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生活

ミズノ リフルマットレス レビュー [ 快適な睡眠を求めてスポーツ用品メーカーの寝具を購入 ]

快適な睡眠を求めスポーツ用品でお馴染みミズノの寝具「リフル マットレス」を買ったので、その感想述べてみる。

安物買いの銭失い~やっぱり値段なり~

去年マットレス買いました。ケチってamazonで広告高らかに打っている1万円ちょい下の安モノを。

最初は良かった。前使っていた寝具大手メーカー西川産業ムアツふとんと何ら変わりないじゃないか!新興メーカー最強と思ったね。ただ3か月したら堅いスポンジになり果て、半年したら尻の模りが立派に仕上がり、1年もしたら最早俺の型抜きスポンジ。マジでクソ。

そう大体世の中良いモンは値段高いし、良くないモンは安いのだ。増してや服飾と違いデザインやブランドが左程重要ではない寝具だ。そらそうなるわな。市場競争原理は今日も正常に働いております。

正に安物買いの銭失い。あと俺は何度この過ちを繰り返せば反省するのだろう。買いなおしです。

ミズノがマットレスを販売したから買ってみた

クソ寝具と俺の過ちに苛立ち最高超!
「マニフレックス」「西川エアー」「エアウィーヴ」などなど名だたる商品の中から購入を検討したのだけれど、最終的に選んだのがタイトルの通り「ミズノ Refull(リフル)マットレス」である。野球、ランニング、ゴルフなどなど数多くのスポーツシーンでお馴染みなあのミズノが初めて販売したマットレスだ。

「へぇ~あのミズノが寝具を作っているんだ」と驚いた方も多いと思われるが、元々ミズノはチャレンジングな企業。

キモイと話題になったジャンボタニシの卵ソール「THE MIZUNO ENERZY」

雪駄工房とコラボして、雪駄を公式Webで販売

ちゃっかり家具とか作っている。

マットレスより先行して寝袋や掛ふとんもリリースしていたりする。なので別に特別変わったことを初めた訳でもない。通常営業。

とは言えミズノがマットレスを販売するのは今回が初めて。何でそんな実績や口コミのないチャレンジングな商品を買ってしまったかというと、販売したタイミングが非常に良かったから。俺の怒りが頂点に達したタイミングで丁度広告と予約が始まったからだ。ぶっちゃけノリ。

ミズノ Refull(リフル)マットレス 詳細

ミズノ Refull(リフル)マットレス

サイズ
・シングルサイズ:約97×196cm
・セミダブルサイズ:約117×196cm
・ダブルサイズ:約137×196cm
素材
・側地:ポリエステル
・中芯:ポリエーテルエステル
値段
・¥88,000~

ミズノ Refull(リフル)マットレス の詳細については上記。ベッドマットレスとしても敷布団としても使用が出来る樹脂繊維を編んだ折り畳みマットレスだ。近い仕様の有名ブランドだとエアウィーヴのアレ。

定価はシングルサイズ88,000円スタートと中々強烈。有名競合商品だって買える。早期購入による割引が効いたのだけれど、それでも完全に予算オーバー。「安物買いの銭失い」「1日多くの時間を寝具の上で過ごす」という魔法の言葉を呟きながら購入した。

ちなみに同タイミングで「リフル枕」「風洞」という枕とベッドパッドがリリースされセット購入を推奨している感があったが、そちらはスルーした。お金ないんじゃ!

ミズノ リフル マットレス(シングル) 外観

まずザックリとした外観から。付属のカバー(側地)がついた状態だとこんな感じ。

カバーは裏表で違う特性がありミズノロゴラベルの付いたキルト地の表面は、中綿が入ったクッション素材でふわふわ。

裏面が通気性の高い透けるほど薄いメッシュ素材となっている。夏場にいい感じ。

カバーを剥ぐと、樹脂でアミアミな内部が出てくる。この繊維の名前がマットレス名称にもなっている網状構造体「リフル」だ。基本的にカバーとマットの洗浄時以外日の目を浴びることはない。

なお裏表上下が決まっているため、カバーの裏表を入れ替え使用する際は忘れずに内部も変える必要がある。

この商品は「今お使いの寝具の上に重ねてご利用いただけます。また本マットレス1枚紙いてご使用いただくこともできます。」とのことで、俺はコレ一枚を敷布団として使う。家狭いからベッドなんて置く余裕ないんじゃい。

6つのゾーンに分かれる網状構造体「リフル」

中身の網状構造体「リフル」は、固めの樹脂素材編み込みネットだ。そのため布と違って通気性が高く、ムレにくく熱が籠もりにくいのが特徴である。

7cm程度と薄めだが、下層部は固めの素材を使用しているため強く押したところで床への底つきを感じることはない。

6つのゾーンに分けて異なる特徴

リフルマットレスは部位ごとに特化した6つのクッションに分かれているというのが特徴。そのため場所ごとに、横にギザギザ、縦にギザギザ、凹凸ボコボコと硬さや編み込みの形が違う。

「リフルマットレスは、身体の各部位の形や可動域を考慮し、6つのゾーンに分けて異なる特徴を持たせることで、高いフィット感と体圧分散性を実現。身体にフィットして沿うことで、身体への負担を軽減します。」とかなんとか。

確かに重い上半身はカッチリとしているし、下半身は収まりがやたらといい。実際寝てみた感想は後ほど。

コンパクトに畳めて収納運搬楽々

折り目が付いているから簡単に6つ折り・3つ折りに畳めクローゼットや押入れ収納が簡単。6つ折りまで、出来るのは少ないのではないだろうか。

また取手とミズノロゴ付きの収納袋が付属している。「収納用です」と取り扱い説明書に注意書きがある通り丈夫な作りではないが、簡単な持ち運びに使用しても問題はないだろう。まぁマットレス持ち運ぶ層が如何程存在するのか分からないけれど。

軽量だから持つのは楽だし、小さい軽自動車や後部座席っぽいものが付いたクーペ車にも積載可能だ。196cmとチョイ長めなのがネックだが折りたためるので、絶滅危惧種のステーションワゴンやトヨタRAV4・スバルフォレスター辺りの大き目SUVぐらいから車中泊に使用出来ないこともないこともないような気がする。

水洗いが出来て衛生的

この樹脂編み込みタイプのマットレスは水洗いが出来る。これこそがスプリングコイル入りマットレスやクッション素材マットレスにないアドバンテージ。風呂場でシャワーをかけて、立てかけて乾燥させるだけで簡単。…らしい。いやウン…まだ実際やってない面倒なんだもん。

まぁ俺個人の運用は置いておくとして、他の素材より衛生的なのは嬉しいところだ。今樹脂繊維以外のマットレス使っている人は、カバー剝ぎ取って中を覗いてみるといい。ほら洗えたほうがいいだろう?

また素材自体も抗菌防臭・制菌機能付きで、樹脂素材だからクッションのように千切れ細かいカスが発生しないので安心。

ミズノ リフル マットレス で寝た

さて構造がどうのこうの以上にいい感じに寝れるかが重要である。ということで寝た。

寝そべると直立で立っているかのような姿勢に沈み込み、その感触はまるで宙に浮いているかのよう。荷重の多くかかる部分のみが、沈み込む典型的な高反発マットレスといった感じ。負荷の掛かる寝返り時の床付き感もない。

そして他のマットレスではあまり感じられない特徴として、肩回りのクッションに異様な反発力を持たせているため、腕肩や足を動かした時にスピーディーな寝返りが打てる。別に速いことは重要ではないのだが、寝返りに必要なパワーをアシストしてくれるから楽なんだ。

スニーカーやランニングシューズの取り扱いの多い当ブログ的には、ナイキエアとかアディダスライトストライクプロフォームの上に寝ている感触のよう(ミズノエナジーは所有していないからスマンな…)。とでも言っておこうか。無理があるか?負荷のかかった部分だけ沈み込み、基本浮いているようなあの感触で力を加えると跳ね返るあの感触がする。伝わるかな?

なお肝心の睡眠の質だが、睡眠ログ付きスマートウォッチPixelWatchが示す値はマットレス変更前と変わりないというのが正直なところ。前より1時間睡眠が短くても同じくらい休めた感があるとか、そんなマジカルはなかった。7時間以上寝れば最高だし、6時間下回るとクソないつもの俺です。まぁ睡眠不足で悩んでますとか、腰が痛てぇとか、悩み持ちでないガサツ人間の感想なんてこんなもんである。

ただ間違いなく寝る前の快適度は高い。床の感触を感じるとか尻のあたりが深く沈み込みすぎているだとかそういった不快になる要素が一切ないので、寝るというアクションに集中出来る。故に寝付きは良くなった。不満はない。ただただ快適。

ミズノ リフル マットレス の良くないところ

デメリットも素直に記載しておこう。「6つのゾーンに分けて異なる特徴」と紹介したが、こちらがマイナスに働く場合がある。

まず1つが、体の部位に合わせたクッション感となっているため、そこからハミ出ると適切な効果が得られないという点。つまり身長によっては致命的な場合がある。150後半~180cm後半ぐらいまでだろうか?幅広いとは思うけれど、子供用に買うのはイマイチ。

2つ目は左右裏表の反転に適していないという点。マットレスは寿命を延ばすため左右や表裏を反転し負荷を分散するというテクニックがあるのだが、この商品は部分ごとに合わせたサポートであるからそれが出来ない。故にライフの長さに心配がある。

部分によって硬さを変えるというアイディアは間違いなく他社にもあったはず。だがそれを避けているというのは理由がある訳だ。汎用性が低くなるのだ。

今のところ快眠・快適 あとは耐久性

「ミズノ リフルマットレス」により俺の睡眠ライフは物凄く高まった。寝つきは良いし、起きた時に体の痛みはなく、(睡眠時間が長ければ)快眠だ。お陰様で日中のパフォーマンスが上がっていると思う。そういう事にしたい。

後は耐久性。この快適性がどこまで維持出来るかだ。5年以上持てば拍手喝采で、1年や半年でヘタレば罵倒する。

公式Webによると「リフルは特殊な網状素材で8万回の圧縮テストに耐え、JIS規格で耐久性の最高評価である1級を獲得し、へたりにくく快適に使用いただくことができます。繰り返し圧縮、乾熱圧縮ひずみ共にJIS基準1級をクリアしました。」…ということで、8万回の圧縮テストがどの程度の期間に該当するのかサッパリ分からないが期待はしておく。

さぁどうなるか見てみよう。
技術最先端快適な寝具を手に入れた先駆者として鼻高々でいたい。数年後ミズノの寝具は最高と話題になってくれ。頼むぜ!MIZUNO!

耐久性は未知数という危険は残っているものの今のところ快適だ。興味のあるチャレンジャーは、スポーツメーカーによる寝具を試してみて欲しい。

睡眠は人生の1/3を占めます。質の良い睡眠は健康に直結します。8万円を超えてもタカクナイのです。

合わせて買いたい「敷きパッド風道」。俺は懐が厳しいので、お値段以上のアレで行きます。

このプライスだと競合他社からも選び放題なので、色々検討してみて欲しい。

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