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Google Pixel 7と Pixel 6 の違いを比較 [ 地味な改善・大きな変化 ]

Google Pixel 7 を買った。Pixel 6 は若干不満があったから一回Googleスマホ離れて、別のメーカーにしようと思っていたのだけれどね。下取りプログラムがお得過ぎた。

下取りに出す前に Pixel 6と比較してみたので、それを紹介する。Pixel 6とPixel 7 で悩んでいる人の助けになれば幸いだ。

Google Pixel 7と Pixel 6 のスペック比較

Pixel 7Pixel 6
素材前面: Gorilla Glass Victus
背面: Gorilla Glass Victus
前面: Gorilla Glass Victus
背面: Gorilla Glass 6
サイズ155.6 x 73.2 x 8.7 mm158.6 x 74.8 x 8.9 mm
重さ197 g207 g
ディスプレイ6.3インチ FHD+(1080 x 2400)OLED
416 ppi 90Hz
6.4 インチ FHD+(1,080 × 2,400)OLED
411 ppi 90Hz
前面カメラ1,080万画素800万画素
背面カメラ広角レンズ:5,000万画素
超広角レンズ:1,200万画素
広角レンズ:5,000万画素
超広角レンズ:1,200万画素
ビデオ撮影前面・背面カメラ4K対応背面カメラ4K対応
SoCGoogle Tensor G2
Titan M2 セキュリティチップ
Google Tensor
Titan M2 セキュリティチップ
メモリ8 GB LPDDR5 RAM8 GB LPDDR5 RAM
バッテリー4,355mAh
急速充電・ワイヤレス充電対応 (21W)
4,614mAh
急速充電・ワイヤレス充電対応 (21W)
生体認証指紋認証
顔認証
指紋認証
その他機能IP68・felica・バッテリーシェアIP68・felica・バッテリーシェア
定価価格128GB: 82,500円
256GB: 97,900円
128GB: 74,800円
256GB: 85,800円

「Pixel 7」と「Pixel 6」の仕様をザックリ比較するとこんな感じ。詳しくはGoogleストア比較表で見て欲しい(リンク)。

値段はPixel 6「¥ 74,800~」だったのに、Pixel 7は「¥82,500~」と残念ながら上昇してしまった。実は米国販売価格は$599 で変わりないのだけれど、1年前とドル円が違い過ぎる。1年前は ¥113台で、今は¥145超えているんだぜ!寧ろGoogleはよく頑張ってくれた。

諸元を見る限り全体的に、ほんの少しパワーアップしているけれど超地味としか言いようがない。チップセットがパワーアップ!後は背面ガラス素材が上位になって、前面カメラも良くなって、少しディスプレイが明る…うん地味。だから俺は今回購入を見送る予定だったのだけれど、発売日時点 Pixel6下取りに出したらタダ同然だったから急遽購入。下取り割引がなかったら絶対に買わなかった。

…という訳でPixel 6ユーザー的には、諸元だけ見ると買い替える気すら起きなかった Pixel 7だが、実際使ってみてどうだったか述べてみる。

サイズ微変更で持ちやすく

では早速外観比較していこう。
レモングラス(薄黄色)の方が Pixel 7で、ソータシーフォーム(薄緑色)がPixel 6だ。

正面 [正面はガラス板]

左7・右6  ガラスはどちらも Corning Gorilla Glass Victus。

正面外観については Pixelに限らず黒いガラス板でしかないなという印象。どちらもセンターパンチホールカメラに上部に薄く細いスピーカーという構成だ。2020年以降に販売されたスマートフォンとしては、ディスプレイの淵(ベゼル)が太目なのは残念。目につくのは若干サイズが違うところだろう。Pixel 7の方が僅かに小さい。

一応ディスプレイの画素密度と輝度(画面の明るさ)が違うのだが、横並びにしても違いは分からない。どちらも色味は海外端末らしく黄色系。アジア特に日本は青味の強いディスプレイに慣れているから嫌いな人は多いかも。

Pixel 6 矢印のところが樹脂

Pixel 6ではディスプレイとアルミフレームの間に丸みのある樹脂を挟んでいたのだが、Pixel 7ではなくなった。その影響で若干アルミフレームの尖りを手に感じる。比べると違うってだけで、あまり気にならないと思う。

裏面 [ツートンカラー廃止]

本体を横切るバーカメラのアプローチは変わらず。どことなく溶接マスクみたいな感じ。俺はすっかり見慣れたが、かなり毒の強いデザインだと思う。

Pixel 7 はガラス素材が Corning Gorilla Glass 6からGorilla Glass Victus(6進化版実質7)に変更されている。見た目への影響はない。嬉しい事ではあるのだが「6だったら割れていた」「victusだったから平気だった」というシチュエーションは多分ないだろう。

なお見ての通りカメラバー上下のツートンカラーは廃止された。俺はツートンこそ Pixelだと分かるように、継続し続けて欲しいと思っていたのだが速攻止めた。相変わらず一貫性がない。

色は好みだと思うが、ベゼルとカメラの繋ぎの品質はグッと上がった。Pixel 6が曲面部分に樹脂パーツを使っていたのに対して、Pixel 7はベゼル一体アルミとなっている。出っ張り具合は、変わらず3mmぐらい。性能の割にデカい。もうチョイ薄く出来そうな気がするのだがどうだろう?

側面 [若干薄くなった]

側面は丸みのついたアルミ素材。電波を通すためのスリットがどちらも入っているのだが、Pixel 7の方が目立つのは色のせい。

右から「スピーカー」「USB-Cコネクタ」「マイク」という構成。

ピンで抜くタイプの nanoSIMトレーが付いている。どちらもe-SIM対応。

写真だと分かりにくいけれど、7の方がアルミベゼルが薄くガラスが厚くなっている。

電源とボリュームボタン。若干位置が下に変更されているため、電源ボタンが押しやすくなった。Pixel 6のレビュー時に述べた「数ミリ近ければ楽に押せるのに!」ってフラストレーションが改善されている。嬉しい。

重量 [どちらも重い]

両機種共に6.5インチ以下の端末としては重め。
一応小型化しているためPixel 7 の方がほんの僅か軽く、10gチョイと500円玉ほどの重量差がある。カタログ的に200g切ったというのは精神的にイイ感じだが、軽くはない。騙されない。

また見た目通りカメラが若干重く重心が上だから、増して重く感じるという欠点がある。

数ミリ10gの差が意外と大きい

見た目変わらないようで大分持ちやすい

諸元通りPixel 7 の方がほんの僅か小さくて軽い。ミリ単位しか変わらないし、10gとほんの僅かな重量差しかないのだけれど、Pixel 7 の方が大分持ちやすい印象だ。

Pixel 6であった片手でも両手でもシックリこない感じが改善されて、片手でガッチリ持てる。カメラ回りのデザインチェンジに済ませず筐体を一新してきただけあると言ったところか。見た目あまり変わりないのに、ここまで持ちやすくなるとは。驚いた。

性能は上がっているが地味

チップセットの変化はソコソコ

Pixel 7Pixel 6
SoCGoogle Tensor G2
Titan M2 セキュリティチップ
Google Tensor
Titan M2 セキュリティチップ
メモリ8 GB LPDDR5 RAM8 GB LPDDR5 RAM

一番の注目点はGoogle独自チップセット「Google Tensor」が「Google Tensor G2」へパワーアップしていることだろう。カタログ上だとコレ以外注目するところないんじゃないかってくらいだ。

ベンチマークの定番 antutuのスコアは、Pixel 6「673894」Pixel 7「776382」となった。超ハイエンド端末搭載 Qualcomm Snapdragon 8 シリーズよりは劣るが、上々というところ。幾つか人気上位のゲームをプレイしてみたけれど、特に動作しないというものはなかった。

間違いなくパワーアップしてはいるのだけれど、Googleに限らずここ2~3年の割と停滞気味なスマホ市場を表しているかのような地味な変化としか言いようがない。俺が想像していた以上にスコアの値は変化しているものの、体感パワーアップしているぞ!と感じることは少ないというか「ない」だろう。

熱持ちは改善

熱持ちが問題視されていた Tensorであるが、その進化版G2は改善されている。

Pixel 6は動画やゲームだと一瞬で、数十枚程度の写真撮影ですら熱持ちを起こしていたが、Pixel 7は明らかに温度上昇が緩やかになった。体感2倍ぐらい良くなっている。

メインカメラ(背面)ほぼ変化なし

Pixel 7Pixel 6
前面カメラ1,080万画素800万画素
背面カメラ広角レンズ:5,000万画素
超広角レンズ:1,200万画素
広角レンズ:5,000万画素
超広角レンズ:1,200万画素
ビデオ撮影前面・背面カメラ4K対応背面カメラ4K対応
追加機能ボケ防止機能

メインカメラ(背面カメラ)については、ほぼ変わらない。広角レンズに「Samsung ISOCELL GN1」超広角レンズに「SONY IMX386」という同様のユニットが搭載されている。一応7の方がデジタルズーム(カメラユニットじゃなくて、ソフトウェアでズームする機能)が強化されているためチョイ寄れる。望遠ズームレンズが必要なければ十分満足出来る品質なのではないだろうか?

フロントカメラが800万画素から1000万画素に上がって4K撮影が出来るようになった。あとPixel 7 にはカメラユニットじゃなくチップセット進化(Googleがやる気になれば、6でも出来そう気がする)によるものなのだけれど、一応ボケ防止機能というのが追加されている。便利っちゃ便利だが、そもそもカメラ優秀だからそう簡単にボケない。

右:Pixel6 左:PIxel7

ただ制御が安定していないのか、やたらと青味がかった感じになることが多い。カメラユニットは変わっていないから完全にソフト制御の問題だ。カメラアプリのアップデートに期待したい。

バッテリー容量低下は体感では分からない

Pixel 7Pixel 6
バッテリー4,355mAh
急速充電・ワイヤレス充電対応 (21W)
4,614mAh
急速充電・ワイヤレス充電対応 (21W)

Pixel 7は若干の小型軽量化をした故にバッテリーサイズが落ちている。その差「259mAh」。
ユーチューブ連続再生してみたところ、Pixel 7の方が僅かに消費が少ないという結果になった。俺のPixel 6は半年弱メイン使用しているからバッテリーヘタってんのもあるだろう。

日常で使用している限り消費量に特に差は感じない。「259mAh」の差が致命的なモノにはなっていないと思う。ぶっちゃけ全く分からん。

生体認証速度改善!!

指紋認証速度が普通になった

ディスプレイ埋込式の光学式指紋認証センサーが採用されているのだが、Pixel 6は他の競合機種と比べるとコンマ数秒のラグがあって精度も高くなかったのだ。俺は起動するたび微妙にストレスが溜まるから認証を切って使用していた。

それがPixel 7ではワンテンポのラグがなくなって、一般的な認証速度になっている。指を置いたらラグなくスッと解除される普通の速度だ。Pixel 6がクソだっただけで、Pixel 7は普通なんだけれど超嬉しい。

顔認証もイイ感じ

顔認証待機時はフロントカメラが丸い光で覆われる

Pixel 7では顔認証機能が追加された。指紋認証をするスキも与えないほどの速度で解除される。折角指紋認証良くなったのに…。

  • 上・下・斜め向き → OK
  • メガネ・サングラス・帽子 → OK
  • 横向き → NG
  • 他人 → NG
  • 自分の写る写真・動画 → NG
  • マスク・大きいサングラス → NG
  • 暗所 → NG

上記の通りいろいろな条件で試したけれど、センサーの類が付いていない前面カメラだけの割に中々優秀。自分の動画で反応しないのは驚いた。

ただマスク着けた状態や暗い場所では反応しない。そうiPhoneは、無駄にノッチがデカくてダサい訳じゃないのだ。センサー類が沢山付いているからあんななのだ。

付加価値については変更なし

  • 写真加工
  • 無接点充電
  • 文字起こし機能
  • 防水防塵:IP68
  • おサイフケータイ
  • バッテリーシェア機能
  • 3年OSアップデート
  • 5年間のセキュリティアップデート

Pixel 6 で良かった付加価値盛り沢山なところはそのまま引き継いでいる。全く変わらない。日常生活ではまず困ることのない最高等級の防水防塵規格IP68に我らがガラパゴス規格おサイフケータイも対応。Googleによる手厚く長いサポートも嬉しい。

地味にスピーカー音質悪化

順当に少しパワーアップしている Pixel 7であるが、明らかに悪化しているところが一点(値段は仕方ないからスルー)。それはスピーカーの音質だ。

iphoneやGalaxyだと筐体のサイズの割にいい音鳴らすじゃない!と思えることが多いのだけれど、コイツはその逆。おぅ…フロントカメラ上とUSB右横にスピーカーを搭載しているに、何でこんな音悪いんだって感じ。高低音共に伸びが悪く中音域が沈んでいる。何より両スピーカーのバランスがクソ過ぎる。

悪化の通りそもそも Pixel 6も良くなかった。7はもっと酷くなっているから笑える。Google は SAMSUNGと協力関係にあるようだし、SAMSUNG傘下のハーマンカードングループに協力を仰ぐべき。5万円台を超える端末としてはヤバい域に入っている。音割れしないのだけが幸い。

諸元だけ見ると分かりにくい魅力が詰まっていた

Pixel 7 到着前はカタログスペック的に「安く売っている方や見た目が好みの方買えばいいんじゃない?対して違いないから」というフワフワの結論で締める予定だったが実際使って気が変わった。

俺はボディサイズと生体認証速度が気に入らなくて一回 Pixel 6売っているのだけれど、それが改善されているのがデカい。Pixel 7 カタログスペックだけでは分からない小さな改善が積み重なって、Pixel 6にあった不満が殆ど潰されている隙の少ない端末だ。

一年経って Pixel 6の値段が落ちている故に悩ましいところではあるのだが、俺はPixel 7を押す。スペックでは分かりにくい部分の進化が大きい。

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値段差は悩ましい

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