今回記事にするのは、三菱鉛筆のシャープペンシル芯ケース「ユニ メタルケース」。
シャープペンシル芯ケース以上の何でもないから文章にするほど内容がないのだけれど、中々の素敵商品だったから是非紹介したい。
シャープペン芯ケースは汚れる
画像をご覧ください。シャープペン芯のケースです。今回のレビュー対象じゃなくて、家の中に転がっていたハイユニです。
書き味があまり好みではなかったので、だいぶ昔に買って使っていないのだけれど、今回のテーマはそこではない。画像の通りシャープペン芯のケースってプラスチックの上に塗料塗っているだけだから、ペンケースの中で剥げてボロボロになり昔から好きじゃなかったんだ。ついでに言うとキッズ受けを狙って無駄に流線型形状だったり、光沢バリバリだったりと好みではないデザインが多い。
画像のハイユニも中々だ。商売っ気ないのが逆に味になっているような気がしなくもないが、冷静に見るとG.R.C.Tってなんだよって感じだ。(G.R.C.T=Graphite.Reinforced.Carbon.Technology 直訳:強化炭素技術とのこと。なお文具界の進化が著しいため、俺の購入した10年ぐらい前の時点で微妙な技術であった。)
何が言いたいかというと、シャープペン芯のケースが好きではないという話。
ユニ(三菱鉛筆) メタルケース 詳細
愛着を持てるこだわりのフルメタル製アイテム
https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/leads/kaeshin/uni_ulsm.html
フルメタル製ならではの重量感とスタイリッシュな外観、
スライド開閉の操作性に優れたケースに仕上げました。
そこで登場したのが「ユニ メタルケース」だ。
ありそうでなかった拘りのシャープペン芯ケースである。「目の付け所がシャープ」とはこのことか(違う企業のキャッチフレーズだったような気がする…)。
まぁ調べてみたところ俺が知らなかっただけで、一応そういった商品が世の中にはあるにはあったのだけれど、大手文具メーカーが大々的に手を付けたのは初めてなのではないだろうか?
素敵商品なので予約して購入してしまった。当然ながらシャープペンシル芯ケースを予約したのは初めて。
高級感あふれる「ユニ メタルケース」
シャープペン替芯なのに箱付き
今回の記事はステンレスフルメタルシャープペン芯ケースが凄いぞ!カッコいいぞ!という話に尽きる。
画像の通りシャープ芯のケースなのに外箱がついているスペシャルっぷり。
ユニ メタルケース 表
uniロゴ以外の表記がなくシンプルで、ステンレスの煌めきが眩しい。
アルマイト塗装やポリッシュ(光沢)仕上げなし、アルミニウム剥き出しで如何にも「THE☆金属」といった無骨な質感。その存在はプラスチックケースとは一線を画す。
ユニ メタルケース 裏
裏面も勿論フルメタル。
最近はシャープペン滅多に使わない癖に、この商品見た瞬間物欲が沸き上がった。なぜ鉄という素材にここまで惹かれるのだろうか謎。
下部に小さく「JAPAN」の刻印がついている通り、メイド・イン・ジャパン。
スプリング搭載で滑らかな開閉間
蓋は丸い窪みに親指を添えて、裏面をスライドすると、スプリングの反発力でスムーズに開く。そして閉じる時はパチンと小気味良い音を響かせると、鉄独自の感触が溜まらない。
ただ画像の通りガバっと全面展開するため、開いた状態でひっくり返したら大惨事。注意が必要。(大きく開くのは詰め替え芯を入れやすくするためだろう。)
裏面がスライドするような感じ。
蓋を手で更に開くとケース単体で斜め自立するため、机に置いたまま芯が取り出しやすい。…と言いたいところだが、2~3本しか取らないから別に使わない。
重量はプラスチック製のちょうど2倍ぐらい
重量は「20g」フルメタル製ならではの重量感と公式にあったけれど、鉄の中では軽量なアルミだから重量感を感じられるほど重くはない。プラスチックケースのちょうど2倍ぐらいだ。
金属製のペンやガジェットとの相性も最高
メタルシャープペンは勿論、Macbookのようなアルミボディガジェット機器との相性も抜群。銀色染めしてスタバでドヤ顔しながら勉強するのにも最適だ。
2023年最新技術の詰まった芯
ちなみに芯は2023年13年ぶりにリニューアルされたuni(三菱鉛筆)の最新型。
公式サイトに“「書いた後に紙面が汚れる」「マーカーを引くと文字がにじんで汚れる」といった声に着目しました。”とある通り、擦れて伸びにくいし、手にくっつきにくい。しかも折れにくく、書き心地も良いと隙のない完成度。
上記画像は指で軽く擦って、蛍光ペン引いたものだ。「Hi uni」は昔ハイだったのだろうけれど、今の商品と比べると何がハイなのか分からない。書きやすさ、折れにくさ、伸びにくさ、全て新しい商品の方が上。
技術進化ってスゲェなって思いました。何十年も前から実用性十分なのに、三菱鉛筆に限らず日本の文具メーカー努力し過ぎ。でもそんな努力に対して、多分9割以上の人シャープ芯の濃さしか気にしたことないと思うの。
替え芯を入れて繰り返し使える
ケースは勿論再利用することが前提のアイテムだ。そのためケースに入っていたものと同様の『uni(ユニ) 詰替用シャープ芯』が販売されている。
詰替え用はプラスチック使わないから環境に優しく、ケースが付いていない分お安い。財布も地球も守られる。エコロジーでサスティナブルでSDGsなのだ。素敵。
素敵なユニ メタルケースの お値段は1,650円
そんな素敵なメタルケースが何とお値段たったの税込み¥1,650 (2023.3時点)。
高いっちゃ高いのだけれど、学生でも十分手に届く価格帯だし、落としても自殺したくならない、盗難されても殺したくならない絶妙な塩梅だ。
ぶっちゃけプラスチックケースでも十二分に役割を果たしてくれ、ただただ値段が上がるだけなんだが、再利用して使うことを考えると、まぁ悪くない気がしないだろうか?いや悪くない。いい買い物だ。間違いない。
鉄はイイぞ!最高だ!!
末永く使えると思う。オススメ。
詰替を活用すればお得。
最初プラスチックケース貶したけれど、uniの最新型はミニマルでオシャレ。結構好き。