Pixel 6を購入した。
スマホ本体の評価にはもう少し時間をかけたいので、まずは保護ケースから!
今回は「Caseology (ケースオロジー) Pixel 6 ケース ヴォールト 」なるものをチョイスしてみた。まずCaseology ってどんなメーカーか紹介してから、ケースの評価をしていく。
Caseology( ケースオロジー )ってどんなメーカー?どこの国?
今回購入したPixel 6ケースのメーカー Caseology(ケースオロジー) がどんな企業か紹介しよう!というか俺が知らなかったから調べてみた。
まず公式サイトにて書かれていた説明文が以下。
スタイリッシュで堅牢なスマートフォン用ケースを主力製品とするアメリカ発のファッションアクセサリーブランドCaseology
Caseology
Caseologyは2016年にオーストラリア国際デザイン賞「Good Design Award」を受賞。また、同年にAmazon USA・Cell Phone Casesカテゴリーで「Top Seller 1位」に選定された本国のアメリカをはじめ、世界60か国以上にスマートフォン用ケースを販売展開している大人気ブランドです。
まとめると「アメリカブランドでデザイン賞受賞しているし人気あります!」とやけにフワッとしている。こういったブランド紹介に自信がある場合、創業者やルーツが細かくサイトに乗っているはず。怪しい…ということで自称アメリカ発だから、「本国アメリカWebサイト」に特攻したら結論があった。
ハイ!日本でも十分おなじみな「Spigen(シュピゲン)」さんですね。Caseologyは、2014年アメリカで誕生したブランドなのだけれども、2019年にSpigenに買収されているという経緯の会社。生産もSpigenが行っているから、名前が違うだけで実質Spigenそのもの。
なんで実績タップリかつスマホアクセサリー界の老舗の名を隠しているかというと、Spigenが米国創業だけれども実質韓国企業であるからだろう。韓国嫌いな人多いからね…。
結論としては「 Caseology ( ケースオロジー)」=「Spigen(シュピゲン)」。Spigen 同様に実質韓国企業。本家Spigenブランドよりオシャレデザイン路線のケース販売担当といった感じ。
Caseology Google Pixel 6 外観チェック!
では外観を見てみよう!
過去にSpigen商品を購入したことがある人は、何となくピン!と来るであろう同じ形状の厚紙箱に入っている。
セージグリーンカラーが嬉しい
この「Caseology Google Pixel 6 ヴォールト」の何が良いかというとカラーラインナップ。王道のブラック、無難なグレーの他にこのセージグリーンカラーが用意されていることだ。
ケースを付けると本体背面は見えなくなってしまうのだけれども、本体色とマッチしたグリーンカラーがグリーンを買ったということを思い出させてくれる。ただPixel 6 カラーラインナップ的にはコーラル(ピンク系)も用意して欲しかったところ。
Pixel 6のマットブラックな側部が隠れて、フロントの印象が明るくなる。
ただし見た目としては一回り大きくとまでは行かないけれど、ボチボチの厚ぼったさを感じてしまう。ソコが欠点。
ディスプレイより縁が高いから、置いたときに接触しない。完璧!
一瞬おいおい上部のスピーカー埋まっちまってるクソじゃねぇか!!と思ったが、よく見るとシッカリと空洞を確保しているので問題なかった。通話、音楽共に支障なし!
お値段以上の工作精度が光る内部
内側には渦状に薄っすらパターンが刻まれている。ただのデザインではなくて、ショックを分散してくれる模様らしい。
ケースオロジーインアーバインカリフォルニア!!・メイドインサウス・コリア。
四隅には衝撃を吸収する空間が設けられている。衝撃に強い時計G-SHOCKにも採用されている優れた思想だ。Spigenさん家ではこれを「エアクッションテクノロジー」と名付けているが、Caseologyでは「エアスペーステクノロジー」としている模様。一応別ブランドだからね。
背面のサンドブラスト加工はグリップ良好
使用されている素材は、スマホケース定番素材の一つTPU(熱可塑性ポリウレタン)という丈夫で柔軟性のあるプラスチック素材の一種。なおこのケースは自称「厳選されたプレミアムTPU素材」を使っていることだが、ごく普通のTPUです。
「Caseology ヴォールトシリーズ」 が特徴としている部分は、この背面。石、砂からインスパイアされた独自のサンドストーン質感。サンドと言う程砂や石感はないけれども、ザラリとした滑りにくい素材感となっている。
厚みはあるが無接点充電を遮断することはないので安心して欲しい。
問題児出っ張りカメラも完全カバー
カメラ周辺はこんな感じに斜線状のパターンが刻まれている。アクセントとしては面白いが、ゴミやホコリが入るのがイマイチ。
Pixel 6さんのアホほど出っ張った帯状カメラを覆ってくれる。これで机の上に平置き?しても安心だ。だがタダでさえデカイのに更にクソデカくなってしまうのは欠点。ただコレはケースじゃなくて本体が悪い。
平置き?状態。当然斜めになる…。本体が悪い。
サイドボタンもバッチリ、ストラップホールもあるぞ!
サイドボタン部分の工作レベルも上々。押し心地も悪くはない。
ストラップホールが付いているのは、人によっては嬉しいポイントだろう。細めなストラップであれば、十分使用できる穴となっている。
下部の開口部。USB-Cコネクタ周りはゆとりを持っているからゴッツイケーブルでも問題ない。
良いところ:保護性能は抜群
Caseology Google Pixel 6 ヴォールトの作りは非常にいい。接地面との接触を避けるための画面よりやや高い縁、カメラより大きい出っ張りと完璧だ。何をすれば本体保護出来るか分かってらっしゃる。しかも詳細は書いていないけれど、一応落下衝撃ミルスペック(軍用企画)を満たしているらしい。
実売2,000円以下のコストでエアスペーステクノロジー(四隅の空洞)や背面のパターンを実現してくるのは、流石実質Spigen!。このコストでこのクオリティを展開できるメーカーは少ないだろう。
落下衝撃からの保護を考えるなら優れたケースだ。
悪いところ:やや厚めで重い
欠点は「45g」とやや重いケースであること。元より200gオーバーとクソ重いPixel 6本体と合わさると「252g」。超重量級と化す。
本体を保護するためにソコソコTPUに厚みをもたせているため、当然重量はやや重いし、厚みがある。裸運用や防御力を捨てた薄型タイプのケースと比較すると、重量や握りずらさを感じてしまうのは間違いない。薄さや軽さはやはり保護性能とトレードオフなのだ。
スリ傷から保護出来ればいいというならば、別の選択肢を取ったほうがいいと思う。
まとめ [ Caseologyケースの完成度は高い ]
「Caseology Pixel 6 ケース ヴォールト」の特徴をまとめると…
- 工作精度が高い
- 落下衝撃等からの保護に優れている
- 実売2,000円以下のコスト
- やや厚く重みがある
Caseologyは、スマホアクセサリー界実力派Spigenそのものなので、品質は安心してもらっていい(パターンがチョイ違うだけで、完全に色違いSpigenラギットアーマー)。衝撃保護をよく考えた形状に、精度の高い開口部と完璧だ。
重量と厚みは多少増えてしまうというデメリットこそあるが「Caseology Pixel 6 ケース ヴォールト」は間違いない選択肢の一つだろう。販売価格価格2,000円付近と高価な方ではないので、興味があれば是非試してみて欲しい。
こちらレビュー対象シンプルデザインが特徴の「ヴォールト」。
同社3D六角形パターン背面の「パララックス」。背面パターンのみの違いでヴォールトと基本は変わらない。
親会社Spigenのラギットアーマー。構造としてはコレとほぼ同一。