スマホが主流の時代だけれど、俺はパソコンの方が圧倒的に好き。大画面にズラズラと複数の情報を並べたいのだ。だが俺の使用モニターはスマホ以下の解像度フルHD。
モニター3枚使用で苦し紛れに補ってきたのだけれど、どう考えても高解像モニターをドカンと導入してしまった方が効率がいいと言うことで遂に4Kモニター導入だ!
DELLの「S2722QC 27インチ 4K モニター」を買った。そうですAmazonタイムセール品です。
DELL S2722QC 27インチ 4K モニター 3つの魅力
さて早速この「DELL S2722QC 27インチ 4K モニター」3つの魅力を紹介しよう。
圧倒的表示量!!解像度4K
まず1つが「4K」モニターであること。
解像度3,840×2,160(829万4,400画素)で、一般的に多く使われているフルHD 1,920×1,080(207万3,600画素)を大きく超える能力があることだ。
このモニターの購入を検討している方であれば十分に理解していると思われるが、4K一番のメリットはテレビの売り文句である高解像度だから映像がキレイにとかなんでもなく、「小さく、沢山表示出来る」事にある。
どういうことかというとこういうこと。
これがデスクトップにアイコンを並べまくった状態のフルHD表示で…
これが4K!
アイコンのサイズと数は同様なのに領域が半分以上が開いている。
グーグル検索画面も横がスカスカ!
掌の上スマートフォンで情報が閲覧できる今モニターあるいはパソコンの強みはなんであるかというと、表示領域の広さ、並行処理能力にある。それを最大限に生かすことが出来るモニターなのだ。
なお注意して欲しいポイントとしては、細かすぎてよく見えないからQHD(2560×1440)に解像度を下げている人が多いという点。QHDモニターは1万円以上お安く買えるので、解像度下げてしまうなら最初からQHDモニターを購入した方が良い。実店頭で確認してからの購入をオススメする。
映像音声出力+充電も出来るUSB-C対応
次にUSB-Cに対応していることだ。USB-Cケーブルによる映像出力に対応している。
現在このケーブル程最強の規格はない。映像、音声、充電、データ、ネットワークすべてのやり取りがUSB-Cで解決する。
ハブやドッグ(タコ足配)を経由することで、PC、スマホ、モニター、スピーカー、ACアダプター、USBフラッシュメモリもすべて1経路でまとめることが可能だ。
安心のDELLで他社より安い
そして最後に4K+USB-C搭載モニターとしてリーズナブルであることだ。
適当にamazonや楽天で調べてみたけれど、日本のモニターメーカーBenQや韓国LG、台湾のパソコンメーカーASUSあたりと比較しても安い。
まぁ聞いたこともない中華謎メーカーだともうチョイ安いものもあるんだけれど、こちとらパソコン売り上げトップ3に必ず入る「DELL」のモニターで、サポートセンターもバッチリ「3年間の保障」付きだ。
「4K解像度+USB-C対応+リーズナブル」なモニター
「DELL S2722QC 27インチ 4K モニター」は「4K解像度+USB-C対応+リーズナブル」なモニターなのだ。
DELL S2722QC 27インチ 4K モニター 外観
モダンでエレガント?なビジュアル
外観を紹介していこう。正面については下段にDELLロゴの付いた黒い板としか言いようがないところではある。サイズは27インチ。
ディスプレイはアンチグレア(非光沢)で、艶がなく映り込みの少ないタイプだ。己の見慣れた面なんて見たくもないので、俺的には超歓迎。
ディスプレイフチは横縦ともに6mmぐらい。
勿論上には上があるんだけれど、もれなくお値段も上がるので、まぁこんなもんじゃないだろうか。十分狭く目立たないフチであると俺は思う。
背面は「白」
俺的には凄い有り難いポイントだ。本人陰キャで暗いのにパソコン周りまで黒だったら真っ暗ということで、ガジェモノは白を基調にしたい派だから嬉しい。なお設置場所は壁際。意味はあまりないけれど、ええんよ気分が大切。
側面から。ペラペラ一枚板ではなくて、中央に向かって軽くふっくらしている。
○で囲われたDELLロゴが中央上段にワンポイント。
なお自称「繊細な質感を持つモダンでエレガントな背面デザイン」波を打つようなテクスチャ加工が施されている。ツルツル樹脂よりイイ感じの質感ではあるものの、樹脂であるため高級感とかはない。でもモダンでエレガント。
VESAマウント対応でモニターアームもOK
ディスプレイお馴染み何十年も前から存在する共通規格「VESAマウント」を採用している。エルゴトロンなりなんなり別売りのディスプレイアームやら壁掛けスタンドやらにも取り付け可能だ。
映像出力ポートは「USB C」「HDMI✕2」
ディスプレイ下段に下から差し込むタイプのポート類が並ぶ。
ディスプレイ出力に対応しているものはUSB Type-C×1 HDMI×2で、電力供給機能のみのUSB3.0✕2と音声出力用イヤホンジャックが搭載されている。
古のクソデカ「VGA」を切り捨てたのは兎も角「DisplayPort」を採用しなかったのは思い切った形だ。
可動域が高く優秀なスタンド
付属のスタンドは接地面が六角形で寸法は横20cm縦15cmほど。
スタンドの可動範囲は、俺の期待していた以上に優秀でスタンド台スレスレまで下がる。
チルト範囲も広く、傾斜角の調整が割と効く。こんなに下向いたところで役に立つ事はないだろうが、動くに越したことはない。
やや斜めにする必要があるがディスプレイを縦方向にも動かすことが出来る。優秀なスタンドだ。
ACアダプターは本体内蔵だから線がスッキリ
ACアダプターが本体内蔵で、電源線がシンプルなのも評価したいポイント。ACアダプター邪魔くさいしホコリ貯まるので有り難い限り。
ディスプレイの画質は普通 期待し過ぎ厳禁
ディスプレイについては、sRGBカバー率99%で「IPS」テクノロジー採用。画質については、4Kディスプレイの中でリーズナブルなプライスであることから察して頂きたいのだけれど、これより上の価格帯である「U2723QX」やiMacの如く嵌め込み画像かという程の美しさはない。極めて普通。
画素パワーのお陰でフルHDモニターよりはキレイではあるのだが、可も不可もなくといったところだ。期待し過ぎないように。美麗ディスプレイが欲しければ、もっとお金を出すがよい。具体的には+2万円ぐらいになる。
また動きの滑らかさを示すリフレッシュレートが「60Hz」とこれも普通。Webや動画を見る分には不足ないが、FPSや格ゲーなどをプレーするならイマイチなので注意して欲しい。
ディスプレイからUSB電源供給可能
- USB Type-C(電源供給最大65 W)✕1
- USB Type-A(USB 3.2 Gen 1、BC 1.2充電対応)✕2
外観で先行して触れたけれど、ディスプレイ搭載のUSBポートから充電が可能だ。
特にディスプレイ出力元であるUSB-Cが65Wまでの給電に対応しているのは嬉しいところだ。俺の所有しているノートパソコン マイクロソフトサーフェスラップトップであれば、ディスプレイ接続と充電を並行して行うことが出来るためACアダプターが完全に不要となる。嬉しい。
USB-A端子はスマホやらワイヤレスイヤホンとかその辺に使うと便利。なお充電専用でデータ転送に使うことは出来ない。
スピーカーは微妙…外部スピーカー買おうぜ!
スピーカーはモノラル出力で「デュアル3W内蔵スピーカーが、臨場感あふれるオーディオを演出。モニターがエンターテインメント センターに変身します。」と公式説明にあるが普通に微妙。
音響品全般視覚化出来るものじゃないから取り敢えず上げとけ的なところはあるけれど、コレはよくも恥ずかしげもなくここまでアピールできるなと感心するレベルである。スマホの方がマシ。
まぁディスプレイ備え付けのスピーカーなんてそんなもん。使えなくはないけれど…外部スピーカー買おうぜ!
DELL公式ソフトで便利に使える?
「Dell Display Manager」なるソフトを公式サイトでダウンロードすることにより分割表示やスクリーンの設定などを弄る事が出来る。超解像度を活かして、疑似的なデュアル・クアッドモニターを再現したり、それを瞬時に切り替えたりすることが可能だ。
まぁ俺的にはマイクロソフトがWindows向けに公式提供している機能拡張ソフト「PowerToys」があれば要らないと思うのだけれど、一応紹介しておく。
4K解像度+USB-C対応+リーズナブルで最高のモニター
DELL S2722QC 27インチ 4K モニター ポイント
・サイズ:27インチ(61.16 x 17.47 x 40.01 cm スタンド含)
・パネルタイプ:IPS
・解像度:4K (3840 x 2160)
・リフレッシュレート: 60 Hz
・インターフェース
・HDMI x 2
・USB-C (DisplayPort 1.4 mode / 65W)
・USB-A 3.2x 2(電力供給機能のみ)
・VESAマウント対応
・付属品:USB-C 3.2 Gen2 ケーブル x 1 - 1 m
というわけで、「DELL S2722QC 27インチ 4K モニター」は「4K解像度+USB-C対応+リーズナブル」なのである。それ以上でも以下でもない。
4K解像度+USB-C対応でコストの安いやつが欲しいというユーザーのために存在するモニターだ。画質に期待し過ぎなければ、決して後悔はしない。超解像度で快適なPCライフを支えてくれるだろう。
「DELL S2722QC」が「4K」だ。QHDの「Dell S2722“DC”」と間違えないように!
付属ケーブルは極太1mの長さしかないUSB-Cのみなので注意。購入する場合HDMI・USBが4K出力対応しているか確認を忘れずに。
スピーカーは必須レベル。安くてもいいから買おう。3.5mmステレオミニプラグ(イヤホンジャック)から出力できるのがオススメ。