ナイキ リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX レビュー [ トレイル用なのに色んなところで快適 ]

このレビューで紹介する「リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX」は、ナイキのランニングシューズ定番「ペガサス」のトレイルランニングバージョンである「リアクト ペガサス トレイル 4」のゴアテックス搭載モデルになる。ややこしい。

購入したのは2か月半程前なのだけれど、色々な状況で試したかったから遅くなった。舗装路、雨天、不整地、雪道などなどガッチリ走ってみた感想を述べてみる。

リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX の特徴

この商品というか防水トレイルランニングシューズの注意点

https://www.nike.com/jp/

「リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX」の特徴は何といっても名前の通り防水透湿素材 GORE-TEX(ゴアテックス)を搭載していることにある。みんなご存知の通りゴアテックスは水侵入を防ぎ、熱などの水蒸気を通す超最強素材だ。

だから「道の荒れた山道や林道で最強さ」って思ってしまうけれど、ガチトレイルランでは意外と御法度だったりする。ゴアテックスはスターウォーズのデス・スターみたいなもんで、最強だが内側に侵入されたら意外と弱い。足首などから内側に水が浸入した場合逆に抜けていかなくなって不味いのだ。

つまり防水トレイルランシューズは、不整地尚且つ足首からの水侵入可能性が低い場所に特化したシューズなんだ。雨上がりの山道・林道ぐらいと使い道が限定的過ぎるので、コレがベストの選択肢になる人は殆どいないはず。

コンクリートなどロードを走るなら通常の「ペガサス」、雨天には「ペガサスシールド」、トレイルランでガチるなら非ゴアテックスの「リアクト ペガサス トレイル 4」を選ぶのが正解。それを重々承知の上で購入して欲しい。

何故購入したか

申し訳程度にボカしてみたスノーラン定番:https://amzn.to/3If1ROj

俺がそんなニッチなモデルを何で買ったかというと、雪道を走りたいから。雪道用のランニングシューズって数少ないんだ。超ド定番があるにはあるのだけれど、見た目があまりなんというかアレなのよ…ズングリして好きじゃないのよ。

通常の防水ランニングシューズだとラバーがフラットだから滑るし、それで防水トレイルシューズを選んだのだ。ランニングシューズペガサス直系の「リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX」ならば、厚底でフワフワだからロードでも行けんじゃね?ということで買った。

実際どうだったかレビューしていこう。

リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX 外観

まずは「リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX」の外観を見よう。

なおこのシリーズは毎年秋ごろに新作がリリースされてナイキ公式Web上だと冬前には殆ど在庫がなくなるのだけれど、急に復活したり実店舗では存外普通に売っていたりする。諦めないで欲しい。

謎のバスステッカーが付いてきたぞ!使い所に困る。

派手色から無難色まで

色はホワイト、ブラック、グリーンの3色が用意されている。黒を購入した方が汚れに強いし普段履きも出来そうなのに、ついやたらと色混じり気味のホワイトを買ってしまった。

何というか非常に独特。ミックスフルーツジュース抹茶入りという単語が頭に浮かんだ。マズそう。でもプロデザイナーのお仕事らしく意外とまとまりはある不思議。

主張が強いぜ!ゴアテックス

外側に◆GORE-TEX!

内側にこれでもか!というくらいにデカデカとGORE-TEX▲
ということで、ゴア社の誇る雨は通さないのに水蒸気は通す最強防水透湿素材ゴアテックスが採用されている。このゴアテックスを大きく主張するのは、ナイキだけではなくシューズ業界全体における最近のトレンドだ。ゴアテックスの高い性能とブランド力の証明と言っていいだろう。

お調子に乗って水の中に足を沈めてはいけない。ゴアテックスファブリックは内側の黒い布部分ライニング(内張り)部分のみであってシュータンや足首周りに付いているガードは非防水だ。注意して欲しい。

派手なデザインは飾りではない

全体的にメッシュアッパーを樹脂コートで固め剛性を高めるという手法がとられている。ユニークなトゥの柄とかもただのデザイン要素ではない。

レースホール周りも同様に樹脂コート。
シューレースは反射素材が編まれているためか、固く柔軟性がなく超解けやすい。交換するか二重結び推奨。

シュータンは柔らかい素材感ではあるが薄手。シューレースが通せるストラップがついている。

足首周りに砂・水を防ぐガード付き

中に砂や水が入らないようにガードが付いているのがこのモデルの特徴だ。
ただ期待は厳禁。蹴り上げた砂や水・雪の侵入防止には役に立つのは間違いないのだけれど、降ってくる雨は足を伝ってくるし、深い水・雪たまりを踏み抜いたときは普通に入ってくる。「期待しすぎるとガッカリするけれど、あると便利で悪くはない」というぐらいの印象。

ランニングシューズ譲りな厚底

ナイキランニングシューズの定番素材の一つ リアクトフォームが採用されている。オレンジと黄で色が分かれているけれど、着色だけで素材は同じ。ロードラン用のペガサスではエアズームユニットが採用されているがこちらには付いていない。多分剛性確保のためだと思う。

厚みは前足部2.3mm 踵3.5mmぐらいとソコソコ厚底。

アウトソールはトレイルランニングシューズらしくギザギザパターン。2mmチョイとトレイルランニングシューズにしては溝が深めか?

インソールはアーチサポートがついているタイプ。起伏の多い不整地を走るためか、裏面に薄いラバーが張ってあるのが特徴。金かかっている感がある。ただし重量は「27g(27.5cm)」と重め。

リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX 重量

27.5cmで重量282g。インソールを軽量なものに交換すれば、もう10gほど落とせる。

トレイルランニング用としては軽量級。ランニングシューズとして考えても特別重くはないし、防水シューズであることを考慮すると普通。というのもトレイルランニングシューズで多く見られる足が接触した時の保護素材(ラバー・TPUなど)がアッパーについていないからだ。防御性より軽量性を取ったのだろう。

リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX サイズ感

サイズ感としては至って普通の2Eに該当する。防水性があると内部が広くなったり、狭くなったりということが多いのだけれど、この靴は特に癖はなく強いて言えば若干爪先が細め。

素材が若干ゴワつき伸縮性がないが、同社や他社製2Eサイズランニングシューズを参考にして同サイズでいいと思う。俺はいつも通りのサイズにした。

なお他の方のレビューを見てみると横幅が狭い作りであるとの意見も多く見受けられた。ナイキランニングシューズ(ペガサス・ズームフライなど)と比べてみるとそうでもないけれど、スニーカー特にエアフォース1やダンク辺りと比べると滅茶苦茶細いのでそこは注意して欲しい。

リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX 走行感

舗装路

ベースモデルナイキペガサスが初心者から上級者までオススメされるランニングシューズとして長年語られているだけある。地面を蹴る感触が伝わる前足部に、カカトはフワフワとしたクッション感と走りを補助してくれる力強いアシスト。これこそがランニングシューズだわな!どんな着地でも反発性とクッション感が得られる素敵シューズだ。

不整地を走ることを目的としたトレイルランニングシューズ故にアウトソールラバーの硬さが若干感じられるものの、リアクトフォームの厚みと柔らかさで普通のランニングシューズに近い感触で走れる。またラバーの硬さが設置と安定感に繋がっているのも好印象だ。

想像以上に普通のランニングシューズとして使えて驚いた。もちろん舗装路でのランニング用としてならノーマルや防水型シールドの方が軽くていいのだが、これでも十分舗装路を走れる。

森・岩場

トレイルランをやったことないド素人がそれっぽいことしてみたってだけなので、感触の参考程度でよろしく。幸いド田舎だから山と森だけは豊富!チャレンジするのは簡単さ!

まず走り出すと気が付くのはグリップの良さだ。雨でヌルヌルの落ち葉混ざりの泥や砂利の上でも安定している。接地面が濡れていてもシッカリ地面を掴むと素晴らしい。そして驚くのは地面の感触が掴みやすいこと。感覚の話でしかないので何とも伝えにくいのだけれど、親指が凹凸やぬかるみ「あっ!ここは滑るな」「グリップするぞ!」というのを逸早く伝達してくれるので安心感を持って前へ進める。

ただ外側面についている横溝ラバーに石が嚙み込みやすいのは気になった。大きなグリップ低下には繋がらないものの走るたびにカリカリ接触するのは不愉快だ。それと俺のようなトレイルラン経験のないド素人だとどうしても石や木との接触が避けられないのだが、このソフトなアッパーだと痛い。故に初心者向きではない。

ちなみにアッパーに防汚性は一切ないため白色は超オススメしない。茶色に染まったので滅茶苦茶洗った。有難う「ジェイソンマーク プレミアム シュークリーナー

雪・凍結路面

俺がメインとしている舞台は雪道。このために購入した。
乾燥してフワフワの雪や水分が多い重くてベチャベチャの雪に対しては完璧。アウトソールラバーの凹凸がガッチリと嚙み合う感触がして滑ることなく普通に走れる。雪によって生じる起伏もミッドソールが、吸収してくれるので快適。勿論水が染みてくるようなことはない。ゴアテックスは最強。

一方でガチガチの圧雪路面、凍結したツルツル路面に対しては、ラバーが優れているためある程度は掴むものの、特別滑りにくいというほどではない。アウトソールパターンがギザギザで接地面積が少ないためだろう。

乾燥した雪・水分を多く含む雪「100点」、凍結・圧雪路「40点」という印象。

リアクト ペガサス トレイル 4 GORE-TEX は舗装路や雪道でも十分走れる

柔らかさ、反発、応答性全てをバランス良く兼ね備えているシューズだ。トレイルランとか言っているけれど、普通にロードランで快適に使えるのは何なのだ。作り良すぎて意味分からない。ランニングシューズシェア1位のメーカーは伊達じゃないなって感じ。

快適なリアクトフォームに、あらゆる路面を掴むアウトソール、無敵の透湿防水ゴアテックスと素晴らしい靴だ。本来の用途から若干脱線しているだろうけれど、俺のように雪道を走るのに使うのは結構アリだと思う。ツルツル路面は少々弱いが、ナイキリアクトフォームの感触が好きというならスノーランシューズを買わずにコレをチョイスするのもイイだろう。

ただ最初の紹介の通り、この靴というか防水トレイルランニングシューズにとって“ベスト”なシチュエーションは雨上がりの不整地ぐらいしかない。良い靴ではあるのだけれど、自分の使用用途に合っているかよく考えてから購入して欲しい。

後悔はしていないのだけれど、黒の方が普段履きもしやすく間違いない。

雨天のロードランならペガサスシールドの方がオススメ。

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雪道ランニングシューズ定番「GEL SNOWRIDE 2」。3Eサイズだから俺の足に合わない。

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