仕事以外であまりバッグ使わないからプライベートでは、いつ購入したかも忘れた安っぽい謎バッグで済ませていたのだけれど、ふと鏡に写った俺の姿を見てヤベェなって思ったのでボチボチのものを購入することにした。
購入したのは、スーツケースやビジネスバッグなんかでお馴染み「サムソナイト」のカジュアルレーベル「サムソナイト レッド」の「バイアスジャック3」である。
なぜバッグが必要か?
さて商品のレビューに入る前に、実にどうでもいい俺のバッグ購入理由からだ。俺は外出するとき持ち運ぶものは「車と家の鍵」「コンパクト財布」「スマホ」の3点セットで済むので、ポケットに収まってしまう。だから基本手ぶら。バッグは要らない。
じゃあなんでバッグ買ったかというと、冬は例外なんだ。多くの人に問いたいのだけれど「冬屋外と屋内同じ格好で歩くのキツくね?」なんでコート着たまま20℃ぐらいある室内みんな動き回れんの?意味不明。暑がり汗かきの俺は絶対ムリ。汗かいて、蒸れて、臭っさい奴になってしまう。
…というわけでバッグに上着を入れる必要がある訳だ。氷点下でも歩けるような嵩張るコートとか入るやつが必要なのだ。
メンズの手荷物は縦型トートバッグが無難
俺たち男の手荷物に正解はない。
聞いたことはないだろうか?「リュックなんて大きいものに何入れてるの?」「ショルダーバッグは子供っぽい」「ボディバッグはヲタク臭い」などなどあれはダサいコレはダサい。今回紹介するトートバッグも「女臭い」とか「学生っぽい」など例に漏れず「ダサい」という意見も漏れなくある。
これはファッション無関心な人が配色を気にせずバッグ身につけて評判を下げているってのと、女性目線から見てとかどうのこうの以上に自分の意見を正当化するため男同士で非難しあっているからだ。
王道リュックを選んでも、変化球ハンドバッグだろうが、どんなバッグを身に着けようとマイナスに見るヤツは絶対にいるということを頭に入れておいて欲しい。だからぶっちゃけ何選んでも男のバッグに正解はない。
でもそんな中でも俺がオススメしたいのは縦型トートバッグ。何故かって?脇の下片側に収まるから目立たないんだ。つまり無難なんだ。
サムソナイトレッド トートバッグ バイアスジャック3
トートバッグ バイアスジャック3 について
今回紹介するのはスーツケース(キャリーバッグ)やメンズビジネスバッグでお馴染みのメーカー「Samsonite(サムソナイト)」のファッションレーベル「Samsonite RED」のトートバッグだ。吉田カバンポーターとかACEの商品とか競合商品も検討したが、デザイン的にピンと来たのはコレだった。
商品名称は「BIAS JACK3(バイアスジャック3)トートバッグ」。名の通りバイアス(斜め)ファスナーをアイコンにしたモデルで3世代目になる。
カラー展開は5色と多めで、「ブラック」「ネイビー」「レッド」「グレー」「パープル」がラインナップされている。俺の用途的には万能で目立ちにくいブラック一択なのだが、派手色の選択肢があるのは喜ばしいことだと思う。
ビジネスっぽくないでもカジュアル過ぎない絶妙さ
この手のバッグはビジネスと両立させるとコスト浮いてお得なんだけれど、よくあるバリスターナイロンやレザー素材のバッグはプライベートで使用するならコーディネートが限られすぎるのだ。
テーラードジャケットなどのキッチリコーデで使用するとフォーマルに寄りすぎるし、コーディネート考えず身につけるとビジネスバッグを休日にも活用している残念な奴になってしまうと結構合わせるの難しい。
そこんところこのバッグのツヤツヤナイロン素材は、絶妙な塩梅にある。ガッチリフォーマルな場では今一つだが、ビジネスカジュアル~カジュアルとレンジの広いデザインにあるのが嬉しい。
バイアス(斜め)ファスナーは実用性イマイチ
"バイアス(斜め)"ジャックという名前がついている所以である斜めのファスナーはぶっちゃけ実用性はイマイチだ。
下部にネットポケットが付いてはいるものの斜めカットされた左上の部分はデッドスペースとなりがちだし、出し入れしにくいといいこと別にない。デザイン上のアクセントなのさ!と割り切ろう。
ファスナーのしっとりとした開閉感とビニールで覆われたコードは中々悪くないと思う。
サムソナイトレッドについて
側面にはサムソナイトレッドのロゴがラバーで取り付けられている。俺的にはブランド主張したい訳ではないので、黒のみの目立たないこのデザインは有り難い。
チョイ遅くなったが、改めてサムソナイトレッドについて軽く紹介しておく。サムソナイトレッドはビジネスバッグやスーツケースで有名なサムソナイトのファッションレーベルで公式曰く「シンプルで日常のあらゆるシーンに使いやすいバッグを目指している」というブランドだ。
サムソナイトレッドはアジア圏で展開されているレーベルであるので、本家サムソナイト同様「アメリカブランドなのさ!」って紹介してはいけない。このバイアスジャック3を初め日本企画商品であることが大半だ。
結構デカイ。いっぱい入る。
内側にはハニカム柄の内張りが付いている。口はボタン一つのみで、ファスナーがついていないのは好みが分かれるだろう。俺は出し入れしやすくて好き。
内部ポケットはファスナー付きのメッシュポケットが一つと縦長のポケットが二つ。開口部にファスナーが付いていないので、鍵とか財布とか大切なものはファスナーポケットにティッシュとかペンとかを縦ポケットにって感じの使い方が王道かな?
画像が収納した状態。
クソ重くて持ち運ぶ気力すらなくなる500ページオーバーの参考書5冊、ケースに入れた13インチPC&充電器+マウス、ユニクロのウルトラライトダウンを放り込んだのだけれどまだまだ上には1/3ぐらいの余裕がある。
ノートパソコンを持ち運ぶ必要のある人、やたらと大量の書類を持ち運ぶことを強いられている学生さんにもオススメだ。
そしてデカイけれど脇下で潰すと結構薄くなるのが嬉しい。コレこそが布素材の強み。
ビジネスバッグで培った処理が光る
大きめのサイドポケット
サイドポケットは両側についており、ペットボトルや折りたたみ傘を差し込むことを想定して作られている。水分を逃がすために2点パンチホールが付いているのもそのためだ。
画像がペットボトルを差し込んだ状態なのだけれど、結構ゆとりがあるためペットボトルカバーがついていても余裕。
スーツケースに取り付けられる
背面にはビジネスバッグによくあるスーツケースに差し込むためのバンドが付いている。バンドの名称をスマートスリーブって言うらしい。スーツケースを中心に取り扱っているサムソナイトらしい処理だ。
底面が広いため自立するのも嬉しい。
自称使い勝手「◎」な反射素材がアクセント
引手はツルツルとした素材感で車のシートベルトに近い。縫製はしっかりとしているし、使用している糸も太いので重量物を入れても取れる心配は低いだろう。使用している糸は光る。
なお糸が光るのは、公式で「デザイン性も◎な機能素材」として紹介されている。「◎」ってほどじゃ無いけれど夜間安全だし、アクセントになっているので良いんじゃないでしょうか。
ただツルツル素材感ゆえ服装によっては肩から滑りやすいのがデメリット。
メンズバッグに俺はシンプルトートを推奨する
俺たち野郎の手荷物は何を持ってもどっからかマイナス意見は出るのだけれど、俺のオススメはシンプルな縦型トートバッグ。
色々選択肢はあるけれど「バイアスジャッック3」は幅広いコーディネートで活躍してくれる主張しすぎないデザインにサムソナイトというビジネスバッグを多く手掛けるメーカーらしい手堅い作りで優秀な選択肢の一つだと思う。
斜めラインのお陰でカジュアルな雰囲気が出ている。いい塩梅。
コレと結構悩んだ。コチラの方がビジネス寄りな感じ。