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家電/AV機器

CITIZEN 超音波洗浄器 SWT710 レビュー [メガネ・時計洗浄にオススメ]

今回紹介するのは「CITIZEN 超音波洗浄器 SWT710」である。この超音波洗浄器なる家電を所有している人は、かなり少数だろう。

メガネをかけている人には覚えがあると思うが、眼鏡店で店員さんが洗浄に使用しているアレだ。お値段こそ少し掛かるものの長いこと活用できる。様々なアイテムの洗浄に使用できるし結構便利アイテムなんだ。特にメガネ族や時計など貴金属大好きマンにオススメ。

CITIZEN 超音波洗浄器 SWT710 の概要

シチズン 超音波洗浄器 SWT710

本体寸法:幅105×高さ166×奥行122mm

洗浄漕内径寸法:幅約18㎝×高さ約58㎝×奥行約87㎝

本体重量(kg):1.3kg

電源コード長さ:約1.5m

超音波周波数:40kHz

付属品:フタ、洗浄カゴ、時計ホルダー、電源コード、取扱説明書(保証書付)

改めて今回紹介するのは、時計や計測器などでお馴染み我らが日本企業「CITIZEN(シチズン)」 の 超音波洗浄器 SWT710 だ。

残念ながら超音波洗浄機業界はあまり選択肢が豊富ではなくて、Amazonで検索をかけると中華製品、中堅家電メーカー、業務用品丸出しの洗浄機、そしてシチズンとなってる。物凄い値段差というわけでもないので、中華製品や中堅メーカーは避けて手堅くシチズンを選んでしまった方が俺はいいと思う。

あとシチズンには小型で安価な「SWS510」というモデルもあるけれど、当商品「SWT710」がオススメ。「SWS510」は形状が小さすぎるからだ。

超音波洗浄機とは

https://www.citizen-systems.co.jp/cms/c-s/health/products/img/swt710_im01.jpg

超音波洗浄機とは、なんぞやという事を一応説明しておく。
超音波洗浄機は、名前の通り超音波を使用した洗浄機なんだけれど、容器の中に水と洗浄物を入れてスイッチオンするシンプルなアイテムだ。超音波で水中に気泡を発生させて、気泡が弾ける瞬間に出る衝撃波をあてて汚れを取るという仕組みらしい。

気泡や衝撃波は手などが絶対に届かない場所にも確実に届くし、どういうわけかガシガシブラシで擦るより汚れが落ちる。細かいところまでピカピカに綺麗になる。そうメガネ屋や時計店で見かけるだけあって、眼鏡の鼻パッド部分や時計のクラスプなど細かい隙間があるものに最高なのだ。

CITIZEN 超音波洗浄器 SWT710 外観

正面

電源と運転タイマー設定スイッチそして青く輝くオートタイマー表示の構成。ガチャガチャしていなくてシンプルな白のボディ。実用上問題はないが、洗浄槽から連なるステンレス部分は指紋が目立ち、水のカルキ跡が残りやすい。

オートタイマーはカウントダウン表示汚れの度合いや洗浄頻度に応じ、洗浄時間を5段階(60秒、120秒、180秒、240秒、300秒)から選択可。

背面

スッキリ特に何もない。多分注意書きのシールとか貼ってあったのだろうけど、剥がした。

側部

下部に大本電源スイッチと電源線装着箇所。電源線は着脱できるため、水の排水時に困ることがない。

二本の溝は要らなかったかな、ゴミが溜まるし水回り商品は凹凸少ないほうが良い。

上部:洗浄槽

洗浄槽は継ぎ目なしのステンレス材だから清掃も楽。水の給水基準線が刻印されており給水量が分かりやすい。排水は電源線がない左から行う。

凹みがあるところが超音波発生箇所。洗浄は蓋を開けた状態でも可能だから、多少ハミ出ても問題なく使用できる。

付属品:カゴと時計ホルダー

洗浄カゴと時計ホルダープラスチックでチープ。しかし重要アイテムなので無くさないように注意する必要がある。

超音波洗浄器で洗浄出来るものと出来ないもの

洗浄出来るもの

・貴金属、プラスチック類、ガラス類、陶磁器類

・歯ブラシ、入れ歯

・シェーバーの刃

・化粧ブラシ

・印鑑

・ナイフ、フォーク

・缶切り

・万年筆のペン先

洗浄出来ないもの

・べっ甲、宝石付きの貴金属やメガネ
・象牙・石材・木製品
・腕時計本体(防水型を含む)
・コンタクトレンズ、宝石、
・偏光レンズ付のメガネやサングラス、
・メガネのレンズがプラスチックの場合
・キズやはがれなどがあるメガネフレームなど

以上が洗浄できないものとして、シチズンの取り扱い説明書に記載されていたものだ。

洗浄出来るものにプラスチックが入っているが、駄目なものにプラスチックレンズが入ってる…。大きな傷が付いていないものであれば、短時間なら問題ないだろう。律儀に守っている人は、ほぼ居ないのでは?所有者は自己責任で色々試してみて欲しい。

なお下記写真の通り、べっ甲は駄目だった。艶が失われて、白化してきた。

CITIZEN 超音波洗浄器 SWT710 使用レビュー

使い方は簡単!

洗浄槽に水を入れる

使い方は簡単で、洗浄槽の「MAX」と「MIN」の基準線間で給水。そして電源を繋ぐ。

洗浄物を入れてスイッチオン

あとは洗浄物を入れて、タイマーをセット。そして「ON」。実にシンプル簡単だ。

汚れが多いときは、食器用洗剤を少し混ぜてやると良い。あと俺は最初の一回しか買ったことないけど、専用の洗浄液が存在する。効果は抜群なので、初回は同時購入してみるのもオススメ。

VS アルミホイル

まずはアルミホイルを使って超音波の力というものを見てみた。洗浄器を起動するとジーーという音が鳴り、アルミホイルにプツプツと少しずつ穴が空き数秒で粉々になる。これが泡の破裂による衝撃!!

洗浄対象物に傷があると、衝撃波が当たって傷が広がるというのも納得の結果である。購入者には最初にコレをやって、その光景をよく刻み込んでから色々試してみて欲しい。

超音波を舐めてはいけない。超強力!!

VS メガネ

プラスチックレンズの眼鏡だ。鼻パッド周りや耳掛け部分がすぐにバッチィことになる。

洗浄器の取説には、使ってはいけないとあるが短時間であれば問題ないだろう。ただレンズやフレームに傷がある場合は注意して欲しい。俺は、2年間週1回30秒ほど使用しているが今の所大丈夫。

VS 時計(G-SHOCK)

お次は、無敵な時計G-SHOCKだ。
耐衝撃の構造は、窪みだらけなので物凄い汚れが溜まる。時計本体を入れては入れては駄目とのことだが、Gショックは無敵だろうと謎の根拠をもっているのでドボン。コチラも2年間週1回汚れの量に応じてガンガン使用しているが今の所大丈夫。

G-SHOCKとはいえ超音波に晒されることは想定していないと思うので、よく己と相談して使用して欲しい。

VS 時計(CITIZEN EXCEED)

CITIZEN EXCEED 金属バンドの腕時計だ。金属バンドは、クラスプやコマに汚れが溜まりやすい。

防水機能があるとはいえ精密機器である時計を超音波に晒すのは、間違いなく良くない。そこで登場するのが付属品の時計ホルダーだ。装着すると時計ケースに水が接触しない状態となる。(水かさが高いと接触するので、そこは要注意。)

あと洗浄中は泡の発生により、本体が動く。バンドや洗浄槽への傷を防ぐため付属品のカゴもセットすることをオススメする。

VS シェーバーヘッド(BROWN9シリーズ)

シェーバーヘッドだ。専用自動洗浄機もあるのだが、あれで取り切れない髭屑もスッキリ取れる。付着しているアルコール洗浄液が白濁として沸き立ち髭屑がポロポロ浮いてくる。超キタネェ!!

なお当然のごとく水はかなり汚れるので、順番は最後に限る。

まとめ 【超音波洗浄器は万能】

超音波洗浄器はメガネや時計貴金属にしか使わない印象があるのだけれど結構万能なんだ。色々なモノをキレイに出来る。画像栄えしないので貼らなかったが、歯ブラシの洗浄なんかにもいい感じ。

様々な用途に末永く使用できるアイテムだから、興味がある人は思い切って購入することをオススメする。持っていて損はしないハズだ。

多少高いけれどずっと使えるから、他の製品よりシチズンがオススメ。

安く済ませたいならツインバードかオーム電機かな?悪くはなさそう。

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