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ロジクール ERGO M575 ワイヤレス トラックボール レビュー [M570後継]

待ってたぜ!!「ロジクール ERGO M575 ワイヤレス トラックボール」!!
2010年に登場して以来多くのファンを持つ、トラックボールマウス「Logicool M570」の正式な後継機が現れた!!

俺は、「M570」を2012年辺りで購入して、「M570」以外の選択肢がないというくらいのヘビーユーザーである。2017年9月に発売した上位モデルを名乗る「MX ERGO」は望んでいたものと違うのだよ。あれはちょいデカイから持ちにくかったし、俺にとっては不要な変形機構が付いてたから重かった。

「ERGO M575」と前モデルである「M570」を比較しながらレビューする。ゴリゴリの「M570」信者の新拠点となるか見てみよう。

トラックボールマウスとは

本題に入る前に「トラックボールマウス」と「ロジクール M570」について語りたい。
トラックボールはボールを指で転がしてカーソルを操作する。
一般的なマウスは腕や手首を動かし、本体を直接移動してカーソルを操作する。
雑に説明するとそんな感じだ。

トラックボールのメリットはボールを転がすことでカーソル操作が出来るから、マウス本体と腕を動かす必要がないこと。これは実に偉大で、マウスの周りに物があっても、接地面が何であっても問題なく操作出来る。そして何より腕や手首を動かす必要がないから楽なんだ。購入初め2日ぐらいは上手く操作できないけど、慣れるとトラックボールじゃないと駄目な体が出来上がる。

そのトラックボールマウスの手堅い選択肢として今なお猛威を奮っているのが、本レビュー対象の前モデルである「ロジクール M570 ワイヤレス トラックボール」。親指でボールを操作するトラックボールマウスだ。

「M570」は素晴らしい商品なんだ。新しいもの大好きな俺が、8年も飽きずに使っている。ロジクールから上位モデル「MX ERGO」が販売されたがあれも好みと違った。競合製品と比較すると、サイズと操作感が優れているとしか言いようがない。

変えたくても最強すぎて、変えようがなかったんだ。

ロジクール ERGO M575 ワイヤレス トラックボール

ERGO M575M570
マウス本体サイズ
(横x奥行x高さ)mm
100 x 134 x 4895 x 145 x 45
センサー方式オプティカルレーザー
電池寿命(単三電池 x 1)24ヶ月18ヶ月
マウス重量156g137g
ボタン数55
接続方式USBレシーバー + BluetoothUSBレシーバー

本題に入る。
変えたくても最強すぎて、変えようがなかった「M570」の後継機種「ロジクール ERGO M575 ワイヤレス トラックボール」である。俺のPCライフ必須品のリニューアルなので、早速購入してみたわけだ。これでしっくり来なかったら、前モデルを買い溜めするしかない。割と危機的状況でもある。

お色はグラファイト、オフホワイト、ブラックの3色存在する。前モデルより2つも選択肢が増えており、ボールは共通ラメの入った深めのブルー。

商品の箱はカラープリントされたダンボール。中の保護剤も紙で出来ているから、捨てやすくてグッド!マウス界で多く見られる、ブリスターパックこと商品の見える透明なプラスチックで覆われたタイプは開きにくいから嫌いだったので、歓迎するべき点。

ロジクール 「ERGO M575」外観

オフホワイトを購入した。
"オフ"ホワイトだからか明るすぎない白。ガジェット業界では、選択肢がある場合白を選んでいる。卓上が黒より明るい雰囲気になるから好き。

「M570」信者の俺は、どうしても白に出来なかった部分であったから嬉しい。

表面素材はプラスチック。上位モデルにある薄いラバー素材は最初こそ良いが、長期使用すると徐々にベタつくようになる。だからプラスチックボディは歓迎するべき点。

ボディには最近のロジクールのトレンド細く波のようなラインが入っている。手触り的には少々波打つ感じが伝わる程度。使い勝手に影響は感じられないので、完全にデザイン的なもの。

前面。
傾斜がかなり付いているが“自然に握れる角度”らしい。

左側面。トラックボールは、薄い青でシックないい色。

右側面。小指を乗せるスペースが窪んでいる。

下部
通常のマウスと違い滑らせる必要がないので、滑り止めゴムパッドが5点。
電源オンボタンとUSBレシーバーとBluetooth使用の切り替えボタン。
USBレシーバー接続時は白、Bluetooth接続時は青のランプが点灯する。

無線接続方式切替は、前モデルからの追加機能の一つ。一応目玉追加機能か?2台のデバイスで並用したい場合は、お世話になるだろう。しかし下部にあるので、頻繁に切り替える人はチョイと面倒かもしれない。

蓋を外すと電池とレシーバー入れ。電池はロジクールお馴染みGPバッテリーズ製が付属。日本ではあまり馴染みがないメーカーだが、世界的大手なので安心して使用して欲しい。

Unifyingレシーバーのサイズは、いつもどおりコンパクト。レシーバー及びブルートゥースの操作距離は約10mとのことだが、電池残量と障害物の影響をそこそこ受けるので、もうちょい短く見積もって置いたほうが吉。どちらの接続方式でも、目立つ遅延は発生しなかった。

「ERGO M575」と「M570」の外観比較

膨張色の「ERGO M575」がやけに大きく見えるが、実際そこまで変わらない。
握り心地は、慣れ親しんだ「M570」より新型の方がシックリくる。
「ERGO」こと人間工学デザインの進歩というところだろう。

前モデルより傾斜がややついた。それとクリックボタンの拡大がよく分かる。
俺は快適だが、手が小さめの人だと「ERGO M575」は、初期だと戻る/進むが割り振られているオプションボタンが少々遠く感じるかもしれない。クリック感については、特に大きな変化なし。

トラックボールはサイズ変化なし。前モデルの青玉も問題なくハマりはする。
写真は入れ替えた状態。
塗装表面のキラキラがセンサー反応に多少影響があると思われるので、基本は変更しないほうが良いだろう。
ただ俺は入れ替えても変化を感じなかった。

トラックボールの支点は3点で変化はないが、「ERGO M575」は突起が増えている。
効果はよく分からない。

徐々にゴミが付着するので定期的な清掃がいる。
ボールは下から指で突くだけで、取れるから容易に清掃可能。

裏面のゴム足は「ERGO M575」の方が多い。
ボール周り以外の面積が減っているせいか、そこまでグリップ力アップは感じない。

「ERGO M575」使用感

重量と形状

「ERGO M575」「M570」
本体総重量158g138g
レシーバーなし156g136g
電池、レシーバー、ボールなし107g88g
トラックボール26g26g
付属単三電池23g23g
Unifyingレシーバー2g2g

「ERGO M575」の本体サイズは、やや大きくなっている。
その影響か重さは156g(レシーバー除く)で、「M570」より20g増加。公式サイトでの重量紹介は145gだが10gも重い(2020.11現在)。嘘じゃん!重量100gチョイで10gは間違えてはイケナイ。

俺は体勢を変えながらPCを見るのであちこち動かすし、稀に手に持って操作するから軽い方が好き。残念ではあるのだが、私的には許容範囲内なので不満というほどでもない。

外観でも述べたが、形状については良い方向に変化した。持ち心地?乗せ心地?は良好。マウスに置いた手のひらが、前モデルよりシックリくる。

クリック感

各ボタンのクリック感は普通。高級モデルのような鋭いクリック感はない。可も不可もなく無難。ボタンの割り振りはロジクール専用ソフト「Logicool Options」で変更できる。「M570」で使用していた「SetPoint」は未対応。

中央には斜めに角度を付けたスクロールホイール。至って普通のホイール。ミドルクリック可能。高望みするならば「MX Master3」のMAGSPEEDホイールを付けて欲しい。それは値段的にそれは無理だろうけど、定価が¥6,050であることを考えると、もうちょっとコスト掛けて欲しい部分。

クリックボタンの耐久性は300万回以上。こんなヘンテコ形状のマウス購入を検討している時点で、ハードなPCユーザーなのだろうから耐久性は重要。しかし「M570」と同様の耐久性で特に進化していない。

「M570」は、使用しているうちにチャタリングの発生かボタンがヘタれクリック感がなくなって何度も交換している。最高に良いマウスだったのだけれど、耐久性には難があった。そして変更されていない以上「ERGO M575」もあまり耐久性には期待できない。定期的な交換を覚悟している。

ロジクールサイドとしても、「M570」のユーザーが耐久性に不満を持っていることは重々承知していると思われる。だから上位の「MX ERGO」は、3倍近くの耐久性1000万回にしているのだろう。そんなにコストが掛からない部分にも関わらず改善してこなかった。

上位モデルに優位性を持たせること、消耗による買い替え。そのような意図が透けて見える。マーケティング上でのメリットを優先したのだろう。でも買っちゃった悔しい。

トラックボールの感触

トラックボール(35mm)
ツルツルなコーティングで滑らかな滑り心地だ!文句なし。止まりたいところでピタッと止まる。

センサー方式は、オプティカル(光学式)。前モデルはレーザー式であったので一つの変更点だ。「ロジクール アドバンス オプティカル トラッキング」と名乗っている。

トラックボールマウスだから接地面関係ないし、実用上も特に大きな変化を感じない。前モデルより少し細かい操作が、出来るようになった気がする。変化は誤差レベルだと思う。

まとめ [まるで自宅のような安心感]

M570ユーザーがERGO M575を使用した感想としては、「まるで自宅のような安心感を覚えた」と言っておこう。そう自宅だ。悪く言うと未知がない。

それもそのはず全モデルと比較したときに外観的には変化したんだけれど、性能的にはあんまり変わっていないんだ。ブルートゥースに対応したので、昨今のUSBポートが少ないノートPCやタブレット的には有り難い。しかし他は微妙な変化。電池寿命伸びたとか、ちょっと形状変わったとか地味。

良くも悪くも変化をあまり感じない。正直スイッチの耐久性上昇やホイールの質向上を望んでいたのだが、残念ながらそこに変化はなかった。明確な進化を求めていなければ、文句なしの「M570」の後継機種だ。

不満がゼロかというとそうではないのだが、白いマウスが購入出来たこと喜びと、間違いない後継機種が誕生したことに安堵している。この数年間「M570」が手放せなかったように、「ERGO M575」とも長い付き合いになりそうだ。末永く「ERGO M575」とPCライフを過ごそうと思う。

「ロジクール ERGO M575 ワイヤレス トラックボール」は、俺たち「M570」ユーザーの新拠点だ!!

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