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FILCO Majestouch Wrist Rest Macaron レビュー [ パームレストそれはタイピングの友 ]

FILCO Majestouch2 HAKUA レビュー」の時にそのうち購入するといっていたパームレストを買った。

パームレストと呼ぶと何となくカッコいいような気がするけれど「palm」=「手のひら」・「rest」=「休止台」要はキーボードの前に置く「手のひら置き場」。

パームレストを何で購入したか?

メカニカルキーボード「FILCO Majestouch2 HAKUA」を使用し始めたのだけれど、このキーボード画像の通り接地面からの高さがあるのだ。一応手を机に着けた状態でタイプは出来るのだが、妙に手首に角度がつくから疲れるし、タイプ速度が遅くなる。だからといって手を浮かせた状態でタイプすると更に疲れる二重苦。

腱鞘炎になってしまう!と言う程の文字量はタイピングしていないとはいえ、何やかんやで数時間キーボードと向き合うし、疲れやダルさは集中力低下にも繋がってしまう。

この問題の解決方法はシンプル。キーボードの前に何らかの置物を置いて、手の位置を上げてやるだけで解消される。ということで、その専用品である手首置き場「パームレスト(又はリストレスト、アームレスト)」を購入した。

選んだのは「FILCO Majestouch Wrist Rest Macaron」

選んだパームレストは、「FILCO Majestouch Wrist Rest Macaron」画像の通り色も複数存在する。パームレストの素材には、「木製」「金属」「樹脂」など色々あるが、この商品は「ウレタン+ウルトラスエード」の組み合わせだ。

奥行き「80mm」で、厚さは「17mm」「12mm」の2種類。横幅は4種類でフルサイズキーボード用「445mm」の Lサイズ、テンキーレス用「365mm」の Mサイズ、テンキー/カーソルキー無し用「305mm」 Sサイズ、左右分離タイプ「150mm2個」の S分離サイズと種類豊富。

サイズによって、やや値段が上下するものの大凡2,000円ぐらいで購入できる商品だ。ウレタンに布貼っただけで2,000円もするのかと思ってしまうだろうけれど、そう悪いものではないと先に述べておこう。

何故「FILCO Majestouch Wrist Rest Macaron」を選んだか?

何故「FILCO Majestouch Wrist Rest Macaron」を選んだか?という点だが、所有しているキーボードとメーカー統一したという訳ではなかったりする。マジェスタッチはイイ商品であったがそこまで、パームレストを統一するほどダイヤテックへ対しての忠誠心は今の所ない。

だが「FILCO Majestouch Wrist Rest Macaron」になった。ダイヤテックに負けた気がする悔しい…。その理由を述べたい。

表面素材「ウルトラスエード」は最高!

この商品の表面布は「ウルトラスエード」我らが日本大企業にして超技術の「東レ」が開発したスエード調人工皮革。「ウルトラスエード」と言ってもピンとこない人は、「アルカンターラ」と呼ぶと分かるだろうか?スーパーカーの内装とかに使われているアレと同じ素材。この素材こそが俺の購入の決め手。

アディダススタンスミスが人工革化」したことに対して、ギャーギャー騒いでいる俺であるがこの人工皮革「ウルトラスエード」は好き。何故ならウルトラスエードは優れた素材で、人工革皮が天然革皮に勝利した稀有な例だからだ。

人工素材というと見た目、機能性、耐久性何処かに欠点がある場合が多数。ビニールレザーなんかそうでしょう?汚れには強いけれど、見た目は今一つなことが多いし、通気性も悪い。

その点ウルトラスエードは本物のスエードより、汚れや水に強く耐久性もある。そしてそのビジュアルは本物のスエードと遜色ないことが、認められ高級車の内装や衣類などに使用されている。ブランドとしても成功している素材なんだ。ウルトラスエードは本物のスエードの上位素材と言っても良いだろう。

画像の通り高級スエードに起る指でなぞると跡が残る現象も再現されている。実用上全く要らないし、高級スエードの特徴であるという経緯を知らないと、寧ろマイナスに見られているのではないかという気はするが、高級スエード再現度も高い。

そして何よりもウルトラスエードは、パームレスト素材として完璧。毛足が短くサラサラとした快適な感触で、熱もこもりにくい。浸透性もあるし丈夫だから水洗いも可能。ただのモジャっこい布とは、格が違うのだということを見せつけてくれる。

「マイクロセルポリウレタンフォーム」の弾力が程よい

パームレストの素材は前述した通り色々と存在するのだけれども、木製や樹脂製だと硬いし、ゲルやスポンジだと柔らかすぎる。

その点この「マイクロセルポリウレタンフォーム」は絶妙だった。底面がカッチリしているお陰で振動がないし、クッションは柔らかさを感じる程度で過剰な沈み込みがない。ウレタンの密度が高いし、そう簡単にヘタレはしなそうな点も良い。

ホームセンターでウレタンフォーム購入すれば、このパームレスト半額以下で再現できるのではないか?と思ったけれどそうはならない。流石の専用品。

「Majestouch Wrist Rest Macaron」の外観チェック

Majestouch Wrist Rest Macaron 外箱

外箱はダンボール。
商品と同様のウルトラスエードが箱に貼られているのは、ナイス!素材は実物見ないと良く分からんからね。

「Majestouch Wrist Rest Macaron」 本体外観

チョイスしたのは「Majestouch Wrist Rest Macaron 厚S レイニー」型式は「MWR/17S-RA」
厚さは「17mm」サイズは「Sサイズ」

レイニーこと雨をイメージした薄青カラーは、写真や公式写真より暗めに見える。どんよりカラー正にレイニー。

何故フルサイズキーボードなのにLサイズにしなかったかというと、あまりカーソルとテンキー使わないのと、キーボードを集中的に使用する時以外避けておくから。数百円ケチったわけではない。

カーソルとテンキーの使用率が低いならば、無理にフルサイズを購入する必要はないんじゃないだろうか?

側面はガッツリウレタンフォーム。華やかさは皆無。

この商品の値段が2,000円程度であると思えないのは、主にこのウレタンフォームさん丸出し感が良くない。

厚さは「17mm」でマジェスタッチのスタンドを立てた状態だと、ほぼほぼピッタリサイズ。流石の同一メーカー企画。

剥がれると悪名高い「FILCOロゴ」。ダラダラと垂れ下がっているのは何のイメージなの?マカ…ロン??
プリントではなくて転写シールだから、触れると手にペタペタと張り付く感触がするし、クソ耐久なのが見て分かる。爪でこすれば速攻でなくなるだろう。

元々このロゴは左手が接触する左下部に配置されていたようだが、最近改善されたようで右上部に位置が変更になっている。接触率は大幅に低下したのだろうけれど、どうせ改善するなら焼印にするなり、側部に移動するなりした方が良かったのではないだろうか?

底面はポリウレタンフォームを硬質化したもの。ラバーのようにベタベタとゴミを拾わない素材であるのはメリットだろう。

一方で使用中にズレるようなものではないが、グリップ力が高いという程のものでもないのが欠点。

まとめ [ Majestouch Wrist Rest Macaronは値段なりの価値あり ]

この商品購入する前には、マジかよこんなウレタンフォームに布貼り付けた物に2,000円?ボッタクリじゃないか?と思ったけれど悪くない。安布かと思っていた布は「ウルトラスエード」で感触がよく、耐久性もある。そして「マイクロセルポリウレタンフォーム」はキーボード入力に程よい硬さを持っている。

俺的に欠点は剥がれそうなロゴマークとポリウレタンフォームが醸し出す安い雰囲気ぐらい。実に優秀快適。

マジェスタッチのように高さのあるキーボードを使用して、長時間タイピングをする場合は、手首や肩に負担がかからないように「パームレスト」の使用をオススメしたい。ストレスなく快適にキーボードを打鍵出来るようになるだろう。

感触良いし、絶妙な反発力。ええ感じ。

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