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Google Pixel 6 純正ケース レビュー [ イイところは純正であること!!それ以外は… ]

Pixel 6のケースに以前レビューした「Caseology ヴォールト」以外にも「Google純正ケース」を買っていたりする。純正って響きに負けた。

正式名称「Google Pixel 6 ケース」名前そのまんまな公式ケースを評価してみる。

Google Pixel 6 ケース 詳細

GoogleではPixelに合わせたケースを毎回販売しているのだけれども、今回は半透明のハード素材へと路線変更してきた。前モデルまでのファブリックケースはツルツル滑るし、液体系の汚れがすぐ染み込むから好みではなかったので俺的には嬉しい。

カラーは画像の通り3種類で「Stormy Sky(黒)」「Light Rain(緑)」「Cotton Candy(桃)」と Pixel 6カラーラインナップに合わせたものを用意。Googleのデザイナーが作ったものだけあって、本体と非常にマッチしているのが特徴。

問題はコレの値段¥3,630と結構強気な価格なんだ。純正ってやつは大体値段ふっかけてきて、中身そうでもないパターン多数なのでコレがどうであるかを見てみよう!というのが今回の主題。

Google Pixel 6 ケース 開封

こちらが箱。
Pixel 6本体と同様に商品の外観がプリントされたシンプルなものとなっている。俺の場合本体がソータシーフォームであるから当然ライトレインカラーを選択した。

箱裏。コレ一個で全世界カバーするため各国の言語とリサイクル企画マークたっぷり。
商品は負の印象が強いメイドインチャイナだがGoogleが監修しているから粗悪ということは絶対にない。

コピー品防止のホログラムシールが貼られている。
とても凝っているという程ではないものの、コレがあるとないとでは全然違うのだろう。

謎の取手。店舗でフックにかけること前提なのかな?見た目的にはポップな印象が出て好き。

空けて出てくる取手を引っ張ってやると、ケース本体が一緒にズルズルと出てくるという仕組み。これは取手兼保証情報となっており、なんか不良があったら「保証センター」に連絡してね!って内容が記載されている。この開封方法結構好き。

Google Pixel 6 ケース 外観チェック

素材はポリカーボネート&熱可塑性エラストマー

ケース外観としては、うっすら緑っぽい色がついているもののほぼ半透明。高級感はない。
素材は"ポストコンシューマーリサイクル"素材を30%以上使用した「ポリカーボネート」。その上に「熱可塑性エラストマー」という素材を重ねた二重構造。

ポリカーボネートは割と一般的だけれど、衝撃性や温度変化に強いプラスチック。要するに丈夫なプラスチックだ。昨今の情勢的に"ポストコンシューマーリサイクル"(一度消費者に渡った素材を再生)ということを強調している。勿論キッチリ再生の工程を踏んでいるため、不純物等の混入などユーザーにとってのマイナス点はないから安心して欲しい。

画面縁やボタン周りは柔軟性のある熱可塑性エラストマーのみ。それ以外は熱可塑性エラストマーをコートした薄いポリカーボネートという感じで構成されている。

熱可塑性エラストマーもポリカーボネート同様プラスチックの一種なのだけれども、この素材はプラスチックなのにゴムっぽい質感を持っている事が特徴だ。プラスチックの変化自在っぷりには驚かされる。凄い万能!

なお高級感はない。けれどもロレックスのオイスターフレックスブレスレット表面素材と同じと考えると悪くない気がするでしょう?

純正の証「G」ロゴ

背面は「G」ロゴオンリー。
ツルッとした印象の通りチョイ滑る素材感。 そう熱可塑性エラストマーはゴムっぽい質感があるだけで、ゴムのようなグリップ力はないのだ。 落下させないように注意したい。

純正の証「G」ロゴは、シッカリと凹凸が付いている。ケースを付けてもGoogleであると主張できる故に最重要!

Google Pixel 6 ケース 装着状態でのチェック

正面:見た目は悪くない、でもなんか縁が引っかかる

本体に取り付けると「ただの半透明なんじゃないか?」というくらい薄かった色がグッと強くなり緑っぽさが表に出てくる。よく考えられた透明度であったわけだ。正面はマットブラックベゼルが見えなくなって明るい印象になるのが、俺的に高評価ポイント。今一つなのは防御性あるケースの定めではあるが、少々厚ぼったさが出てしまっていることだろう。

画面縁はディスプレイよりほんの少し高い。画像だと悪くなさそうに見えるけれども、ほんの少し過ぎてガード性能は微妙。平置きしたときのディスプレイ接触回避以上は期待できない作り。

あとどうにもケース縁を触ったときに、若干の不快な感触がするということで Caseology のケース(右)と比較してみた。

右の画像のケース縁は内側に折れて傾斜がついているのが分かるだろうか?コレが結構な重要な構造だった模様。傾斜がないと引っかかる感触がするんだ。厚みと素材が違うから純正ケースに同じ構造が出来たかは分からないが、取り敢えず縁に触れたときの感触はイマイチ。

背面:出っ張りカメラの保護が微妙

さすがの純正デザイン。
ゴム質感がある故に高級感こそないが、本体のトーン配色を生かした良い雰囲気出てる。「G」ロゴは位置も完璧で本体側のロゴがハミ出て見えるなんてお粗末なことはなかった。

もちろん装着してもおサイフケータイ、ワイヤレス充電(Qi)に問題は一切ない。

欠点はPixel 6の問題児カメラユニットの保護が貧弱であることだろう。1mmぐらいと縁があまり立っていないからカメラガードは期待できない作りだし、側面丸みのある傾斜部は機能的には何もない部分だから覆ってしまった方がホントはいい。

好意的に考えるならデザイン重視ということなのだろうけれども、もう少しカメラユニット周りを強化していた方が良かったと俺は思う。背面からの落下はあまり考えたくない作りだ。

ボタンや開口部の作りは問題なし

実用面での工作精度は十分。スピーカー部分は塞がず綺麗にくり抜かれているし、開口部とボタンまわりも問題なし。ただやはり側面の作りが薄くはないので、本体の握り心地が悪くなってしまうのはマイナスポイント。

重量は「34g」+本体で「242g」

ケースの重量は「34g」
2層構造であることを考慮すると十分軽量であるのだが、問題はPixel 6本体自体がクソ重い。「242g」はズシリと来るね。

まとめ [ "純正"であることが魅力 ]

色々踏まえた上で断言しよう!!このケースに3,630円の価値はない!
悪くはない。でもポリカにゴム質コートしたケースなんだ。純正ブランド価格盛り含め2,630円なら納得なんだけれど、3,630円もするのよコレ。納得するには圧倒的工作精度かコストのかかった素材がいるんだ。残念ながらこのケースにソレは見られなかった。極めて普通で無難。

加えて本体保護の観点でも微妙。肝心なPixel 6最大ウィークポイントのカメラユニット保護があまり出来ていないのも痛い。

だが口にしてみよう「Google純正ケース」「Googleがデザインしたケース」中々いい響きじゃないかい?価格は高いし保護能力は微妙だが「 Google純正 」という響きに魅力を感じるならばアリなんじゃないだろうか?本体色とマッチしたクリアケースのデザイン自体は魅力的だと思う。

「純正」という魅惑的響きに我慢出来ない人が購入する商品だ。それ以外の人にはお薦めは出来ない。なんやかんや俺は結構気に入っている。

[ 追記 ] 変色するの早すぎなのは欠点

超重要な追記をさせてもらう。
このグーグル純正「Google Pixel 6 ケース」変色すんの早すぎる。現在購入してからの経過「8ヶ月」で、実用は本体を手放していた期間があるから「3ヶ月」程度なんだけれど、ご覧の通りくすんでる。半透明のエラストマーだからある程度期間が経ったら駄目だろうなとは思っていたのだけれど、こんなに早いとは…。

角の立った部分からの変色が激しい。
3,000円オーバーの商品としてはなぁ…。やっぱオススメは出来ないわ。一応「ハイター」や「オキシクリーン」などの酸素系漂白剤に浸けて、日光等の紫外線に当てれば少しマシになる。

今後販売予定の「Pixel6 a」の純正ケースも同様の素材みたいなので、変色の早さだけは考慮しておいて欲しい。このブログを参考に購入した人申し訳ない。

純正の響きは魅力的。割高&変色早いのは注意。

やっぱ3,000円はなぁ~って人にはこの辺のケースがオススメ。

懲りずに買った。Google Pixel 7 純正ケース のレビュー記事。更に変色が進行したPixel 6のケース写真も載せたから参考にどうぞ。

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