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LOOF Rakuten Hand 強化ソフトフィルムレビュー [ 悩ましき楽天ハンドのオススメフィルム ]

楽天モバイルが販売する超絶コスパ良好端末であるRakuten Hand(P710)にフィルムを貼り付けた。以前レビューした楽天ハンドの「外観」「性能」をレビューした記事でもチョイチョイ述べているのだけれど、楽天ハンドのフィルム選択肢は悩ましいものがあるのだ。

そんな中俺が選択したフィルムは、画面全体を覆うことが出来る柔らかTPU製ソフトフィルムである。いくつかのブランドから販売されているが「LOOF」のフィルムを選択した。

何気以前購入した「AQUOS sense4手帳カバー」と同様のメーカー品であるが、特に俺はLOOF(LooCo)社との関係はなくマグレ。なので忖度はない。ご安心下さい。

楽天ハンドのフィルムは悩ましい

前置きで楽天ハンドのフィルム選択肢は悩ましい。何が悩ましいかというと、今回の対象端末楽天ハンドはフィルムを貼る上での問題点があるのだ。

  • ディスプレイのラウンド形状
  • ディスプレイ内蔵指紋認証センサー

上記の2点外観に良い影響を与えているこれらの特徴こそが、フィルムを貼る際には牙を剥く。

ラウンド形状であることは縁までフィルムで保護することが難しくなるし、フィルムに厚みをもたせるとディスプレイに指紋センサーが埋め込まれているから認証に問題が出るのだ。

ザックリまとめたのが以下

① PET素材フィルム(よくあるフィルム)

よくある通常の保護フィルムだが、これ画面面積より小さいんだ。ラウンド形状部分を保護出来ないのが最大のデメリット。なんでラウンド形状部分までフィルムがないのかというと、そこまでフィルムを伸ばすと剥がれるから。保護出来ていない面積多すぎ。フィルム貼る意味なくない?というのが俺の意見。

② ガラス素材フィルム

スマートフォンが流通してから主流になっているガラス素材フィルムだが、上記と違いラウンド形状も保護可能である。だが今回の貼り付け対象である楽天ハンドにおいては大問題が発生して、ディスプレイ内蔵指紋認証に支障が出るのだ。

販売側も対策として指紋認証埋め込み箇所の吸着を高める処理をしていたり、ガッツリ穴を開けているところもある。だから見た目がね…ディスプレイの中央下に「○」が付いてるの。ちょっとどうかと思うよコレ。恐ろしいことにそんな処理をしたのにも関わらず精度は微妙なものが多い模様。

③ ガラスコーティング

もうそもそもフィルムじゃないのだけれど、コーティングするという手段がある。コーティング剤を直接ディスプレイに塗りたくってしまうのだ。薄い塗り物だから、ラウンド形状も指紋認証センサーも問題ないだろう。

だが俺は経験上この手のコーティングに疑問を持っている。薄すぎて強度確保になるとは思えない。コーティング業者がよくハンマーで叩いて大丈夫みたいなことやっているけれど、元々の状態でもそれは大丈夫。弱いのは角なんだコーティング関係ない。

あと劣化して自然に剥がれる。赤外線で皮膜硬化させてるわけでもない薄い雑魚ガラスなぞすぐ剥がれる。小キズ対策にはなるが俺はオススメしない。

楽天ハンドのオススメフィルムはTPU素材

俺のオススメはTPU素材の保護フィルムだ。前面保護とかソフト素材だって言っているやつは大体そう。iphoneがディスプレイの角を丸めてから需要が高まった素材だ。

この商品の最大のメリットは、前面保護の通り「ラウンド形状の端までしっかり保護できる」という点である。そしてPET素材より柔らかいので、湾曲した部分に貼っても剥がれてこないのだ。更に柔らかいから若干耐衝撃性もあるし、薄さもあるからディスプレイ内蔵指紋認証も問題ない。

でもコレが最高ではないか!とはならないのがポイント。この商品よくあるPET素材フィルムより「柔らかい」のだ。これが何をもたらすかというと、ドチャクソ貼り付けにくい!他フィルム材の3倍は貼りにくいと思って頂きたい。

柔らか素材故に位置決めしにくいし、気泡が入ると抜きにくいし、剥がしたり貼ったりの繰り返しはほぼ不可能。最悪クチャクチャになって駄目になる。簡単貼り付けとか言っている奴嘘だから。「商品が届いたゾ☆貼り付けよ!」とか軽いテンションでやると間違いなくミスする素材なんだ。

だがそれでも俺のオススメは「TPU素材フィルム」。なぜならTPU素材フィルムは貼り付けにくいという大きな欠点こそあるが、要は上手く貼り付けてしまえば良いのだよ。少々コツはあるけれど、貼り付けにくいフィルムであることを認識して準備を整えればなんとかなる。

LOOF Rakuten Hand 強化ソフトフィルム を何故チョイスしたか

楽天ハンドTPUフィルムの選択肢としては、現在ミヤビックスやPDA工房がリリースしているのでそちらを選択するのが最も無難。なぜなら上記2社は二つ折りケータイの頃からフィルムを販売する老舗。何やかんや潰れず販売し続けるって大変。一定のクオリティを確保している証明であるのだ。

対する俺の購入したLOOFは以前「AQUOS sense4手帳カバー」の記事で取り扱ったけれど、スマートフォンアクセサリーを中心に販売する若い日本企業である。主力製品はケースのほうであるようだし、企業的にも若くフィルム販売のノウハウ的なのはあまりないように見える。

なのになんでLOOFを選んだのかというと、「安かった」から!ミヤビックス1,320円がPDA工房1,236円 で「1枚入」。LOOFは1,090円で「2枚入」なんだ。そりゃ安くて量が多い方買うでしょう?

無論安物買いの銭失いになる可能性も十分に秘めているのでそれを見てみよう!

LOOF Rakuten Hand 強化ソフトフィルム (内容物)

内容物

強化ソフトフィルム ×2 、貼付説明書、貼付用カード、滑り止め
貼付セット(アルコールシート、マイクロファイバークロス(小)、位置決めシール×3、ホコリ取りシール×1)

LOOFフィルム最大の特徴は2枚入りであること。ただこれはここが良心的というか、ミヤビックスやPDA工房がボッタクリ過ぎるような気もしないでもない。一回ミスしても、もう一枚あるというのは強い。物理的なものだけではなく精神に与える安心感が段違いだ。だが2枚組であることを考えると、ホコリ取りと位置決めシールがもう少し欲しいところではある。

あと素晴らしいことにフィルムの質感がクリア、ブルーライトカット、マットの3種類から選べる。俺はマットいわゆるアンチグレアフィルムを選択した。理由は俺の見慣れた汚い面を拝みたくないからだ。

商品購入したWebサイト」には随分と調子の良いウリ文句が並んでいるが、話半分で見たほうが良い。TPU素材を持ち上げすぎ。特に「位置調整可能で簡単貼り付け」とか言っているけれど止めろ。上手く貼り付けられないので☆1つでコメント埋まるぞ。PET素材フィルムより、ずっと貼付けしにくい事実を隠蔽してはいけない。PDA工房ぐらい警告したほうが吉。上級者向けとか言っておいたほうがいい。

TPU製ソフトフィルムの貼り付け方

商品を貼り付けする。繰り返しになるがTPU素材フィルムの貼り付けは、他のフィルム材より難しい。だが普通のフィルムより難しいことを頭において、ポイントを抑えておけば問題はない。

まずフィルムを貼る上で重要なのは、「過去の記事」でも言っているし、これからも言い続ける鉄則「ホコリの徹底除去」そこについては変わらない。だがTPU素材では貼ったり剥がしたりの繰り返しが出来ないからより重要視して欲しい。当ブログでは一般的な家庭で最もホコリの少ない部屋である風呂場での貼付けを強く推奨している。商品開封もそこで行うべき。

そしてTPU素材では「水張り」を推奨したい。水張りは名の通りディスプレイを水で濡らした状態で、フィルムを貼り付けるのだ。ディスプレイに霧吹きで水をかけ、その上に貼ると気泡が入りにくく、軽い位置調整が出来る。上の写真ぐらいの塩梅がベスト。貼り付け直後は水が残って驚くかもしれないが、抜けるので安心して欲しい。

風呂場で湯船を張ったり、シャワーを浴びた後だと気中のホコリも落ちて、ディスプレイも湯気で勝手に湿る。つまり風呂場最強。

環境が整ったら後は貼り付け。TPU素材の場合徐々に台紙から剥がして貼り付けること。最初から台紙を全部剥がすとくっついて丸まってゴミになる。何事も割とそうだが、事前準備が重要。

なおPDA工房ではフィルム専用水張りツールキットを販売しているが、ちょっとボッタクリ価格すぎないかい?

LOOF Rakuten Hand 強化ソフトフィルム 貼付けの感想

LOOFのソフトフィルムを貼付けた感想だが…
このフィルムの台紙は上から、「ロゴ入の白い表面保護台紙」→「フィルム本体」→「2分割の粘着面台紙」となっている。

ロゴ入の白い表面保護台紙は、一定の硬さをフィルムにもたらし貼付けやすさに貢献してくれるのだが、白いせいで貼付け時に気泡やホコリの状態が見えにくい。上の写真がその状態なのだけれど、これが俺的に嫌。透明にして欲しいなぁと思った。そこ以外は特に問題なし。

LOOF Rakuten Hand 強化ソフトフィルム レビュー

完璧な出来栄えだ!!
ごめん嘘ついた。位置決めミスって若干右上寄り。

楽天ハンドフィルム事情を難しくしている原因①ラウンド形状については、大凡覆えているが完全な保護ではない。俺は若干位置決めをミスしたが、完璧に決めても上下左右1.0mm弱程度の隙間が出来る。

俺みたいに位置決めミスる間抜けがいるから、大体どのメーカーもゆとりを持っている部分ではあるので許容範囲だと思う。だが完璧な保護を考えている人であれば別製品を探したほうが良い。

俺がチョイスしたのは、マット素材ことアンチグレアであるが、PET素材のそれと違いはない。
光沢感を失う代わりに、スベスベで指すべりがよく、画面に自分の顔が映らないのがアンチグレアの素晴らしさ。また初期状態ではコーティングが効いており指紋もつきにくいのが嬉しい。

センターに出来る台紙の分割線や付近に見える小さな気泡や膨らみは、3日ほどで消えた。
焦らず気長に待てば小さな気泡は消えるので、引っ掻いて消そうとしないように。ソフト素材だから無理すると傷がつくので注意。

楽天ハンドフィルム事情を難しくしている原因②指紋認証は全く問題なし。貼付け状態での再登録も楽々出来た。

まとめ [ 楽天ハンドオススメフィルムはTPU素材 ]

ラウンド形状部も大凡の保護が出来るし、指紋認証も支障ないから俺の楽天ハンドオススメフィルムはTPU素材。貼付けは他のフィルム材と比べると難しい事は確かだが、気を付ければなんとかなるレベルだ。

LOOF Rakuten Hand 強化ソフトフィルムの記事というか、TPU素材フィルムの記事になっているような気がするから最後に…LOOFフィルムについては、競合他社製と比較したわけではないがいい感じ。ポケットに放り込んで雑に使用してみたが、今の所剥がれてきたりはしない。

約1,000円2枚入りでフィルムの種類も3種類あって嬉しいし現状お買い得な選択肢じゃないだろうか?ということで締める。

俺的には、白い表面保護台紙意外文句はない。オススメ。

ディフェンシブに行くなら歴史あるミヤビックスだろう。割と気になる商品。

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