「前回」に引き続き苦手な衣類系レビューを消化していくぞ!今回はザ・ノース・フェイス テックラウンジカーディガンだ。
俺はアウトドアやスポーツブランドのような機能性を伴っている衣類が好きなのだけれど、紹介するものもアウトドアブランドらしくカーディガンなのに高機能!
テックラウンジカーディガン 詳細
テックラウンジカーディガン(Tech Lounge Cardigan)
日常のコーディネートを1着で済ませたいミニマリストのニーズに、アウトドアのノウハウで答えたデイリーウエア「テック ラウンジ コレクション」のカーディガン。マイクロファイバータオルをイメージして開発したポリエステル素材は速乾性に優れ、表面は微起毛で肌触りやわらか。
https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NT12360
上記が公式の紹介文章。
言わずと知れたアウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」の商品である。ノースフェイスは日本で販売権を持っているゴールドウィン規格の商品が多く、日本の生活に寄り添ったラインナップで嬉しい。
なお通年商品ではなく春前に販売されるもので、カラーは年度によって少々違うようだ。現在販売しているのは「ネイビー」と「ブラック」。今回俺が購入したものはブラック(品番:NT12360)。
テックラウンジカーディガン 外観
テックラウンジカーディガン 表面
まずテックラウンジカーディガンの簡単な外観から。形状は至って普通のカーディガンなのだが、ペラペラである。超薄い。
胸元にエンボス加工ロゴがついているけれど、同色だから目立たない。
ボタンはスナップボタンが使用されている。
ポケットはあるっちゃあるんだけれど、素材ペラペラだから入れると凄く目立つ。使用するならカードとか薄めのものまでかな?
カッコよく着たいならないものと考えたほうが良い。
テックラウンジカーディガン 裏面
肩口にロゴ。
同系色だがコチラは意外と目立つみたいで、これで「あっ!それノースフェイスなんだ」と気づかれるパターンが多い。
薄いのに高機能な素材が武器
シワが付きにくく肌触り良好
表面に使用されている素材はポリエステル製マイクロファイバーツイルファブリック。素材が柔らかく着心地抜群だ。丸めて持ち運んだり、洗濯した後も皴が殆ど残らないのも嬉しい。
また一般的な糸による縫製ではなく、超音波溶着なるテープ止めであるため継ぎ目がないかのような着心地。肩が張らないし、動きやすい。
紫外線カット規格UPF50+対応
紫外線カット率95%以上を示す規格UPF50+に対応。
これは日本以上の強烈な紫外線に晒されてるオーストラリア・ニュージーランドで定められた規格で、「UPF50+」は、その最高ランクに該当する。防寒だけではなく、日避けとして着用するのもアリだ。
匂いにくい加工がナイス
このカーディガンで用いられているポリエステル素材は通気性が高く丈夫でスポーツウェアでの定番なのだけれど、大きな欠点がある。汗が染み時間が立つと臭いんだ。ランニング後のシャツとか己の臭いで死にそうなぐらい臭いがする。
それを抑えるためコーヒーかすが原料の「エスカフェ®プリント」なる匂いを提言するものが施されているのが特徴だ。全く匂わないとは言えないが、匂いに強い綿製品と同等ぐらいまで抑えられているのではないだろうか。コイツはマジで逸材。しかも模様も独特でオシャレ。
メッシュバックで持ち運び簡単
アウトドアブランドらしくメッシュスタッフバッグが付属しているので、丸めてコンパクトに運搬可能だ。室内室外・昼夜など気温変化が激しい状況で頼もしい限り。
またノースフェイス公式サイトと店員によると、このまま洗濯ネットとしても使えるとのことだ。目が粗く小さいので別途ネットを用意した方がいいと思うけれど、出来るに越したことはない。
重量も軽くて「289g(Mサイズ)」とバッグの中に入れても気にならないのが嬉しい。
テックラウンジカーディガン シーズンと適温
薄手の長袖ポリエステルカーディガンであるためシーズンとしては、昼夜の温度変化が激しい夏寄りの春秋が一番。軽量コンパクトさを生かし温度に合わせサッと着脱するのがスマートな使い方だ。
夏季でもエアコンの風がキツイような状況下では活躍するだろう。冬季は…東京辺りならインナーとして使えないこともないんじゃない?だからオールシーズンということにしよう。そうしよう。
下に着るのが半袖Tシャツだと20~15℃、長袖Tシャツだと17~12℃ぐらいが適温な感じだ。
テックラウンジカーディガン サイズ感
サイズ展開については、メンズだと「S、M、L、XL」の4種類。
サイズのサンプルとして俺は身長173cm・60kg後半で悲しみの胴長め足短めメンズ。ユニクロMサイズが滅茶苦茶ジャストサイズ。ノースフェイスと同グループゴールドウィン・ヘリーハンセンだと、大体Mサイズで稀に肩が張って着れないものがあるといった感じ。今回もM。
丈としては腰チョイ下ぐらい。裾は手を伸ばした状態で若干被る程度。肩幅はほぼジャスト。
画像のようにパンツが同色でフロントを閉めてしまうと、ホテルの寝間着みたいになってしまう。全部閉める場合は別色にするかワンサイズ上にして崩した方が良さげ。
同色の場合フルオープンか幾つかボタンを開けておくといいだろう。
後ろは腰チョイ下。
姿勢が悪いせいで目立たなくなっているけれど、普通に立てば肩のノースフェイスロゴは目立つ。コイツ自撮り慣れしてないんだ。許して。
広いシーンで使える万能アイテム
このペラッペラのカーディガンに1万円オーバー?値段高いなと思ったのだけれど、着れば着るほど高いだけあるなと納得出来るものだ。
ノースフェイス商品数年ぶりの購入なんだが、流石だね。アウトドア興味ない人にまで大人気なだけある。
サラサラの快適な着心地に匂いにくい素材。コンパクトにまとまって、シワが付かず手入れも楽々。どうするかな?何着るかな?と悩むような状況で頼もしい商品だ。
あって困ることはない。高機能で万能。
意外とスポーツブランドでもこういうのはある。ジャージっぽい着心地で楽。