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THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT レビュー [ 出張・旅行に最高!コンパクトに折り畳める快適軽量シューズ ]

コンパクトに畳める靴「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT(ザ ミズノ エナジー ウルトラ ライト)」を買ったので、その感想を述べる。

結論タイトル通りコンパクトに畳めるから出張や旅行で持ち運ぶのに最高。

目立たず持ち運べるコンパクトで快適な靴を探してた

ビジネスシューズで歩くのが好きではない。
表皮は固く通気性も良くないし、電車で踏まれようものなら革が傷んでイライラするし、何よりソールから伝わるショックがキツイ。

だから俺は必要最低限の場面でしかビジネスシューズを履かない。知り合いの目が無くなったら速履き替える。そこで重要となるのが携帯性だ。フォーマルな場面で目立たずコンパクトに忍ばせるのが重要なのだ。

ということ購入したのが「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT」である。

THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT は持ち運びに最高

これが「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT」だ。ソール(靴底)の付いた靴下みたいな感じのシンプルデザインシューズ。

カラーはニット部分がブラックで固定。ソールカラーがレッド、ブラック、ホワイトから選べた。俺はブラックにした。

ちなみに「THE MIZUNO ENERZY“ ULTRA LIGHT”」のウルトラライトじゃない方は、ジャンボタニシの卵みたいでキモイと話題になり、大阪万博キャラクターと共に蘇った「THE MIZUNO ENERZY」である。

個人的には結構好き。買わんけど。

カカトが潰せる構造になっている

この靴の大きな特徴としては「カカトが潰せる」ことだ。
通常靴はカカトを固め後ろから支えるヒールカウンターというものが付いているから、カカト部分が潰せないのだけれど、それが入っていない。

だからサッと履きたい時にはカカトを潰しスリッパのように履けるが強み。

いやまぁどんな靴でも無理矢理踏みつければ潰せるのだけれど、この靴は予め潰せる構造になっているのだ。

カカトが潰せる靴というのは、最近のトレンドの一つで「On Cloudaway」「サロモン REELAX MOC」「アンダーアーマー UAスリップスピード」などなど数多くある。

ペチャンコに潰せてコンパクトにまとまる

というわけで、カカトが潰せる靴は他にもあるのだけれど、この靴が最も強みとしているのが「ペチャンコに潰せてコンパクトにまとまる」こと。そこに尽きる。

カカトが潰せて、アッパーはペラペラ、ソールも厚くないのでペチャンコに潰せる。それがこの靴のほぼ全て。

レザースニーカーのアディダススタンスミスと並べるとその差は歴然だ。

一般的な靴はカカトが潰せずソールに厚みがあるから持ち運び時どうしても嵩張るのだけれど、これはペタンコ。

だから持ち運ぶのに最高。
薄手ビジネスバッグに13インチパソコンと一緒に入らないこともない。薄いから買ったんだけれど、ここまで薄くなるとは思っていなかった。すごく嬉しい。

重量もランニングシューズ以上に軽い

重量もたったの 174g(27.0cm)である。
一般的なビジネスシューズやスニーカーが片足300~400kg、ランニングシューズが200~300kgだから超軽量。重量制限の厳しいLCC航空にも持ち込みやすい。

荷物容量を節約したい旅行や上履きが必要な場面にピッタリな商品なのだ。

THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT 外観

シンプルでクセの少ないニットシューズ

THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHTの見た目は自称「必要な機能のみを残したミニマルなデザイン」「どんな服装にも合わせやすいシンプルなデザイン」。

言うだけあって癖がなくスラックスやらジョガーやら色々なコーディネートに合い使い勝手は良い。

ミズノランバードロゴのタグが足首に付いている。ミズノの主張が強くないのも嬉しい。

この手のニットデザインシューズというのは安物でも珍しくないのだけれど、強度が弱く捻挫一直線みたいな酷いモノが多い。

そこのところこのニット材は考えなしのフニャフニャ素材というわけではなくて、編み込み強度を部位ごとに変え足をサポートしてくれるものになっている。流石スポーツ用品メーカーといったところか。

なお踏まれたりぶつかったりすると超痛いのと、雨が降るとすぐ染みるのはご愛敬。やむなし。

[ 重要 ] カカトを潰せる構造

先行して紹介した通りカカト部分は潰せる。

説明書には踏んじゃダメって書いてあるけれど、これは他の靴との共通説明書だから無視してOK。

ヒールカウンターがないからカカトの保持能力が低いんじゃないかと心配になるけれど、収縮性の高いニット素材の密着力を持って補われている。

しっかり履いて靴として活用しても良し、カカト潰してスリッパのように履いても良し。出張先ホテル内で使い勝手が最高だ。

大きめのヒールストラップは使いやすく、デザイン的なアクセントにもなっている。

なおカカトの硬さを利用してガッ!と乱雑に履くメーカー非推奨かつ多くの人がやっているアレは出来ない。ヒールストラップを引っ張って履く必要がある。

ランニングシューズ由来の高機能ソール搭載

ソールは「MIZUNO ENERZY CORE」というミズノのガチランニングシューズと同様の反発クッション素材をEVA素材で覆うような形。

ラバーは付いてないが、意外とグリップする。

俺の場合楽に歩きたいから履き替える故に、スリッパに毛が生えたみたいな履き心地では意味がないのだ。

このシューズはランニングシューズに使用されている素材を使用しているだけあって、歩くの楽だし疲れにくい。

インソールは俺的に交換推奨

インソールは取り外し可能。少々厚みのあるクッションが付いたモノが採用されている。重量は19g(27.0cm)

ただこの靴に入れるモノとしては適切じゃないと思う。履いた瞬間の柔らかさ。インパクト重視で選んじゃっている感がある。

ソール側で十分柔らかさが確保されているからシャンクプレート(ビジネスシューズやランニングシューズの靴底中間あたりに埋まっている板)のような役割を果たす硬めが絶対にいい。

その方が楽だし安全。変えた。

走れるくらい快適( ※ ただし走らない方がいい )

一応「歩くのはもちろんジョギングも」との公式紹介があったから5kmほど走ってみたが悪くはなかった。走りにおいて靴の軽さは正義だ。

健康のために走っている雑魚ランナーの俺でも10kmは軽々走れる気がする。

走りに使用するなら剛性不足

でも走るのは、やめといた方がいい。ヒールカップがないからランニングシューズとしては剛性不足。

歩きでは問題ないが、走りの旋回時はチョイと不安だ。

走りに使用するならグリップ不足

それとアウトソールにラバーがついておらずEVAフォーム剥き出しなのもよくない。

軽量かつ僅かな反発力があるからガシガシ走れるのだけれど、ラバーが付いているものよりグリップ力がないから少々滑るし、摩耗が早い。

といった感じなので、積極的に走りに活用するのは推奨出来ない。

THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT サイズ感

サイズの特徴を紹介すると…

  • 0.5cmサイズなし
  • 靴紐が付いていない
  • 幅は公式には2Eだが感触的にはもっとタイト

0.5サイズがなく長さの微調整が出来ない。加えて見た目の通り紐がついていないため、調整が効かないと厄介な靴である。

幅はミズノによると2Eであるが、ニットが伸びていない状態の幅はD以下で、ニットが一番伸びた状態で2Eサイズといった印象。ニット収縮前提のタイトの作りだ。そしてそんなサイズ選びが物凄く重要となる靴であるが、取扱店舗が少なく試し履きが困難だったりする。

かなりシビア 返品の覚悟をして購入を

ミズノ公式Webの通り普段と同じサイズがあれば同じにして、ハーフサイズ(27.5cmとか)を履いている場合は大きい方、足幅が広めという自覚がある方も大きめがいいと思う。

ニットの圧迫がキツかったら厚みのある付属インソールの交換、薄い靴下を履くなどの調整も検討するといいだろう。

俺は足細め素足のサイズが26.0cmチョイ。普段の靴が27.0cm~27.5cm。これは27.0cmを選択。割とピッタリフィットしてビックリ。

まぁ難しい。何とも言えないので取り扱えずWeb購入の場合返品の覚悟はしておいた方がいい。

出張・旅行に最高!コンパクトに折り畳める

コンパクトに持ち運べる軽量快適シューズ「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT」のレビューでした。大きな需要は、無いのだろうけれど俺にはガッツリ刺さった。

ビジネスバッグに収納出来るくらいコンパクトで、尚且つ歩くのが快適というのが素晴らしい。出張、旅行、ツーリングなどで荷物が嵩張らないよう靴を持ち運びたい人にオススメだ。

以下 他に気になったカカトを畳めるシューズ

俺の押しメーカースイス「On(オン)」の踵を畳めるシューズ。「Cloudaway」はドローコード付きでフィット感良し。

「Cloud5 Coast」は水回りでの使用を見越した作りとなっている。

サロモン「AMPHIB BOLD」「REELAX MOC」もカッコいい。

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