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Amazon Echo Dot 4 レビュー [Echoシリーズの売れ筋さん]

「amazon Echo Dot (エコードット) 第4世代 時計付き」を貰った。
そう貰った。前所有者曰く「興味本位で購入したものの、用途がよく分からん」とのことだ。エコーの存在は気になっていたものの、購入まで踏み切れなかった俺にとって有り難い限り。

取り敢えず今回は、アレクサによる機能ではなく商品外観や機能に焦点を当てて見る。

Echo(Alexa)とは?出来ることは?

今回紹介する「Echo Dot(エコードット)」は、amazonが開発したバーチャルアシスタントAI「Alexa(アレクサ)」を搭載したスピーカーだ。勿論スピーカーだから音を鳴らす装置なのだけれども、エコーのメイン機能はそこではなくて、アレクサを搭載していることにある。

バーチャルアシスタントAIであるアレクサは「アレクサ〇〇して」と話しかけると、ユーザーをサポートしてくれる。具体的に何が出来るかと言うとアラームタイマー、音楽天気ニュースの再生、家電の操作など様々な事が可能。

つまり「Echo Dot(エコードット)」を始めAmazonで販売されている「Echoシリーズ」は、「アレクサニュース」と話しかければ、ニュースを読み上げ、「アレクサ照明消して」と話しかければ照明消してくれるという未来を感じさせてくれる装置なんだ。

amazon Echo Dot 第4世代(時計付き) について

amazon Echo Dot 第4世代(時計付き)詳細

Echo Dot 第4世代(時計付き)


価格:¥6,980
サイズ:100 x 100 x 89 mm
重量:328 g
スピーカー:1.6インチ
外部スピーカー接続:3.5 mm ライン出力
温度センサー:非搭載
スマートホームハブ機能:非搭載
カラー:グレーシャーホワイト、トワイライトブルー
保証:1年間(¥1,080で2年間偶発事故保証付与可)

アレクサ搭載の「Echoシリーズ」は幾つか種類があって、このモデルはエントリーモデル「Echo Dot」に時計機能が付いたもの。「Echo Dot」はEchoシリーズの中での最も売れ筋商品であり、最も小型で安価であるのが特徴だ。

ただし安価であるためスピーカーとしての性能が劣り「温度センサー」や「スマートホームハブ」が省略されている。スマートホームハブは、家電などの接続機器と無線LANを繋ぐための中継器だ。ハブは別途購入できるから必須というわけでもないし、ハブを使用するような機器を使用する予定がなければ不要。使用用途と要相談といったところ。

パッケージ/同梱品 外観

パッケージはEchoのイメージカラーである青色ベースのカラープリントボール紙。
文字や本体画像は薄いプリント。立体的で雰囲気も出来るし、色違いの対応もしやすいのだろう。賢い。

「98%が、適切に管理された森林やリサイクル資源から調達された木質繊維で出来ています。」とのことで環境を考慮した素材とのことだ。恐らく2%はプリントとかだろう。

内容物はEcho本体、ACアダプタ、説明書。
外装蓋裏に分かるっちゃ分かるけれど、無くても問題ない雑すぎる説明絵が付いているのが好き。

説明書には丁寧に説明が書いている。
初回接続時本体が話して接続方法を教えてくれるから、読まなくても大丈夫。

ACアダプターはマットホワイトで端子は専用形状。専用端子ではなく、スマートフォンなど様々な機器で使用されているUSBタイプCで給電して欲しいものだ。何でもそうだけれど専用端子線は、断線等のトラブルが起きた際に面倒だし高く付く場合が多すぎる。

ケーブル長さは150cm程度と比較的短め。バッテリー駆動ではないので、設置場所はこのケーブルに依存する。もう少し長い方が好ましいと感じる人が多いのではないだろうか?

本体外観

本体正面
球体布メッシュ!!本体6割ぐらいがこのファブリック素材となっている。スピーカーらしさが出るし、下手に樹脂で囲い込んでしまうと安っぽさが全面に出てしまうから賢いデザイン。俺は好き。欠点はホコリが絡んで取りにくいところ。

サイズは100 x 100 x 89 mm、手の中に収まる感じで小柄。

Echo Do第4世代 (時計付き)の色はこの「グレーシャーホワイト」と「トワイライトブルー」の2種類。

時計付きの通りホワイトLEDで時間が灯る。これがあるとただのファブリックボール感がだいぶ薄れオシャレ感大幅上昇。調光機能が付いているから暗所で眩しく輝くということはない。

本体上部にはクリック感のある立体的な操作ボタンが付いている。

  • マイク
  • アクション(○)※アレクサ起動、機器接続など
  • 音量アップ(+)
  • 音量ダウン(ー)

立体的で各ボタン形状に特徴があるから、暗所でも触れれば分かるようになっている。音声で操作するから基本的には触らないのだけれど嬉しい部分。

側面から見るとこの様な形となっている。樹脂部分はサラサラとしたマット素材。

本体裏に配線ポート。
左側がACアダプターを接続する電源ポート。
右側が3.5mmライン出力。いわゆるイヤホン端子が付いているおかげで、本体スピーカー音質がお気に召さなかった場合には外部出力出来るというわけだ。

接地面は平でラバー素材となっているため、コロコロと転がる心配はない。底面のサイズは6cmと小さくまとまっているから接地面は少なく済む。

一周ぐるりと半透明のリングパーツが付いているが、ステータスを表すライトリングのもの。

ライトリング点灯状態はこんな感じ。接地面を照らすような形で点灯し、LED二色で中々オシャレ。

ライトの色は「ステータス」を示すためのものであるから、自由に設定できないのが残念。緑が好きです。

amazon Echo Dot 第4世代の音質

スピーカーには違いないので、音質について思ったことを語ろう。
時計機能が付いていないタイプの定価「¥5,980」にアレクサ搭載ということで「¥4,000」ぐらいのスピーカーとして評価する。

値段の割にはイイ。ビビって音が割れるような低品質さはなく形状のおかげで広がりも良好。音量は10段階で最大だとうるさいくらい鳴る。

スピーカーユニットが安価である事をよく理解して背伸びしていない音作りであるところが特に良い。ボーカル立たせて、低音ベシベシ効かせて、中音?知ったことか!という割り切りを感じる音作りとなっている。この価格帯での最適解だと思うし、実際大衆受けの良い選択だろう。

オーディオメーカー的には「JBL」とか「beats」の低価格帯によく見られる音かな?向いている音楽は「ポップ」「ロック」「ヒップホップ」など綺羅びやかな音楽。向いていないのは「ブラスミュージック」「クラシック」の類でビックリするくらい相性今一つ。

ただ俺の好みではない。元々ベース音が強めな楽曲を聞くとベコベコ煩く不愉快。幸いイコライザーで弄る事が出来るので、低音2段階下げて、やや軽視されている感じのする中域を1段上げた。安物スピーカーなんてイコライザーで弄ってなんぼ。

あと筐体はプラスチックだから小音でもかなり揺れる。接地面を振動させ雑音が交じるためゴム台座とかで補助してあげたほうがいいけれど、そのようなことを気にする音質でもない。

気に入らなければ「3.5mmライン出力(イヤホン端子)」があるのでどうにでもなる。俺は音質に文句はない。この価格ならこんなもん。

Echo Dot 第4世代(時計付き)は買いなのか?

「Echo Dot 第4世代」は、AmazonEchoシリーズの中での最も売れ筋の商品であるが、俺が買うならコレは選ばない(最初に書いたけれど、有り難いことに貰い物)。

選ばない理由一つ目が、今の所併売されている旧型機「Echo Dot 第3世代」に対してのアドバンテージが、スピーカー音質意外に見当たらないこと。(現状日本では4世代から搭載されたアレクサの応答性を上げる「AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」の恩恵はない。日本語というローカル言語ゆえ対応は相当後だろう。)

3世代の方が4世代より、時計なしモデルで-1,000円、時計ありだと-2,000円も安い。値段が安いは正義。形状や購入者レビュー記事を見る限り3世代は、あまり音質が良くないのだろうが、第4世代だって特別音は良くない。音楽を聞きたいなら絶対に外部出力だ。外部出力をすれば、3世代も4世代も違いはない。

二つ目が、スマートスピーカーとしてアレクサを活用するのであれば"Dot"ではない「Echo 第4世代」の方が絶対に良いこと。値段は2倍近くなってしまうという欠点こそあるが、「スマートホームハブ機能」「温度センサー」が内蔵されているのが強い。アレクサの真髄は、ハブ機能を使用した照明リンクや温度センサーによるファンのON/OFF(スマートプラグ)にあるような気がするのだよ。Echo Dotで後付すると結局同じ様な値段になってしまうし、後付は機器が増えてゴチャつく。快適未来空間スマートホームを目指すなら「Echo Dot」ではない。

ついでに「Echo Dot 第4世代」は時計がなければタダの球体でおしゃれな雰囲気薄れるし、時計が付くだけで+1,000円も取られるのが納得いかない。おしゃれな置き時計が欲しいというなら、まぁ悪くないかもしれないが、それならいっそ+1,000円で「Echo Show 5」にしてしまっても良いのではないだろうか?

見た目は悪くはないけれど、他Echoシリーズと比較してメリットが感じられない。

Echo Dot 第4世代(時計付き)まとめ

「Echo Dot 第4世代」については、見た目が球体でインテリアとしては面白いし値段なりの音質もある。しかし他Echoシリーズと比較するとコレと言ってアピールポイントがない。値段も機能も悪い意味で中間なモデルに感じた。

俺なら「Echo Dot 第4世代」は選ばない。購入金を下げて旧型「Echo Dot 第3世代」を買うか、上げて機能がプラスされた「Echo Show 5」なり「Echo 第4世代」にしてしまう。悪くはないのだけれど、別のEchoシリーズを推奨したい。

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