※ 記事内にアフィリエイト広告を含みます

スマートフォン

Spigen ラギッド・アーマー レビュー [ Xiaomi Mi 11 Lite 5G ケース ]

Xiaomi Mi 11 Lite 5G用に中国アリエクスプレスで幾つかケースを注文したのだけれも発送が途轍もなく遅いし、必ず使える品が届くとは限らないので取り敢えず無難&安心のSpigen(シュピゲン)製のケースを入手。

購入したのはラギッド・アーマー。Spigenが定番としてリリースしている商品の一つで、黒色のTPU素材(熱可塑性ポリウレタン)ボディが特徴だ。

Spigen ラギッド・アーマーの特徴

今回のレビューするラギッド・アーマーは、大手スマートフォンケースメーカーSpigenの定番商品。

「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」用だけではなくて、「iPhone」や数多くの「Android端末」用が存在していて、その共通する特徴は以下。

素材はTPU(熱可塑性ポリウレタン)

ラギッド・アーマーはTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材。TPUは最近のスマホケースの一種のトレンド素材で、シリコンより丈夫でプラスチック素材の一種であるが、弾力性があり、柔らかいのが特徴。

ポリカーボネートとか金属素材とか色々あるけれど、本体保護の観点で最強なのはTPU。TPUの紫外線によって黄ばむデメリットも、黒だからあまり問題ない。

面白いのはラギッド・アーマーの特徴の一つであるカーボン調のアクセント。これはシールじゃなくて周りと同様の「TPU」で出来ているのだ。ツヤや硬度を調節してパターンにしているという素晴らしい工作テクニック。

優れた保護形状

形状もよく考えられており、ディスプレイやカメラユニット周りはフチが高くなっている。コレによって落下時は勿論、日常平置きしたときも本体が接触しないようになっているのだ。

衝撃吸収の工夫

四隅には「エアクッション・テクノロジー」と呼んでいる"窪み"が付いており落下時の衝撃を効率よく吸収する。本体とケースの間に空間を作るその作りは、頑丈で有名なG-SHOCKと同じ思想。

ケース内側に「クモの巣状」の凹凸加工がされている。コレによって端末への衝撃を吸収できるらしい。薄い窪みだから実際どの程度効果あるかは、分からないけれどもビジュアル的に立派なのは確か。

エアクッションテクノロジーといい2,000円前後の商品でやる加工ではないわな。市場で大きなシェアを持っているSpigenだからこそ実現できているクォリティなのだろう。

米軍軍事規格のMIL-STD 810G-516.6 取得

ラギッド・アーマーは米軍軍事規格の「MIL-STD 810G-516.6」を取得している。810G-516.6は「shock(衝撃)」の規格。その内容は「機器が取扱い、輸送、使用環境において比較的よく遭遇する反復的な衝撃に対して、 物理的および機能的に耐えうることができるかどうか確認をする」というものだ。

比較的よく遭遇する反復的な衝撃ってどの程度なんだよ?とか思わないこともないが、日常仕様において頼もしい規格を取得していることに違いはないし、なんとなく男心擽るじゃない?軍事規格。

Xiaomi Mi 11 Lite 5G ラギッド・アーマー 外観レビュー

正面

正面からの見た目は、サイドで煌々としていたメッキベゼルが息を潜めたので結構ダークな印象に変わる。

ケースの素材感は非常に良くて、硬さと柔らかさを調整出来るTPU素材の強みを活かしきったモノだ。着脱簡単で装着感は緩めだが外れるようなことはないし、落下時に本体を守れるようにシッカリ硬さはあるという絶妙な塩梅。

フロントスピーカー周りの切り抜きはお見事。画面を保護するために周辺のフチは0.1mm程高くなっているのもナイス。フチのエッジが立っているのもイイ。

背面

裏。ちらりと覗くカメラの黄色がアクセントになってイイ感じ!
TPUの使い分けが実に上手い、ツヤとマットを利用したカーボン柄もそうだが、指紋や油分が残りにくく、滑りすぎないサラサラとした触感が見事。ただカーボン柄&オールブラックで女子ウケ最悪だと思う…

さて勝利を革新していたレベルの定番商品だったが問題発生。
カメラの穴のバランス悪いな…左斜にやや寄っている。接触しているわけではないし、実用上は問題ないけれども Spigenというブランドに期待していたクオリティではない。センターぐらい合わせて欲しかった。

側面

サイドは滑り止めを目的とした斜めカットが入っている。
強度確保のために、厚みを持っているため手に持った感じは、0.1~0.2インチ程のサイズアップ感があるのは欠点だろう。

電源兼指紋センサーだから切り抜きされているのだが切り抜き幅広めで、これも若干音量ボタン側が広い。どうしたSpigen…SGPと名乗っていた時のグダグダまでは、いかないけれどもらしくないじゃない?

充電周りの穴はマイクが隣接しているため結構ザックリ。充電アダプターとの干渉問題を考えるとこの形が無難だけれども、見てくれは良くないな。気にならないレベルだが、スピーカー穴の切り抜きもややバランスが悪い。若干上寄り。

ケースと充電器の干渉は心配要らない。だが隙間空きすぎ…もう少し頑張れなかっただろうか?

重量

重量は、ラギッド・アーマー単体「35g」本体装着状態で「195g」
6インチオーバースマホ平均チョイプラスぐらいの重量で何とかなっているのは、Mi 11 Lite 5Gが軽いお陰。ラギッド・アーマーそのモノは、手帳型よりはマシだが比較的重い部類。

強度確保のためにソコソコ密度があるのと、そもそもTPUという素材がそこまで軽くないから仕方ないのだけれども 200g付近だとポケットに入れたときのズシリとした感じは上がる。

衝撃吸収性を求めず、小キズ防止程度でいいならもっと軽いケースを探すのもアリ。

まとめ [ Xiaomi Mi 11 Lite 5G ラギッド・アーマーは無難 ]

ラギッド・アーマー購入理由は Spigen製で選択肢がソレしかなかったからなのだけれども流石大手ケースメーカー定番商品だけあって、良く考えられた作りである。画面フチやカメラの高さも絶妙、同価格帯では真似するのが難しいであろうエアクッション、蜘蛛の巣柄の背面と加工が素晴らしい。

一方でこのMi 11 Lite 5G用のケースは残念な部分があるのも事実。使用に支障ないとはいえ、全体的に切り抜きが今一つ。カメラ穴は微妙だし充電口周りはもっと頑張って欲しい。

だが選択肢の少ないMi 11 Lite 5G用ケースで、コレ以上の加工精度と防護性を持つケースは恐らく存在しないだろう。見た目が黒色になってしまうこと、少々重くなってしまうことを許容出来るのであれば間違いない選択肢。無難にして最強。

最近の投稿記事

-スマートフォン
-, , ,