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Loop Quiet レビュー { 洗えて何度も使える耳栓 -中華偽物との比較付き- ]

耳栓(イヤープラグ)を新調した。
評判のいい「Loop Quiet(ループクワイエット)」と、中華パチモン「Link Dream【2023モデル】耳栓」を買ったので、その感想を述べる。

俺は騒音対策に耳栓必須

俺はワンルーム集合住宅住まい。
上階の朝4時から活動開始する爺さんの足音やトイレの水を流す音、休日昼には騒ぎ出す下階の子供たち、夜19時から風呂場で鼻歌を歌うオッサンの低温が響き、週末の夜には隣が友人を呼んで大騒ぎ、そもそも寝る空間にコンプレッサー煩い冷蔵庫があって騒音だらけクソ空間。

でも騒音さえ我慢すれば家賃駐車場代超安くて、職場に近い理想空間なのだ。だから耳栓で対策をしている。

元々使っていた耳栓は一回使い切り

長年に渡って俺のベストだったのが、耳栓業界の大定番モルデックスのメテオミニ。ミニじゃない方より静穏性能は落ちるのだが、耳への圧迫感が少なく生活騒音を凡そ消してくれる程度の遮音性とナイスアイテムだった。

ただ大きな欠点があって基本一回使いきりの消耗品なのだ。耳栓という物体の大半がそうなのだが、汚れが染み込む構造なのにウレタン製で水洗いに向かないという超欠点抱えている。

だが日常的に使うものを毎回捨てたらコストがヤバいということで、アルコールティッシュで拭いて数週間使っていたのだけれど、拭き取れるのは表面だけだから段々と汚物になっていく。良くはないなと思いつつ悶々としながら使っていた。

Loop Quiet は洗って何度でも使える耳栓

そこで新たに導入したのが「Loop」というベルギーのブランドが販売する「Loop Quiet(ループクワイエット)」である。

耳栓というよりもイヤホンみたいな形状をしているのが特徴だ。

その魅力は何といっても水洗いして何度でも使えることにある。

水が浸み込むと劣化してしまうウレタンフォーム製と違って、素材がシリコンだからサッと水洗い出来て清潔な状態を保てるのだ。これで汚物を日々耳に入れる生活からオサラバ。

静音性も使い切り耳栓に迫る

遮音性も良好。俺のもともと使用していた「モルデックス メテオミニ」の遮音性が「28db」、Loop Quiet は「25dB」。スペック上だと劣るので心配していたのだけれど、意外とほぼ変わらない印象だ。

画像中央「メテオミニ(28db)」より若干高音の遮断が若干劣り、画像右「モルデックスカモプラグ(33db)」より全体的にチョイ下ぐらいの印象なのでカタログスペックに偽りはなさそう。

音を鳴らしていないカナル型イヤホンに毛が生えた程度というのも覚悟していたから、普通に遮音性が高くて驚いた。目覚まし時計とか必要な音は聞こえて、俺の消したい騒音は完全に消え完璧。

※ 耳栓を使用したことない人へ補足:耳栓という物体で完全な静穏空間を作ることは出来ない。耳を指で塞いだ状態の少し上というくらいなので、過度な期待はしないように。

見た目が良く、睡眠にも使える

耳から飛び出さない形状だから寝転がっても違和感が少なく、俺は初日から何の問題もなく爆睡出来た(元から耳栓使用者であったのもある)。ちなみに音を拾わないことは、質の良い睡眠に繋がるとかなんとか。

見た目も普通の耳栓に比べてイイ感じだと思う。ループ部分を取手に出来るから普通の耳栓より着脱もしやすいところもナイスだ。

イヤホンのようにサイズ調整可能

イヤホンのようにイヤーピース着脱式なのでサイズの心配は不要。4つのサイズのイヤーピースが付いてきて耳のサイズに合わせることが出来る。

俺は雑に遮音できればいい時には圧迫感の少ないSサイズ、シッカリ遮音したい時にはMサイズと使い分けている。これも通常の耳栓では出来ない魅力だろう。

またノズル形が合っていればイヤホンのイヤーピースを流用出来るのも嬉しい。

外出や旅行に便利なケース付き

外出や旅行で嬉しいケース付。

耳栓本体がギリギリ入る最低限のコンパクトサイズにまとまっていて使い勝手良好だ。

最高の使用感で満足…ただ値段が少々張る

集合住宅の喧騒を見事かき消してくれるし、水洗い出来て何度も使える耳栓ということで満足度は高い。モルデックスメテオミニに変わり毎日大活躍してもらっている。「ループクワイエット」は俺の理想を完璧に叶えてくれた。満足。

さて通常ならここで終わりにするのだが、この商品を見たとき多くの人が思うだろう「値段が高い!」と…。イヤホン型のシリコン樹脂にしては値段高っけぇのよコレ。定価が2,790円(2024年2月)。マジで?この小さいシリコン塊が?って感じじゃない?

この商品の存在には2年前ぐらいには気が付いていたのだけれど、完全に値段で尻込みして買うのを見送っていたりする(モルデックス耳栓の在庫が大量だったのもある)。

値段の安い偽物が多数存在する

そしてamazonでLoop耳栓と検索すると、本家の下に外観ソックリないわゆる「偽物」「パチモン」「コピー品」の類が大量に出てくるのだけれど、それとなんか違いあるのか?という疑問が沸くでしょう?

というわけで、続いて検証してみよう。

中華パチモンと比較してみた

有象無象のパチモンから選んだのが上の商品。
『Link Dream【2023モデル】耳栓 睡眠用 静かさ 安眠 遮音値28dB 耳痛くない シリコン製 3セット (S・M・Lサイズ) 聴覚過敏の緩和』

本家よりスペックが僅かに上な「28db」表記なあたりセコイし、2023年モデルってなんだよ毎年更新してんの?って感じだが、モノは試しということで買ってみた。画像では作りがまともに見えたし、何より俺が買ったときはセールで安かった。

付属品はまあまあ

付属品は、本体、イヤーピース(S、M、L)、収納ケース、ストラップ。イヤーピースが一つLoopより少ないが、ケースに取り付けるストラップが付属しているといった感じ。

ケースサイズはイヤーピースが入る構造なので結構大きめ。それと蓋も引っ掛かりの爪がない構造だからバッグの中に入れると勝手に開いてしまう。微妙。

これはLoopの方が完全に上手。イヤーピースなんて持ち運ばないし、蓋が開いてしまうのはアカン。

見た目は、ほぼ丸パクリ

見た目は、ほぼ丸パクリ。ループの形状がやや楕円になっているのは、コピー品ではないと言い張るためワザとだろうか?

Loopは継ぎ目なしの一体形成であるのに対し、中華品は2つのパーツを貼合わせているため継ぎ目がある。amazonの商品サンプル画像には付いてないのにね。クソだね。

そこに耳垢がやや溜まりやすいのは欠点ではある。ただどうせ水で洗い流すので無問題でもある。

肝心の使用感は…

肝心の使用感に関しては、本家と違いが感じられないというのが正直なところ。遮音性も違いが感じられないし、耳痛くない。

付け比べるとループの感触的にどちらが本家か偽物か見なくても何となく分かるんだけれど、だからといってどちらが悪いとかそういう訳ではない。

正直使い心地に違いは感じられなかった

というわけで中華品パチモンと実用上の違いは感じられない。

安かろう悪かろうのイメージな中華品だし、実際その通りということも多いんだけれど、まぁ流石にこのくらいのモノは作れるわな。安く済ませたい、試してみたいというなら偽物でOK。

だが個人的にはオリジナルを押したい

ただこの誰かが当たり前に閃きそうで閃かなかった革新的なアイデアを形にして世に送り出したオリジナルに対し敬意を払うのもアリなんじゃないかなとも思う。

偽物じゃなくて本家を使った方が、何となく気分もアガるだろう?違いは感じられない言ったけれど、偽物より感触が心地いい気がするし、遮音性も高い気がしてきた。ウン!そういうことにしよう。

値段の差もそこまで大きくないから懐に余裕があったら是非Loopを選んで欲しい。

思い切ってループを買ってしまうのが個人的にはオススメ。

Loopの真骨頂は上記商品のような特定音域を抑える耳栓にある。

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