリクス製品レビューだ。現在所有しているストックの最後になるためコレで一旦区切りになるはず。

ということで今回は「カイヤナイト ライトウエイト ジャケット」を使ってみた感想を述べていく。

カイヤナイト ライトウエイト ジャケット について

どこへ行く時も必ず荷物に忍ばせたい一着。冷涼なコンディション下の寒さ対策、または寒い季節の高負荷の運動に。コンパクトに収納でき、快適で保温性が高いカイヤナイト ライトウェイト ジャケットは、幅広いアクティビティやアドベンチャーに最適な、計算された暖かさを提供します。軽量で、通気性抜群で柔らかなTorrent™フリースは、ウェア内の湿気をコントロールし優れた伸縮性により動きやすさも抜群です。防臭加工を施しているため、長旅でもさわやかな着心地が持続。すっきりとしたシルエットの、端正でシンプルなミニマルデザインに仕上げています。 リサイクル素材を使用した新素材を採用してアップデートしました。

上記が「カイヤナイト ライトウエイト ジャケット」公式の詳細。
アークテリクスのフリースを示す「カイヤナイト」シリーズ、軽量型モデル「ライトウエイト」、フードなし「ジャケット」というポジションの商品だ。

他にもフード付きの「カイヤナイト ライトウエイト フーディ」、ライトウェイトじゃない厚みがもう少々あるスタンダードな「カイヤナイトジャケット」「カイヤナイトフーディ」などなどが存在する。

なお俺が紹介するのは2022年秋冬モデルで、2023年度現在販売されているものとは僅かに違うので注意して欲しい。今年夏初めに買って保管していたらすっかり型落ちになってしまった。

カイヤナイト ライトウエイト ジャケット 外観

まず吊るしの状態で簡単に外観を見ていこう。

アークテリクスらしくシンプルデザインである。カテゴリーとしてはフリースであるためいわゆるモコモコ起毛ジャケットなんだけれど、表地はツルッとした素材感のためジャケットのように見えるのが特徴だ。

2022年度モデルで用意されている色は「ブラック」「ネイビー」「ホワイト」「ブルー」であった。2023年度8月末から選択肢が大幅に減少して「カーキ」のみとなったのは謎。俺は他に所有しているアークテリクス商品と共通化するためネイビーことブラックサファイアをチョイス。色味明るめのネイビーだ。

胸元にブランドロゴである始祖鳥刺繍でアークテリクスの文字はなし。

サイズは40×30cmと小さめ。俺的には好みのサイズ。

背面はさぁどうコメントするべきかわからない。無地!

ひっくり返した状態。
写真だと表地と同じように見えるけれど、サラサラとした表地と違い毛足の短いフリース素材となっている。

左右にある四角いグレーのメッシュは外ポケットの中身で、内ポケットとしての活用は出来ない。

カイヤナイト ライトウエイト ジャケット  詳細

続いて細かく外観と特徴を見ていこう。

独自素材トレントフリース 生地採用

このジャケットに使われている素材は「torrent(トレント) フリース」というアークテリクス独自素材。

特徴をザックリまとめると…

  • 薄くしなやかで伸びる
  • 保温性が高い
  • 通気性が高い

といった感じ。
保温性と通気性一件両立したら駄目じゃないかと思うものが揃っているのがフリースの魅力である。

ウインドシェル(シャカシャカジャンバー)の類と違って、通気性があり風が通り蒸れにくいので、ハードなアクションにピッタリ。素材も伸びるから腕を回しても突っ張らない。

またレイヤリング(重ね着)をすることで、防寒性を大幅に向上させることが出来る。同社薄手なシェルジャケット「ベータジャケット」のような風を通さないものを上に羽織ると、もう氷点下にだって挑める。

表地は汚れが絡みにくい

フリースを名乗りつつ表地はソフトシェルのようなツルッとした素材なので汚れが絡みにくい。

アウトドアでは埃や砂っぽい場所がつきものだけれど、絡んだ汚れも手で叩くだけで十分に落ちるのが嬉しいポイントだ。

内側は繊維が取れやすい

残念ながら内側は、毛玉というか繊維がちぎれて塊が出来ることがある。

まぁ起毛素材を使用したフリースだしある程度は仕方ないんじゃないかというところ。人から見えにくい内側だから気にしないのが一番。

フリースとしては軽量コンパクト

重量は「271g(メンズSサイズ)」。薄手であるためフリースとしてはソコソコ軽量だが、シャカシャカ系のウィンドブレーカーとかそういった類よりは当然重い。

起毛素材ウェアにしては、コンパクトにまとまるのが武器だ。ちょっとした空間に捻じ込めるのが嬉しい。

カイヤナイト ライトウエイト ジャケット 細かい外観

ファスナーにはYKK社採用

ファスナーにはYKK社のものを採用。開閉はスムーズ。

スライダーには引っ張りやすいように紐が付いている。

ポケットもファスナー付き

腰上左右のポケットにもファスナーが付いている。

内部がメッシュ素材であるため、ファスナーを開けると内部に空気を送り込むことが可能だ。

袖や腰回りはゴム絞り

袖は全体がゴム絞りになっている。締め付けは緩め。

腰回りも袖同様ゴムで伸縮する仕組み。

大きめサイズを購入するとピッタリはまらず本来の性能を引き出せないので、サイズ感には気をつけて欲しい。

タグは切り離し推奨?

タグの類は内側に付いていたのだけれど、如何にも切ってくださいと言わんばかりの作りだったので、写真撮影前に思わずカットしてしまった。

キレイに切り離せるので有り難い限り。

カイヤナイトライトウエイトジャケット 着用シーズン

カイヤナイトトライトウエイトジャケットの着用シーズンは春、秋、冬がメイン。夏でも山頂など冷える場所に行く場合には活躍するだろう。つまりオールシーズン。

俺個人の体感でしかないけれど単品だと広く見積もって20℃~10℃ぐらい。通気性が良く風に大きく左右されるので、単体で着用するならテント泊とか室内での冷え防止と体が温まるような行動中がオススメ。

レイヤリング(重ね着)用途として使えば最強。アウターの防寒能力を底上げしてくれる頼もしい存在となってくれる。

カイヤナイトライトウエイトジャケット サイズ感

俺の身長は173cmで体重は60kg後半胴長体系。ユニクロMサイズピッタリマン。このカイヤナイトライトウェイトジャケットはSサイズだ。アークテリクスだとSサイズが多く、稀にSサイズだと肩が苦しくMサイズにアップといった感じで、SとMの狭間に該当する。

素材が伸びるから問題はないものの袖の縫い目が肩上にくるので、肩は1cmほど長いほうが理想的ではあった。

アークテリクスの得意とする体に沿うピッタリとしたサイズ感トリムフィットを採用しているため、ピッタリ体に張り付く。

体型によっては止めておいた方がいいだろう。画像はワザと腹を膨らませた状態なのだけれど、ヤバいでしょう?

背面は腰周りがピッタリくっついて、背中周りが少し布余りして通気を確保している。

なおユルっとリラックスして着用するのであればMサイズがいい感じだった。本来の用途からは外れるが、シティユースや部屋着メインで考えてるならアリだと思う。

前ちょい開け。基本ちょい前開け派なんだけれど、このカイヤナイトは全閉めが好き。

スマートシルエットであるためレイヤリング時着膨れしにくいのが嬉しいところだ。画像はベータジャケットMサイズと組み合わせ。

雨風に強く防寒性の低い薄手のシェルと防寒性が高く通気性の高いフリースのマリアージュはヤバい。組み合わさるともはや別の衣類。10カ所ほど日帰り登山をしたのだけれど、アウターはこの2着大体で乗り切った。

ソフトシェル ガンマ ライトウエイト フーディSサイズとの組み合わせ。ガンマライトウェイトはゆとりあるレギュラーフィットであるため、単体で着用した時とほぼシルエットが変わらない。

通気性を若干確保しつつ暖かいので、冬の運動時に良さげ。

単体でもインナーとしても、シティでもアウトドアでも使える万能選手

というわけで「カイヤナイトジャケット」について語ってみた。

日帰り登山に持っていったのだけれど、単体でも快適だし、レイヤリングに使ったら化けるので本当に便利。

他のメーカーのフリースと比べると起毛素材らしいモコモコした雰囲気がないから街着としての使い勝手もよく、“アークテリクスにしては”割とお求めやすいお値段かつ汎用性も高いので俺的にはオススメだ。

最後に余計な事を書いておくと、アウトドア用途に特化してしまうならアークテリクスでもデルタジャケットとかの方がいい。

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