アディダス スタンスミス LUX レビュー [ 復活の本革スタンスミス ]

スニーカーのレビューだ。またアディダスだ。スタンスミス 80S を購入してまだ一ヶ月なのにまたスタンスミスだ。何やかんや癖がなくて使い勝手いいんだものスタンスミス。

ということで2022.12.15販売の最新作「Stan Smith Lux(スタンスミス ラックス)」を買っちゃったからレビューする。

2022年ベストスタンスミスの誕生

アディダスの定番シューズであるスタンスミスには、多数の派生モデルが存在する故どれを購入したら良いか分からないという人も多いと思う。

そんな貴方に2022年度末現在の最適解を提示しよう。このレビューで紹介する「Stan Smith Lux(スタンスミス ラックス)」だ。今購入するのならばこれ一択。

それは何故かという事で、下記の表を見て欲しい。

名称(型式)アッパー素材定価(R4.12)
スタンスミス(FX5502など)合成皮革¥10,890
スタンスミス(GW1390など)合成皮革¥15,400
スタンスミス 80s(FZ5597)天然皮革×合成皮革¥22,000
スタンスミス リコン2022(H03704)天然皮革(ペブルドレザー)¥22,000
スタンスミス Lux(HP2201など)天然皮革¥16,500

これらが2022.12現在スタンスミスを購入する上で必ず抑えておきたいモデルになる。見た目は一見違いがないようにすら見えるのだけれど、使用素材や細かいところが結構違うので紹介していく。

定番ラインは合成皮革なのに値段が高い

左「FX5502」右「GW1390」

まず定番ラインとしている「FX5502」「GW1390」。
実店舗でスタンスミスを探し一番最初に目に入るモデルになるだろう。これらはサスティナブルどうのこうので、2020.12月からアッパー(外装)に本革(リアルレザー)を一切使用せず合皮(フェイクレザー)を使用している。

合皮には水に強いというメリットがあるものの、本革素材の靴が買える値段でそれを敢えて選ぶのは俺的にはどうかと思う。見た目、劣化速度、足ざわりと本革より良いところが少なすぎるので、定番ラインナップからの購入はオススメしない。

ちなみにアパレルメーカーの別注やらコラボモデル色々種類があるけれど、基本「FX5502」「GW1390」をベースにした色違いになる。つまり合皮。

80Sは合皮混じり、リコン2022は癖強め

左「FZ5597」右「H03704」

2万円オーバーとお値段の高いスタンスミス80S「FZ5597」については殆ど本革なのだけれど、何を思ったのかシュータンだけ合皮を使用している。本革と合皮が並んで合皮の安っぽい感じが際立っているので、販売価格的にお勧めは出来ない。詳しくは悲しみの「レビュー」を見て欲しい。

そして期待のスタンスミス高級版「リコン」2022年モデルは、オールリアルレザーではあるのだけれどエイ革のようなツブツブ素材と好みの分かれそうな出来である。

スタンスミスLUXは本革素材でシンプル

つまり定番ラインは合皮だし、期待の高級版は少々個性的とあまり良い選択肢がないのだ。

そんな中登場したのが「スタンスミス ラックス」。アッパーは本革で統一されていて、80sのように合皮を混ぜるという愚かな真似はしていない。そして値段も16,500円と悪くはない。先行販売されていた海外では209ドル(2022.12 ¥28,000ぐらい)だったから高い値段で販売すると思っていたのだが、レギュラーラインナップ「GW1390」の+1,000円程度と結構良心的。

カラーラインナップがコーディネートに合わせやすいシックなカラーで展開されているのも嬉しい。絶対に定番の「白×緑」じゃなければ嫌だ。という思想さえなければ、2022末時点「スタンスミス ラックス」が最高。間違いない。

スタンスミス LUX 外観

スタンスミスラックスの外観を見ていこう。
俺が購入したのは型式「HQ6787」コアブラック/カーボンカラーだ。

https://shop.adidas.jp/products/HP2201/

他には「白/黒」「白/深緑」がある。どれもコーディネートに合わせやすいシックで使い勝手の良い色だ。1か月前に80sを購入していなかったら、白色系も買いたかったのだけれど懐事情的に見送る。

アッパーはすべて本革

素材は合皮ではなく天然皮革。シボ強めの革に光沢感を与える加工をしているようだ。

合皮スタンスミスもよく出来ているけれど、光のあたったときの光沢感とか曲がるときのしなやかさが段違いに良い。やっぱり本革最高。

残念ながら近くで眺めて美しいと思えるほどの革品質ではない。販売価格的に仕方ないと思うし、離れてみると気にならないので俺的にはOK。

スタンスミス80sと違ってシュータンもシッカリ本革だ。勿論テニス界のレジェンド「スタンレー・ロジャー・スミス」略して「スタン・スミス」氏が刻まれている。

なおシュータンが長く足首に接触するから革が柔らかくなるまで足首が痛い。スタンスミスはそういうものなのだ。履きはじめはショートスニーカーソックスは我慢し、くるぶし上のソックスで凌い欲しい。

トレフォイル(三つ葉)とstan smithは凹み加工で表現。ヒールタブもブラックなのだけれど、ソールラバーと近い薄い黒色を採用している。この配色はメリハリがついて上手いと思う。本モデルのお気に入りポイント。

内張りまで本革

サイドはスリーストライプ形状に並んだベンチレーションホール。それと「STAN SMITH」の文字が灰色で入っている。

文字は灰色だから目立たないのだけれど、このモデルがスタンスミスである証明はシュータンについているスタンスミス氏の顔だけで十分だと思っているので正直なところ要らない。

内側はシンプルにロゴなし。
黒色だから分かりにくいけれど、アッパーが土踏まずに沿うように作られているため窪みに陰影がついてカッコいい。

ライニング(内張り)もオールレザーで耐久性に期待が出来る。インソール表面までレザーなのは驚いた。

なお過去のライニングがレザーになっているモデル同様ベンチレーションホール(通気穴)が空いていない。機能性の伴っていない飾りとなっているのが少々気になる。

スタンスミス ラックス独自の拘り(他モデルとの違い)

高級版スタンスミス「リコン」で見られる手法の一つなのだけれど、よりシンプルな印象にするため外羽根内側のステッチが省略されている。

ヒールにある分割部分の補強がない。ビジネスで使うレザーシューズのような雰囲気に。

このモデル独自の特徴として、ヒール内回りにパッチを当て耐久性を高めるという処理がされている。前画像補強部分の代わりでもあるのだろう。

サスティナブルどうのこうので、再生素材うんたらかんたら流行っているけれど、実際はこういった長期的に使える商品が一番だと思う。ただ経験上最初にダメになるのは、ヒール周りじゃなくてアッパーやソール。

ラバーソールは粒々アウトソールパターンでサイドにadidas&トレフォイルロゴ。といつものスタンスミスと変わりないように見えるけれど…

一般的なスタンスミスと違いアッパーとソールを縫い付けるステッチが360度回っているのだ。それによってカカト周りのアッパーが若干いつもより内側寄りになっている。多分耐久性も少し上がってると思う。

作りがカッチリしていて、 革も厚めだから「403g (27.5cm)」と定番品より30gほど重いのは仕方ない。

スタンスミス LUX サイズ感

スタンスミス LUXのサイズで注意するべきはウィズ(足囲)。横が狭く甲も決してゆとりがあるタイプではない。色々靴を買ってきたが珍しいサイズ感の一つだ。体感だと横幅狭め、爪先カカト広め、長さ標準。

上の画像が同サイズのスタンスミス80sをギチギチに縛り上げて履いてみたものなのだが、ラックスの方が外羽根が開きシュータンが多く見える。言わずもがな足幅が大きい程この外羽根が開いてゆくのだけれど、細足(ウィズD)に該当する俺でコレだけ開く。つまり狭い。

それでいて爪先周りやカカト周りは広め。全体的に狭いのではなくて、外羽根やタンのある中間部分だけ狭い。

普段プーマスウェードのような細身の靴を履いていたり、ウィズDぐらいの細足に該当する人ならいつものサイズ。それ以外の人ならハーフサイズ上げておいた方が無難。俺は普段と同じサイズを買った。

スタンスミス LUX は高級感があり本革!

名前の「ラックス(LUX)」が「Luxury(ラグジュアリー)=贅沢・高級」を意味しているだけあって、アッパーは勿論ライニングまで本革。そしてヒール内側のパッチやソールの縫い付けなど所々に拘りが見られるのも面白い。

スタンスミスは高級版として「スタンスミスリコン」というモデルを期間限定で販売するのだが、ラックスもそれにとても近い作りだ。ほぼ「リコン」。(“ほぼ”の通り若干革質が低い。そこが良かったら100点満点だが、改善したら値段も上がるのだろう。惜しい。)

2020年12月14日からスタンスミスの合成皮革化が進み天然皮革製が市場から姿を消したのだけれど、「スタンスミス LUX」は、そんな中久しぶりに登場したシンプルなリアルレザースタンスミスだ。今購入するのならばこれ一択。オススメ。

これが天然皮革スタンスミス復活の幕開けなのか、そうじゃないのか。

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オリジナルカラーじゃなければ!という人にはコレだけれど、合皮が混ざっているので注意。

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