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Xiaomi Mi11 Lite 5G ケースをAliexpressで買った [ 格安中華ケース ]

Xiaomi Mi11 Lite 5G ケースをまた買った。
今使用している「Spigen ラギッド・アーマー」に問題はないのだけれども、もうちょい本体色に寄り添ったカラーのケースも悪くないなと思ったのだ。

日本人が使用する一般的な販売サイトだとあまり選択肢がないので、今回は混沌の市場中国Aliexpressを利用。その格安中華製ケースの実力を見てみよう。

Aliexpressだと「Mi11 Lite」のケース選択肢が多い

Amazonや楽天で検索するとXiaomi Mi11 Lite 5Gのケースは、選択肢が豊富ではない。Xiaomi のフラグシップモデルではないという点もあるだろうし、結構売れたとはいえ日本では一部ガジェットオタクが購入するようなアイテム止まりだからだろう。

そこで選択肢を増やす手段として王道であるのが、中国通販サイト「 Aliexpress(アリエクスプレス)」で購入するという手段。 Aliexpressは、中国大手企業アリババが運営している中国最大の通販サイトだ。品揃えが豊富で安価であるのが魅力。怪しげな日本語沢山だけれども一応サイトは日本語対応しているし、勿論日本への配送も問題ない。

そのAliexpress検索欄に「xiaomi mi 11 lite case」 と打ち込んで検索してやると、Amazonでも見たような商品やら、著作権怪しげなモノまで沢山出てくる。しかも格安。その中から2点ほど購入してみたので、その紹介をする。

① カバーハードpcウルトラスリムシンプルなマットケース

まずはコレ「カバーハードpcウルトラスリムシンプルなマットケース
中国語をアリエクスプレス側で、自動翻訳しただけだから製品名称が怪しいのはご愛嬌。

このケースの特徴は、樹脂製で薄型軽量であること。紹介文章によると「超軽量わずか1mm、重量19g」と中々な軽さ。約400円程とやすいのもあって購入してみた。

カラーバリエーションは5色。ブラック・ブルー・シアン(?)・ゴールド・レッドと豊富であるが、Xiaomi Mi11 Lite 5Gのブルー、イエローカラーに合うであるかどうかで見ると微妙。取り敢えずイエローに一番近いゴールドをチョイス。

参考に載せておくが、注文から到着までかかった日数は「23日」。アリエクスプレスの商品は、一定量荷物が溜まらないと出荷しないクソ安航路を使用することが多いため荷物到着に時間が掛かる。1ヶ月以上到着しないのも割とよくある事だから気長に待つ前提で注文することだ。

外観:謳い文句通り薄くシンプルだが…

パッケージは、出来る範囲で頑張っているのではないだろうか?シンプルで好き。
商品購入サイトでは長ったらしい名称であったが、コレを見る限り正式製品名称は「FASHION CASE」だと思われる。

レッツ開封。薄い樹脂素材で淡いゴールドカラーでぇ……アレ?
アレ?

下の部分が折れてんね。
最近中華品でも十分高クォリティだったりすることが多いから忘れていたけれども、まぁこんなもんだよな中華の安物なんて。完成検査なんてろくにしていないだろうし、こういったハズレ品が紛れるのはしゃあない。

Google翻訳とDeepL翻訳さんご協力のもと、画像付きで「最初から折れてたんだけれど」と連絡したところ即時返金してもらえた。(短文で済むとはいえ、英語でのやりとりは面倒だったから諦めてしまった方が賢かったかも…。400円ぐらいだしコレ。)

心折れかけたのをグッと堪えて、折れた所をグッと曲げて評価に戻ろう。
上記画像が装着状態なのだけれど、作りは悪くない。値段を踏まえると上々。樹脂パーツで柔軟性がない故に取り付け感は硬いけれども、本体サイズピッタリで外れる心配はないし、公称通り1mmの薄さだから厚みの上昇は最低限。手に持ったときの感触がカバー付いていない状態とあまり変わりないのが嬉しい。

この商品の優れていると感じたポイントは、表面に使われている塗料。樹脂素材ケースの弱点であるキズ汚れへの強さがある優れた塗料だ。ショップ紹介に「Anti-scratch,anti-skid,anti-fingerprint」と取り扱っているだけはある。キズや指紋が付きにくいし、滑りにくさも兼ね備えているスグレモノ。見た目は値段なりだけれど。

横から見るとこんな感じ。スピーカー部の折れは、指で曲げてなんとかした。
ボタン周りやスピーカーなどの穴は、若干ゆとり持った大きめな穴ではあるが使用に全く問題ない。

ケース重量は紹介通りのピッタリ19g。薄型樹脂らしくとても軽量。
本体装着時重量は180g(俺のは2gあるミヤビックスフィルムを貼り付けているから、初期フィルムだと-1g、フィルムなしだと-2g)。

欠点は、軽量薄型である故に落下などの衝撃保護は期待できないこと。樹脂素材+素材の薄さを踏まえると衝撃からの保護は無理。あくまでキズからの保護ケース。

あと俺的にはどうでもいいが、画像右のストラップホールっぽい部分は、釣り糸のような細い紐じゃないと使えない。ケースと本体の密着率が高すぎて普通のストラップを通すことは不可能。なぜ付けた?

評価:衝撃保護を考えなければアリ!ただし…

不良がなかった事にして評価すると良い商品だと感じた。

カバーハードpcウルトラスリムシンプルなマットケース」 は「安い」「薄い」「軽い」の三拍子が揃ったケースだ。穴の作りもいい感じだし、樹脂素材の弱点を補うような塗料を使用しているのもイイ。日本で販売していたら1,000円ぐらいの価値になるモノ。

衝撃保護は考えない。キズから保護できるとにかく軽いケースが欲しいというならアリ。ただし俺のようにハズレを引く可能性も十分にある。確実に欲しいのであれば、複数購入するのが良いだろう。安いし。

② オリジナルxiaomi mi 11 liteシリコンケース(xiaomi mi 11 lite公式嘘)

お次はこれ「オリジナルxiaomi mi 11 liteシリコンケース」。 商品説明によると「xiaomi 100% Original」とのことだが、お察し良い方でなくても気がつくレベルの100%嘘。公式でオリジナル100%って露骨にPRする訳ないじゃないか。ソレに販売者「HK 3C World Supplier」って出ちゃっているのに騙せるのか?

一応日本では販売していないだけで 、現地にはあるかもしれないと思いXiaomi中国web「https://www.mi.com/hk/」の取り扱いを見たけれど当然ない。Xiaomi mi 11 liteの公式ケースは、本体付属のアレ以外に存在しない。

なぜ公式風味漂わせ1,000円弱と割高な商品を購入したかというと、Xiaomi mi 11 lite本体色に合わせたカラーラインナップが揃っており、クーポン持っていて安く買えたから。到着は14日とアリエクスプレス的には早かった。運送は佐川急便。

外観: 自称Xiaomi 純正!!のクオリティは…

アリエクスプレス商品としてはお値段1,000円弱と高めなのと、バレバレとはいえ公式自称しているから評価はそれなりに厳しくさせてもらおう。

上の画像が箱と包装状態。仮にもさぁ…オリジナル100%言っちゃってんだからダンボール包装はなくない?Webで気が付かなかった人もココでおや?ってなること間違いなしのクソ包装。演じれよ最後まで公式を。

装着状態。やはり本体色とマッチしているのは悪くない。このイエローカラーだけではなく、ミントグリーンと相性の良いグリーンカラーもあるし、モチロンブラックもあるのがこの商品の強い所。

素材は至って普通のソフトシリコン。触った感触も普通にシリコンで、特に申し上げることはない。ゴム質でシッカリとグリップして滑らないのが強み。ただしシリコン素材の弱点である汚れや加水分解は避けられない故に長期利用には微妙。

販売サイトの画像でわかっていたけれど、本体下部のガードが皆無。SIMスロットは塞いでも良いわけだし、そんなに複雑というわけでもないからもっと頑張れよとしか思えない。微妙。電源ボタンとボリュームボタンについては良い。

あと背面はカメラより厚みがないので、カメラは出っ張っている。従ってカメラのガード効果はない。カメラ周りだけ一段上げるとかして欲しかった。コレも微妙。

一応オリジナル100%(嘘)だからXiaomiロゴが付いている(無断)。
xiaomi mi 11 lite本体のロゴと比較しても、違いは分からないから再現度は良好。このケースの存在を知らなければ、一応公式ケースですと言い張れるだろう。

ケース内側(画像右)には、ラインデザインの入った極薄のTPU素材が入っている。コレによってケース本体の形状と剛性を保つ仕組み。安かったら凝っていると評価するところだが、このケースの値段だとまあ普通。

気になるのは、画面フチ高さとピッタンコだから画面保護の役割は果たさないことと、電源ボタン周りのシリコンがペロンペロンなこと。

前者は薄くなるメリットもあるから良いのだけれども、電源ボタン周りは明らかに今一つ。触れた時に気になるし、ポケットに入れたらめくれ上がる時がある。おそらく千切れるだろう。柔らかいシリコンの特徴上厳しいのは分かるけれど、ココだけTPUで補強するとかも出来たはず。なんたって大手企業Xiaomiの公式ケースなんだろう?

重量は27g。シリコン素材としては軽い部類だが、それは下部分がスカスカなのもあるだろう。重量と厚みは悪くない部類のケース。

評価:微妙…オススメはしない。

微妙だな。電源ボタン周りのベロベロ、下部のスカスカ具合が気になるし、カメラ周りをガード出来てないのも痛い。アリエクスプレスで取り扱っているシリコンケース素材としては高価な部類にあたるわけだから、充電口周りの加工は勿論、内側同様背面も薄いTPUを採用するとかの工夫がないとちょっとなぁ…。

このケースの価値は、Xiaomiロゴ(偽)と本体色とマッチしているカラーラインナップ。 Xiaomiロゴ(偽) については胸を張れるもんじゃないし、色なら他のケースでも選択肢がある。オススメはしない。

まとめ:今回俺のAliexpressチャレンジは失敗

最初に紹介したスリムケースは、衝撃に弱いデメリット承知で購入するなら400円弱とお安いしアリ。俺のように不良品が当たらなければ…。一応"Amazonでも売っている"。3倍ぐらいのボッタクリ価格で。

純正(偽)は微妙。カラーリングは魅力的だし、使えないということはないけれども、アリエクスプレスで購入するなら別のシリコンケースを試してみたほうが良さげ。

まあ俺としては、Spigenのケース(画像黒いやつ)が購入できない1,000円程の値段で2つのケースを楽しめたからヨシとするけれども、Aliexpressでの商品購入は基本到着遅いし、若干ガチャ的なところあるから遊び半分で購入するのがオススメ。

手堅く行くなら「Spigen」「LOOF」あたりをAmazonや楽天で購入することだ。選択肢は少ないが、大失敗はない。

黒いことに抵抗がなければ、これでいいと思う。無難にして最強。

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