Pixel 6 に引き続き Pixel 7 の「Google純正ケース」を買った。
端末購入時にGoogleストアクレジット沢山貰ったし、「Google Pixel 6 純正ケース レビュー」記事の反響がいいからな!今回はアクセス数稼ぎ目的のスケベ根性丸出しで参ります。
Pixel 6 純正ケースでは大きな問題があったりしたので、それも交えつつPixel 7純正ケースの紹介をしていく。
Google Pixel 6 純正ケース を振り返る
まず前作「Google Pixel 6 純正ケース」について話したい。
それは「ポリカーボネート」フレームの上に、ゴム質素材「熱可塑性エラストマー」を合わせた半透明のケースだった。
薄っすら色のついた半透明のケースは、端末本体の色と調和し流石純正と言った雰囲気を醸し出してくれた。若干値段が高いけれど「Google純正ケース」という響きに魅力を感じる人であれば、購入する価値は十分にあるクオリティ…
…だと思ったのだけれど変色するのが超早かった。3ヶ月ぐらいで変色が始まった。よくファッションやモテる秘訣の中で清潔感というのが挙げられるけれど、コイツはその足を完全に引っ張る。最早汚物。
上記画像が購入してから1年経過、実用5ヶ月ぐらいの状態だ。あまり着脱していなかったのにカメラ周りのフレームも割れている。俺は途中で使うの止めてしまったけれど、更に使いこむとケースサイズが変化し内部に気泡が発生したりするらしい。
定価3,630円にして一年保たないケースそれが「Google Pixel 6 純正ケース」であった。このブログを参考に購入した方マジでゴメンナサイって感じ。
これを踏まえてGoogle Pixel 7 純正ケース のレビューに移っていこう。
Google Pixel 7 ケース 諸元
- サイズ:160.3 × 77.8 mm×12.5 mm
- 重量:34.7 g
- 素材:ポリカーボネート・熱可塑性エラストマー・アルミニウム
- カラー:レモングラス・オブシディアン・チョーク
- 値段:¥3,999
上記が「Google Pixel 7 ケース」の諸元だ。
カラーはPixel 7本体色に合わせた3色。前モデルより値段が若干上昇しているけれど、円高の状況を考えると仕方がない。
販売は今のところGoogleストアのみだが、時期にamazonなどでも購入出来るようになるだろう。
Google Pixel 7 ケース 開封
箱表
シンプルにGロゴと商品名称と外観のみ。見ての通りレモングラスカラーのレビューとなる。
箱裏
Pixel 6 のケース同様に中国製である模様。Pixel 6のケースでは付いていた偽物防止を目的としたホログラムシールがなくなっている。
店頭でフックにかける事を考慮したのだろう。
中ある取手を持ってズルズルと引き出してやると、保護紙に包まったケースが出てくる仕組み。この保護紙は前のPixel 6ケースではなかったのだけれど、何かあったのだろうか?
Google Pixel 7 ケース 外観
素材はポリカーボネート&熱可塑性エラストマー
まず取り付けていないケース単体で見ていこう。
Pixel 7レモングラスカラーがクリーム色に近かったのに対してガッツリ黄緑系。こちらの方がカラー名称元であるレモングラスなる植物に近い印象だ。
表面素材はゴム質感のあるプラスチック素材「熱可塑性エラストマー」。何処となくゴム風なのにサラサラとしているのが特徴。
中はスマホ保護ケース業界ド定番な衝撃性や温度変化に強いプラスチック「ポリカーボネート」が採用されている。
Gロゴとボタンはアルミニウム
純正ケースの証明たる「G」ロゴとボタンの類はアルミニウム素材だ。本体カメラバーと同様の素材感で、コレがあるだけでだいぶ高級感が増す。というかコレがなければ、ヤバいくらい安っぽい。
電源ボタンと音量ボタンもアルミ。本体がポリッシュをかけた光沢感があるボタンであるのに対して、コレはカメラバー同様のマット素材。
裏はフラット形状で本体のボタンを傷つけないようになっている。
重量は諸元通り「36g」
重量は公式の諸元通り「36g」
エストラマーとポリカーボネート二層構造であることを考慮するとまぁこんなものだろう。決して軽量なケースではない。
Google Pixel 7 ケース 装着状態
正面:明るく華やかに -保護性は微妙-
本体に取り付けると画面縁にレモングラスカラーが出てきて華やいだ感じになる。俺は明るい印象になるから好き。
保護性能は微妙。縁がほぼ画面と同じ高さである故に落下した時に接触する可能性は非常に高い。あとケース縁を触った時に引っ掛かる感触がするのも今一つだ。
背面:Gロゴとカメラバーの統一感がナイス -保護性は微妙-
純正らしく「G」ロゴとカメラバーのアルミカラーは統一感バッチリ。Gロゴとの統一感がなくなってしまうが、本体色が見えなくなるから他カラーのケースを着けてもいける。職場ではシックに黒にして、プライベートはレモングラスみたいな使い分けもアリなのではないだろうか?
もちろん装着してもおサイフケータイ、ワイヤレス充電(Qi)は使用できる。
カメラバーの保護性は低い。
縁の高さは、0.2mmぐらいとかなり低めの作りだから落下時に保護出来ない可能性が高い。それとデザイン重視でカメラバーを隠さない作りとなっているのだが、このカメラバーのアルミほど擦り傷に弱い部分はない。傷をつけたくない場合は、別途保護フィルムも用意した方がいいだろう。
あと曲面部の隙間が多いからポケットやバックのゴミを拾いやすいのも気になるところ。
地味に良いところは平置きした時かなりフラットになることだろうか。
ボタンや開口部の作りは問題なし
USBやマイクスピーカー穴周りの作りは、センターバッチリで問題ない。USB周りはゆとりを持って作られているため、サードパーティ製の大きめケーブルも入る。
ボタンはアルミニウムで作られているためプッシュ感がありイイ感じだ。
着けると一回り大きくなるし重くなる
当然だが着けるとサイズが大きくなる。6.5インチ端末ぐらいの大きさで尚且つ厚みが増えるため、ちょうど片手操作が微妙になるサイズ感だ。画面縁に指を伸ばすのは無理。あとサラサラ素材感で滑りやすいのも欠点。
そして端末本体重量「196g」+ ケース重量「36g」であるから「232g」の超重量級と化す(俺のは画面保護シート+3gが加わっている)。胸ポケットに入れると凄まじく布を引っ張られる感がある。これはケースというよりPixel 7 本体が重いから仕方ない。
Google Pixel 7 純正ケースは買いなのか?
本題「Google Pixel 7 純正ケースは買いなのか?」という話をしよう。
まず定価3,999円に見合った品質はない。アルミニウムパーツを数点使っているのは高評価出来るが、それ以外の見どころが見られないからだ。純正とはいえポリカーボネートにゴム質コートしたケースで4,000円は高い。
それだけだったら見た目は何やかんや本体と統一感があって悪くはないし「少し高いけれどGoogle純正の響きに魅力を感じるならアリ」という結論で締める。だがその結論では締めれない…
残念ながら事前に話した「Google Pixel 6 純正ケース」と構造が変わっていないからだ。ロゴとボタンのアルミニウムを除き使用素材とケース構造は全く同じ。
つまりポリカーボネートフレームは折れ、エラストマーも絶対変色する。勿論Pixel 6 のケースと違い半透明カラーではないためポリカーボネートフレームが折れても外からは分からないし、変色しても目立ちにくくなったのは間違いない。でも絶対に変色はする。半年は行けるか?でも一年は保たないだろう。
結論オススメはしない。Google純正の響きを考慮しても、ストアクレジットだけで買えるとしても微妙過ぎ。同じくストアで買うならもうチョイお金を盛って「Google Pixel 7 用 Bellroy レザーケース」にした方がいい。
ただ一つだけ例外がある。「Obsidian(オブシディアン)」ことブラックカラーだ。変色が目立たない黒なら行けるかもしれない。この色だけGoogle純正の響きに負けたなら試しに購入する価値があると思う。
ブラックだったらこういうのでいいんじゃねって気がしなくもない。安いし。
半透明さを失った今回の純正ケースだと本体色が活かせないのも欠点。
薄さと軽さを求めて後日「THE FROST AIR」なるケースを買ってみた。上記はそのレビュー記事。