asics GEL-PTG MT G-TX レビュー [ アシックスの個性的防水スニーカー ]

雪の中でもスニーカーが履きたい。ファッション性を重視するなら王道ブーツ系、外すなら布長靴系とか履いときゃ間違いないことなぞ分かってはいるのだ。でもスニーカーが履きたいんだ。その肝心の防水スニーカーはトレッキングシューズライクな主張の強いデザインばかり。違うんじゃい。

夏に履いていても不自然じゃないやつが欲しいのだ。ということでいい感じの靴 「asics GEL-PTG MT G-TX」を見つけたのでレビューしてみようと思う。

「asics GEL-PTG MT G-TX」について

今回紹介するアシックスの「GEL-PTG MT G-TX(品番:1193A197)」は、シュータン部分にファスナーカバーが付いたデザインが特徴の「GORE-TEX」素材のスニーカーだ。2021年6月12日に発売し、価格は1万6000円(税別)。結構高い。

1983年に発売したバスケットボールシューズ「FABRE POINTGETTER L(ファブレ ポイントゲッター エル) 」をデザインベースしているとのこと。このモデル自体は公式の言う「アクティブなライフスタイルをサポートするシューズ」つまりシティユースを目的としたスニーカーなのだが、ハイカットなフォルムやトゥに刻まれたベンチレーションのパターンなど割とベースモデルの意匠は継いでいる。バスケットボールに関心のある人にとっては中々ソソる背景なんじゃないだろうか。

色はブラックともう一色ホワイトがある。黒を購入した俺が言うのも何だけれども、防水シューズだと白色は結構少なめだから貴重。

「asics GEL-PTG MT G-TX」 外観レビュー

ファスナースタイルが目を引く

では「GEL-PTG MT G-TX」の機能と見た目について語っていこう。
やはりこの靴の最大の特徴は本来的にはシューレースの通っている部分にファスナーが付いていることだろう。普通のスニーカーにはない異質な雰囲気を放っているのがお気に入り。

ファスナーは信頼のYKK製。ファスナー採用商品全般的にファスナーがクソだと台無しだが、これは開閉もスムーズで問題はない。

ただシューレースがやたらと毛羽たちやすい素材だったり、シューレースを固定する樹脂製のレースロックが安臭すぎるのは減点。今一つなので「[Lock Laces] ロックレース」とか買ってみようと思う。

サイドから見るとこんな感じ。
全体的に同系色であるがアシックスストライプが光沢を持っておりこの靴がアシックス製であることをシッカリとPR。またファスナー止め構造である故に、シューレースホール部分が立つので甲部分の高さがあってドッシリとした印象になる。

ゴアテックス搭載防水スニーカー

この「GEL-PTG MT G-TX」には無敵の防水耐久性・透湿性素材「GORE-TEX(ゴアテックス)ファブリクス」が用いられている。雨の日も雪の日も無問題だし通気性も良好。

ただこの靴に限らずよくあることだから注意して欲しいのだけれども、ゴアテックスはアッパー材(外装)には採用されておらずアッパーの内側に付いている。だから足や靴の内側は濡れないが、アッパーは濡れる。濡れたら乾燥させるようにしたい。

雨水の入りにくいハイカット

俺的に重要なのはハイカットスニーカーであること。割と豪雪地帯に住んでいるからローカットだと雪が入るんだ。

最初にも書いたけれどハイカットで防水スニーカーだとやたらとトレッキングシューズにデザインが寄るものが多い中そういったところがないのが嬉しい。夏に履いても悪くないデザインだ。

ゴアテックス+ハイカットだから無敵。ザクザク雪の中進んでもモチロン濡れない!あと足首周りのクッションが靴擦れの起こりにくい固くもなく柔くもない絶妙な塩梅なのも素晴らしい。

GELとオーソライトソールで歩き心地上々

「fuze GEL(フューズゲル)」 でクッションはイイ感じ

ヒールには「GEL」の文字がついている通りアシックス自慢の衝撃緩衝材「fuze GEL(フューズゲル)」がミッドソール内部に搭載されている。ランニングシューズの如くという程ではないけれど、ショックを吸収してくれるから歩き心地は上々。

しかしこの白色でやたらと大きい「GEL」文字はなんかイヤ。俺があまりアシックスライクじゃないせいだろう。申し訳ないけれど黒で塗りつぶす予定。

アウトソールパターンは滑りにくくてナイス

アウトソールは柔らかめのラバーでパターンは凹凸の少ないフラット形状である。滑りにくくて良いソールだ。

オレンジの方(アディダストレッキングシューズテレックス)みたいにゴツゴツ尖っていた方が滑りにくそうに見えるけれど、一般的な雨雪路面ではこのパターンがベスト。滑る路面は接地面積こそ命。

OrthoLite(オーソライト) ソールが快適

インソールには色んなメーカーでお馴染み米国「OrthoLite(オーソライト)」社のインソールが採用されている。インソール大手オーソライトだけあって歩き心地は快適なのだけれども、裏が糊付け式で外しにくい構造なのはイマイチ。

重量はハイカットスニーカーらしく重め

なお重量はファスナータイプの状態で「450g」とボチボチ重い。まぁブーツよりはずっと軽いが、ハイカットスニーカーだから決して軽くはない。

ファスナー部分は取れる!(超重要)

実はこの靴最大の特徴であるファスナーのカバーは取れる。本体にくっついている構造ではなくて、シューレースでつなげているだけなのだ。

ファスナーの付いている状態はぶっちゃけ人を選ぶ個性的なデザインであるので、この事実はもっとプッシュするべきなのではないだろうか。

一般的なシューレーススタイルの状態だと普通のハイカットスニーカーに変化するし、デザインベースであるシューズの意匠にもグッと近づく。

人工皮革の出来は微妙

さてあまりしたくはないけれど、大きなマイナス点の話をしよう。この靴には画像のトゥ部分やストライプなど部分に「人工皮革」と呼ばれる素材が使用されている。

人工皮革は本物の革素材を模したフェイクレザーの一種で、一般的に合皮と呼ばれている合成皮革より「耐久性に優れ、見た目が良い」とされている素材なのだけれども俺には天然皮革には一切見えないし、感じない。

自然光だと割といい感じではあるが、蛍光灯など人工的な光を浴びた時の反射が「樹脂が煌めいています!」って感じが強い。近くで見たときにはシボに不自然さを感じる。

あと見た目以上に硬いのが気になる。
曲がったときの感触が如何にも樹脂コートされた布。面積の狭いシューレースホール部分とかは気にならないのだけれど、トゥ部分ほど面積があると流石に気になる。正直なところトゥ部分は側面同様ファブリックが良かった。微妙。

「asics GEL-PTG MT G-TX」 のサイズ感

田舎には売ってないから試着が厳しい

重要なサイズ感についてだが、この靴の販路には問題があって取り扱っている店舗が多くない。故に試着が難しい。デカイアシックスストアやatmosのような都会のショップなら売っているらしいが、俺のような田舎住みでお目にかかるのは無理。だから今回俺はWebショップで購入した。

このモデルと同様の形をしたゴアテックスじゃない「GEL-PTG」が売っていたから、ソレでサイズ感をあたってみたのだけれど…。27.0cmジャストサイズ、27.5cmが少々ゆとりのある感じ。冬用だから厚手の靴下を履くことを考慮してゆとりのある27.5cmを注文。Yes!ジャストサイズ!!……あれぇ?

ゴアテックスによる厚みがあって見た目より小さい

そうこの靴の罠はゴアテックスファブリクス採用によって中の構造が全体的に狭まってることにある。だから一応インソールの長さは前に購入した同サイズアディダスウルトラブースト20と同じなんだけれど、この靴の方がずっと狭く感じるという不思議。

それでいて爪先細い形状かつ、横幅や甲の作りが標準的だから厄介だ。小さすぎると爪先窮屈になるし、大きすぎると縦横がブレる。サイズ選びを慎重にする必要のある靴の一種だと思う。

なおアシックス公式サイトによるとこの靴のサイズは日本人の標準的な足型をもとに設計した「Standard」で、E~3Eに該当するサイズとのこと。E~3Eって幅広すぎ…クソも当てにならない。

サイズは小さめ、だがサイズアップし過ぎはNG

左の方がワンサイズ小さいのに同じサイズ感という不思議

まとめると「爪先細め」「横幅・甲標準」な作りで「内部素材に厚み」がある靴。迷ったらサイズ上げることをオススメするけれどワンサイズまで。上げ過ぎは厳禁。

参考までに俺はスニーカー27.0cm・ランニングシューズ27.5cmであることが多い。この靴は27.5cmを買ったけれど、ホントは28.0cmが良かった。返品面倒いし金かかるからこのまま行く。

見た目が個性的で歩きやすい防水シューズ!

以上「Asics GEL-PTG MT G-TX」のレビューでした。
ファスナースタイルの面白い見た目に防水ハイカット、そして歩きやすい。まあ人工皮革の質感がそうでもないなっていうマイナス点はあるのだけれども総合的に見たら満足している。やっぱりスニーカー最高だわ。

非ファスナースタイルかつ防水ではないノーマルな「GEL-PTG」と違って、この「GEL-PTG MT G-TX」は数も少ないだろうし増販や再販の可能性も薄いから興味があればお早めに!

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ナイキゴアテックスも悪くなさそう。

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