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Pixel 7 ケース CASEFINITE THE FROST AIR レビュー [ 薄くて軽く使いやすいけれど… ]

Google Pixel 7 はサイズの割に重い。それに対してケースを付けるとヤバいくらいの重量級と化す。そこで薄くて軽いケース「CASEFINITE THE FROST AIR(ケースフィニット ザ フロストエア)」を購入してみた。

通常普通にケースを評価していくのだけれどフロストエアを見ているうちに、とある疑問が湧いたのでソチラを中心に語っていく。

「CASEFINITE THE FROST AIR」とは

スマホケースにしては豪華な外箱に入っている。

冒頭にも書いたけれど、今回評価するのは CASEFINITE (ケースフィニット)の「THE FROST AIR( ザ フロストエア)」という商品。

CASEFINITE は2020年に日本で設立された新しい企業で、その代表作 THE FROST AIR は「ほぼ、裸(ケースなし)」というキャッチフレーズで展開している超薄型軽量ケースだ。

シンプルで薄い

早速商品を見ていこう。Pixel 7用のフロストエアには「アイスホワイト」と「スモークブラック」のカラーがあって、これはアイスホワイト。

フロストエアは超薄型ポリプロピレン製の半透明ケースだからスマホ本体の色に少々白味がかった印象を与えるだけだ。背面のGロゴも透けて見えるし、ほぼ見た目が変わらない。

正面から見たらケースを付けてないようにすら見える。ケースにメーカー名などの余計な印字がないのも嬉しいポイント。

ポリプロピレンは俺の両生類系ネチャネチャハンドでも油や指紋が残りにくいのが超嬉しい。ただチョット滑りやすい。

薄く精巧な作り

兎に角薄い。僅かにしかない側面ボタンの突起とほぼツラ。

ボタンや端子部は、高い精度でカットされている。

カメラバーは必要な部分以外全面覆われているのが嬉しい。曲面部分もビタビタの精度で加工されている。

軽くて持ちやすい

フロストエアは軽い!!これがウリの一つ。たったの「7g」しかない。500円玉と同じ重さだ。

Google純正ケースが「34.7 g」
ストアで売られているBellroy レザーケースが「28 g」
ケースメーカーで有名なSpigenの薄型ケースが「27.2g」だから超軽い。

そして一番の売りは何と言っても薄いこと。「まるで裸」のキャッチフレーズに偽りはない。持ちやすさを大きく損なわず、重量増加は最低限。

薄いから耐衝撃には期待出来ない

欠点は公式サイトにも記載があるけれど、薄型故に擦り傷からの保護以上は期待できない。落下時はケース諸共本体まで逝ってしまう可能性がある。

それと上記画像の通り、注意書きに書かれているだけあって超外しにくい。こんなに外しにくいケースは初めてだ。

フロストエアはミニマルで薄型軽量なケース…

フロストエアは擦り傷から本体を守れて、デザインや使用感を大きく損なわない超薄型軽量ケースだ。耐衝撃性とのトレードになってしまうけれど、兎に角薄く軽いケースが欲しいという人にオススメの選択………

…と締めて終わらない

…という感じのレビューが世間には有り触れている。俺も実際使ってみて薄く軽いケースだとは思った。同じ感想になった。

でもねコレ3,000円オーバーの商品なのよ。

スマホ本体に取り付けた状態だとそうでもないんだが、フロストエア単体で見るとヤバいくらい安っぽい。それもそのハズ原材料であるポリプロピレン樹脂自体は、他のケースでよく使われているTPUやポリカーボネートより安い材料なのだ。

一つ疑問が湧く。『ポリプロピレンを薄く緻密にカットする技術が3,000円に見合っているのだろうか?』

ポリプロピレンという安い素材をレーザー裁断機でカットして、不良がないか検品して…3,000円オーバー?無論薄く裁断したり、バリなくカットするのは難しいのかもしれない。でもそれが分からない。オブラートに包まずに発言すると「ボッタクリなんじゃね?」という考えが頭をよぎった。

そのような疑問を持っていては気持ちよく使えない。ということで次の検証に移る。

フロストエアと中華ケースを比較する

https://ja.aliexpress.com/item/1005004733671788.html?spm=a2g0o.order_list.0.0.66b3585ajYOERL&gatewayAdapt=glo2jpn

500円の中国製類似ケースをアリエクスプレスで購入してみた。
乱暴極まりないが数百円の中国製ケースより数倍良かったらフロストエアは適正価格で、大きく差がなかったらボッタクリ価格という話にしよう。そうしよう。

ちなみに俺が購入したのは上記画像の「超薄型携帯電話ケースGoogle Pixel 7用」。画像の本体色が前作 Pixel6だから大変不安になったが Pixel7のものがキチンと届いた。

商品価格500円+送料477円=977円となった。俺は不良品が来る可能性を考慮して2個注文したから1,477円。送料が高い。だがそれでも安い。

中華製薄型ケースの外観

中国からガッチリ発泡スチロールに包まれ到着。注文から到着までは14日間だった。アリエクスプレスの発送はその時々によるので参考程度で宜しく。

これが届いた商品。
「中華フロストエア」「偽フロストエア」と呼びたくなるけれど、薄型ケースの起源は別にケースフィニットでもフロストエアでもない故に「中華薄型ケース」と以後呼ばせてもらう。

さてフロストエアと並べて比較していこう。違いが分かるだろうか?

左:フロストエア 右:中華薄型
なのだけれど、写真だと全く分からない。実際近くで見てもほぼ違いはない。

上段に置いているのがフロストエアだ。
中華品も切り抜きは特に問題なし。

重量はフロストエア同様「7g」と軽い。

中華薄型ケースを本体につけてみる

中華薄型ケースを装着。本体色が白っぽく薄っすらと透けるGロゴ。

正面からは薄く目立たない。

カメラ開口部もキッチリ空いていて傾斜部分もビタビタ。

電源ボタン周りやスピーカー端子部もOK。ふむ…予想以上にクオリティ高ぇな中華。マジか。

中華薄型ケースとフロストエアの違い

全力で粗捜しをした。3,000円で買った品物が500円で販売している商品と変わらないなんてことはないだろう。勘弁してくれ。ということで2点の違いを発見。

若干厚みがある

フロストエアと比較すると中華薄型ケースの方が重量差にはなっていないけれど、コンマ1mm程度厚く分割線が少し目立つ。

特にこのPixel 7はケース付いていない状態でギリギリ握りやすい感があるから意外と影響はある。付け替えた直後だと明らかに中華品の方が握りづらいとは思う。

若干傷が付きやすい

それと画像だと分からないけれど、フロストエアより若干傷が付きやすいのは弱点だ。光に当てると見える程度の擦り傷が中華品は付きやすい。

あと同じポリプロピレン製ではあるが、やや感触が違う。使用感に影響はないけれどフロストエアの方がサラサラしていて、中華薄型はザラザラ感がある。どちらも指紋がつきにくく、滑りやすい。

フロストエアの方が品質が高いけど…

中華品:特に目立つバリも見当たらない

中華薄型ケースよりフロストエアの方が品質が良いのは間違いない。特に Pixel 7はケース付けていない状態でギリギリ片手で持ちやすい端末だから、僅かながらに薄いフロストエアの方が快適ではある。

でも中華薄型ケースの出来は結構いい。もっとバリ沢山ついていると思っていたからヤスリ用意して待っていたけれど要らなかった。フロストエアと比較すると少々劣っているという部分はあるのだが全然使える。中華品のコスパはヤバい。

CASEFINITE THE FROST AIR 総評

改めてまとめる。
フロストエアは擦り傷から本体を守れて、デザインや使用感を大きく損なわない超薄型軽量ケースだ。でも超割高プライス。「超」割高だ。3,000円超えるのに500円の中華品と大差ないよコレ。若干薄くて作り良いのは認めるけれど、ここまで値段差を生むほどじゃない。

製造と販売体制が違うので、中国製と同様の価格で販売せよ!とは言わない。でもチョイと値段高すぎない?確実に使える商品が来る安心感で+1,000円、購入し易い環境とサポートで+1,000円。適正価格は物凄く甘くつけて2,500円ぐらいまでじゃないか?3,249円はないわ。上手いこと宣伝しているなと思った。

まぁケースそのものについては悪くはない。値付けが少々アレなだけ。フロストエアの10倍以上値段するモノを保護して、毎日持ち歩く訳だから細かいこと気にせず買ってしまうのもアリだとは思う。

今のところiPhone以外は公式サイト以外で購入出来ない。

Googleストアでも販売されているベルロイレザーケース。何やかんや一番手堅いのはコレな気がしてきた。

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